【ザ・使い込んでる部】#36 ルアーフィッシング熱を再燃させたDAIWAの「リール」


使い続けるには理由がある。愛し続けられるのには想いがある。そんな趣味にまつわるこだわりの“私物”を紹介する「ザ・使い込んでる部」。

 

今回ご登場いただくのは、デザイン会社でプロデューサーとして働く平林祐一さん。社会人になってからハマったというエリアフィッシング(管理釣り場)で愛用中のリールをご紹介いただきます。



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何歳だったかの記憶もないくらい幼い頃から、父親に連れられて近所の川や沼に釣りに行っていました。自然豊かな群馬で育ったこともあり、学校帰りや休みとなれば友人やいとことよく沼に釣りに行ったものです。当時は、延べ竿を垂らしてクチボソやフナを釣ってよろこんでいましたね。純粋に“竿を垂らして釣る”行為が楽しかったんだと思います。



独身時代はいまよりどっぷりと釣りにハマっていたという平林さん

独身時代はいまよりどっぷりと釣りにハマっていたという平林さん

 出典  Funmee!!編集部


中学のとき、父親がレジャーを兼ねて赤城山のふもとにある赤城大沼に連れて行ってくました。もちろん、みんなで釣りを楽しんでいましたが、近くで釣っていた男性が80cm近いコイを釣り上げたんです。リールを使って大きな魚を釣る姿を目の当たりにして、「リールを使うとあんなに大きな魚が釣れるんだ!」とリールを使った釣りに開眼した瞬間でした。そこから本を買いまくり、釣りを研究する日々がはじまりました。




高校から大学時代はサッカーに没頭していて……、社会人になりたての頃は仕事の付き合いがあって……、釣りから離れた生活を送っていました。でも、心の奥底には「釣りがしたい」という欲求が、ずーっとありました。

 

そんなときに、地元の友人が群馬でエリアフィッシングをやっていると聞き、帰省ついでに行ってみたんです。



エリアフィッシングには、月に1〜2回通っています

エリアフィッシングには、月に1〜2回通っています

 提供  平林祐一さん


スプーンという小さくて薄い金属のルアーとリールを使ってニジマスを釣るのですが、思ったより簡単に釣れて久しぶりに釣りの楽しさに触れました。



エリアフィッシングで使っているスプーン

エリアフィッシングで使っているスプーン

 出典  Funmee!!編集部


そして東京に戻り、エリアフィッシングができる場所を探して行ってみたら、これがまったく釣れなくて……。でも、両隣の人はガンガン釣れている。この「なぜ?」の気持ちが、眠っていた釣り心に再び火をつけたんです(笑)。



 

最近は、DAIWA(手前)とSHIMANO(奥)のリール数台を使用するルアーにあわせて使い分けています

最近は、DAIWA(手前)とSHIMANO(奥)のリール数台を使用するルアーにあわせて使い分けています

 出典  Funmee!!編集部


僕が楽しんでいる釣りはエリアフィッシングでの“巻きの釣り”。魚がいるタナ(水の層)を狙ってスプーンを落とし、一定のスピードで巻く必要があります。これを繰り返し、魚がたくさんいるタナを見つけ出し、魚の大きさよりも数を多く釣ることに楽しみを見出す人が多い釣りです。

 

小さなスプーン(ルアー)を狙ったタナをキープし続けながら巻くためには、リール本体の性能はもちろん、巻き心地が重要だと思っています。その巻き心地が自分にとってもっとも合っているリールが、「DAIWA 05イグジスト スティーズカスタム2004」です。



 

一定のスピードで巻けるように巻く練習も大事

一定のスピードで巻けるように巻く練習も大事

 出典  Funmee!!編集部


このリールは、2005年に販売開始されたもので、いまは市場に出回っていません。オークションなどで手に入れることになりますが、当時の販売額より高額で何年経っても値が落ちないほど人気があります。

 

エリアフィッシングの仲間が使っているのを見たのがきっかけですが、まずは見た目のかっこよさに惚れました。マットなメタリック感、シックな黒のカラーリングが気に入りました。男っぽさにプラスして、自分が使っている釣り糸(フロロライン=フロロカーボンを使用した糸)専用リールだったので即決でした。



使用後にオイルをさすなど道具のケアも怠らない

使用後にオイルをさすなど道具のケアも怠らない

 出典  Funmee!!編集部


リールはだいたい数年でモデルチェンジしますが、最新モデルにはないよさが古いモデルにはありまして。この「05イグジスト スティーズカスタム2004」を愛用する理由は、まさにそこなんです。この当時のイグジストは、最新のモデルに比べると巻きが軽く、ルアーとの一体感がハンパない。大げさに言えば、ルアーを追う魚の気配をラインとリールを通して感じられるんです。

 

これが最新モデルになると防水加工されていたり、リール自体にパワーがあるので少ない力で巻き上げられたりして、これらは本来メリットではあるのですが、僕が求めるエリアフィッシングのスタイルにはメリットにならないことが多いと感じています。

 

釣り熱を再燃させてくれたエリアフィッシングに適したリールとして手に入れた「05イグジスト スティーズカスタム2004」は思い出深く、使わなくなっても手放すことはないと思います。



釣り仲間と作ったチーム名は、Battle Junkies。ワッペンやステッカーを作って楽しんでいる

釣り仲間と作ったチーム名は、Battle Junkies。ワッペンやステッカーを作って楽しんでいる

 出典  Funmee!!編集部


釣りの醍醐味は、「魚が見えないからおもしろい!」ことでしょうか。狙うものが見えないからこそ、釣る側はいろいろ考えてトライしないといけません。魚ってなにを考えてるのかなあ? なんて、魚の気持ちを想像するのも僕にとっては楽しい時間です。


僕は、どんな釣りにおいても天気や風などコンディションを見ながら仮設を立てて狙うことが好きです。キャストとリトリーブを繰り返し、タナを探っていき自分の仮説が当たって魚が釣れたときのよろこびは、言葉になりません。

 

この感覚を味わいたくて、また通っちゃうんですよね(笑)



ダイワ「18イグジスト LT2500-XH」

平林さんが使うリールの現行機。軽量性と耐久性を両立させるモノコックボディを持ちます。

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■プロフィール

平林祐一さん 

 

群馬県出身。東京は代々木にあるグラフィックやエディトリアル、webなどのデザイン会社「merkmal(メルクマール)」に勤務。プロデューサーとして企画立案やプレゼン、制作窓口、進行管理などを担当している。

 

 

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文:山田裕子(Yuko Yamada)

写真:斉藤純平(Jumpei Saito)



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Funmee!!編集部

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