#13 いすゞ ベレット1800GT(邂逅編)
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【ヘンアイ国産自動車の会】︎

#13 いすゞ ベレット1800GT(邂逅編)


最近は路上で見かける機会も少なくなった、でも鮮烈に記憶に残る、少し変わった日本発のクルマたち。そんなクルマとの毎日を楽しんでいるオーナーさんに愛車の魅力を語ってもらう「ヘンアイ国産自動車の会」。今回は、いすゞが生産していた小型乗用車のホットモデル、ベレットGTに乗る北浦正隆さんを紹介します。



ヒトメボレしたその日にオーナーに


神奈川県在住の北浦さんが乗るのは、ブラックマスクと呼ばれる後期仕様の「’73年式いすゞ ベレット1800GT」です。年輩の方々には『ベレG』の愛称で親しまれたベレットGTは、4ドアセダンのベレットをベースに2ドアクーペのコンパクトで美しいボディを持つホットモデルです。

 

「昔からバイクが好きで、その日もバイクの映像を検索して動画サイトを見てたんですが、たまたま愛車を紹介している動画でベレットとISUZU SPORTSを紹介してたんです。その時見たベレットがすごいかっこよくて、急に気になっちゃって。で、ISUZU SPORTSを調べてみたら、たまたまその日の仕事がお店のすぐそばだったので、立ち寄ってみたんです。そこで、このクルマと出会ったんです」



若くして旧車オーナーとなった北浦さん
 出典  Funmee!!編集部
若くして旧車オーナーとなった北浦さん


お店で対応してくれたのは、日産・スカイラインのオーナーとして本サイトでも紹介したISUZU SPORTSの岡根社長でした。突然の訪問にもかかわらず、話は盛り上がり……。


「社長に『座ってみなよ』といわれて運転席に座らせてもらったんです。そうしたら、運転席から見えるダッシュや窓越しの外の景色、それからエンジンの音に『ビビッ!』と来ちゃって。その場で『これ買います!』って(笑)」

 

こうして旧車好きというわけでもなく、決してメカが得意なわけでもない24歳の北浦さんは、たった1日で『ベレG』のオーナーに。それは今から1年ちょっと前、’16年末のことでした。購入時にノーマルのスティールホイールを当時の定番だったイタリア製のクロモドラアルミに交換したほかは、基本的にオリジナルのスタイルを崩していません。



購入時に装着してもらったクロモドラCD50アルミホイール
 出典  Funmee!!編集部
購入時に装着してもらったクロモドラCD50アルミホイール

サーフィンのアシとしても活躍中!

軽快な排気音を奏でる北浦さんのベレGは、調子も良さそうです
 出典  Funmee!!編集部
軽快な排気音を奏でる北浦さんのベレGは、調子も良さそうです


北浦さんが所有するのは、このクルマ1台のみ。だからどこに行くのにもベレGが移動のアシとして活躍しているそうです。それは毎週湘南の海に行くサーフィンの際も例外ではありません。

 

「クーラーはないですけど、特に不具合もないし、この車でどこでも行きます。サーフィンも助手席を目一杯リクライニングさせると、ボードがなんとか入るので、これで行ってます」とのこと。さすがにサビが怖いので、帰って来たら、ボディはしっかりと塩分を拭き取っているそうです。

 

旧車だからと物怖じせずに普通にクルマとして扱う北浦さん。実はどんなマニアよりも古いクルマを楽しんでいるのかもしれませんね。



1960年代の日本車を代表する車・べレットの簡単に組み立てられるプラモデルです。


■プロフィール

北浦正隆さん

神奈川県在住。18歳で免許をとって、実家のクルマは運転したものの、自分の意思で買った初めてのクルマが、ヒトメボレで買ったベレGというかなりのツワモノ。バイクやサーフィンも好きという25歳。

 

 

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文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)

取材協力:ISUZU SPORTS



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2018年4月12日
Funmee!!編集部
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