【完全保存版】 自由な旅に出る準備はオーケー? 自転車キャンプツーリングマニュアル

河川敷でのキャンプは土地所有者の許可が必要な場合がありますので、あらかじめご確認ください。また、突然の増水などによる危険がともなう可能性がありますので、十分に注意した上でお楽しみください。
(追記 2017/4/7 14:16)


自転車は、とても便利な乗り物です。

通勤や通学、買い物など日常的に使っている人も多いと思いますが、旅の道具としても優秀! 自転車にテントやシュラフを積んで出かければ、気持ちいい自然の中でキャンプを楽しめます。

キャンプツーリングで、日本一周や世界一周をしてしまう強者もいるくらい。かくいう私も、旅の道具として自転車の魅力を知ってから、国内外をあちらこちら旅してまわりました。

今回は自転車キャンプツーリングで大切な4つのポイントをご紹介いたします。

1.自転車で1日に走れる距離って?

 出典  Funmee!!編集部


自転車のスピードは、車種によって違いはありますが、だいたい時速15〜25km。このスピード感が、実はとても心地よくて、車のスピードでは目に入ってこないであろう道端の草花が見られたり、頬に触れる風に季節を感じたりできます。

1日自転車を走らせるとだいたい60〜80kmくらいは走れます。サイクリングに慣れた人なら100km。地図を広げて見てください。結構遠くまで行けるものですよ。

2.キャンプツーリングに適した自転車


一口に自転車といっても、いわゆるママチャリといわれるシティサイクルから、ドロップハンドルが特徴でとにかくスピードが出るロードバイクまでいろいろな種類がありますよね。

基本的には、キャンプに必要な道具を持ち運べれば、どんな自転車でもキャンプツーリングは楽しめますが、ツーリング用の自転車ならより快適!

その特徴は、積載性の高さと長い距離を快適に走れる設計です。たくさんの荷物を積むので、フレームも頑丈にできています。また、鉄道などに載せて運びやすいように素早く分解できて小さくなるのもいいところ!

 出典  Funmee!!編集部


写真はスポルティーフと言われる種類のツーリングバイクです。

ツーリングバイクとしては、比較的細くて大きなタイヤをはいているので舗装路を快走できます。フロントとリアにはキャリアを取り付けて、バッグを掛けられるので積載性も抜群です(※写真ではフロントキャリアはついていません)。

3.道具は軽くて収納性に優れたものを

 出典  Funmee!!編集部

自転車は、車のようにたくさんの荷物は積めません。キャンプ道具は厳選しましょう。


軽くて収納性に優れた道具を選び、なるべく荷物を少なくするのが快適なツーリングのコツです。

基本的には以下のような道具があれば大丈夫。


マット、輪行バッグ、タープ、テント、シュラフ、シュラフカバー、バーナー、水筒、コッヘル、パンク修理キットなどのメンテナンス用品、ヘッドライト、サングラス。


このほかに洗面用具、ウエア類、食料などが加わります。


 出典  Funmee!!編集部


私の場合、これらの道具は1泊2日のキャンプツーリングでも、数週間から数カ月におよぶ長い旅でもほとんど変わりません!!!

パッキングすると写真のようなスタイルです。とてもコンパクトでしょ。でも、これだけの荷物で夏のアラスカを1カ月ほど旅したこともあります。

ロングツーリングの場合は、上記のアイテムに加えて持っていくウエアは吸湿速乾性に優れた素材を意識しましょう。

ジャケットは透湿防水性能があり、レインウエアを兼ねるもの。シューズはペダルを回しやすく、キャンプサイトでのアウトドア活動にも向くものがよいです。

4.快適な走りを妨げないパッキングのコツ

 出典  Funmee!!編集部


自転車に荷物を積むには専用のパニアバッグが便利です。

フロントとリアのキャリアにワンタッチで取り付けられ、容量は1つ30~40L。最大4つのバッグをつけられますから、自転車とはいえかなりの荷物を持てます。

パッキングのコツは重いものを下の方に入れ、なるべく隙間をつくらないように詰め込むこと。重心を低くすることで、安定した走行ができます。

また、左右のバッグはほぼ同じ重さになるようにしてください。

 出典  Funmee!!編集部


カメラや地図などは、ハンドルの前につけられるフロントバッグに入れておけば、必要なときにすぐに取り出せます。

日本は1年の約3分の1が雨の日だといわれますから、バッグは防水性が高いと安心です。カバーを付けて雨を防ぐこともできますが、必ず隙間から雨は入ってきます。

着替えやシュラフが濡れてしまうとキャンプどころではありません。荷物の雨対策は万全にしてください。

5.目的地到着の目安は午後3時

 出典  Funmee!!編集部


キャンプツーリングは自宅からスタートしてもいいし、ツーリングに適した場所まで鉄道などを利用して行く方法もあります。

1日の走行距離は、午前中2時間、午後2時間走ったとして、60㎞くらいを目安にすると無理がありません。なるべく車の交通量が少ない風光明媚な道を選んで走りたいですね。

目的地には午後3時までに到着できるように計画を立てましょう。余裕をもつことで、パンクなどのトラブルがあったときも落ち着いて対応できます。

まとめ:自転車でのキャンプツーリングは自由な旅!

 出典  Funmee!!編集部


キャンプ地は、キャンプ場なら便利で快適ですが、私は自然の中で野宿する方が、自由度が高くて好きです。

特に河原や湖畔は開けている場所が多く、焚き火もやりやすいので気持ちのいいキャンプが楽しめます。もちろん増水などの危険がないことが前提ですよ。

加えて、近くに温泉があればいうことなし!

 出典  Funmee!!編集部


我が家から50kmほど離れたところに茨城県と栃木県をまたいで流れる那珂川があります。その川の周辺は、ちょっとキャンプツーリングに行くのにとてもいいスポットです。


景色は田舎の田園風景。空がとても広くて、休日の河原では釣りをしたり、バーベキューをしたり、水遊びをしたりしている人をちらほらと見かけます。開放感があって、自由な気分を満喫できる場所なんです。


車で行くキャンプは目的地に着いてからが楽しみですが、自転車で行くキャンプツーリングではペダルを回し始めた瞬間から、気持ちが昂ります。


“自由な旅”それこそがキャンプツーリングの魅力なんだと思います。




撮影:澤田聖司

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Funmee!!ライター
和田義弥

フリーライター。これまで延べ3年3カ月をかけてオートバイで世界一周したほか、自転車ではアラスカ、フィリピンを野宿ツーリング。現在は、茨城県筑波山麓の古い民家で田舎暮らし。できることは何でも手づくりの生活を実践中。
http://www.wadayoshi.com/

フリーライター。これまで延べ3年3カ月をかけてオートバイで世界一周したほか、自転車ではアラスカ、フィリピンを野宿ツーリング。現在は、茨城県筑波山麓の古い民家で田舎暮らし。できることは何でも手づくりの生活を実践中。
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