【基礎知識から選び方まで】コーヒー豆を知れば美味しいコーヒーがわかる!
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【基礎知識から選び方まで】コーヒー豆を知れば美味しいコーヒーがわかる!

美味しいコーヒー豆を探すコツ

好きなコーヒー豆を探すために大切なポイント!コーヒーの美味しさの「要素」をご存知ですか?


コーヒーの味には口元に近づけたときの「香り」、口に入ったときの「苦味」「酸味」、後味の「コク」「キレ」の5つの要素があり、これらのバランスが、豆の種類・使う器具・淹れ方によっていかようにも変化します。つまり、美味しいコーヒーは、味のバランスが自分好みにピッタリはまっているということ。


器具にも淹れ方にも数え切れないほどの選択肢がありますが、まずこだわるべきは豆! 豆こそがコーヒーの味そのものの基盤となるのだから、豆の特徴と種類を知らないことには美味しいコーヒーは始まりません!



 出典  Funmee!!編集部

コーヒー豆の基礎知識 〜豆の種類と生産地を知る〜

●コーヒー豆は2種類しかない!

世界中には数百種類のコーヒーが栽培されていますが、元をたどれば2種類のみ。

300〜800mの比較的標高の低い土地で栽培され、強い苦味と渋みが特徴の「ロブスタ種」と、1000〜2000mの高地で育てられ、花のような甘い香りと強い酸味が特徴の「アラビカ種」。


ロブスタ種は病気や虫に強く大量生産に向いていることから、比較的安価で缶コーヒーやインスタントコーヒーに多く使われています。一方アラビカ種は、栽培に手がかかるものの、その香り高さとフレーバーのバリエーションの広さから人々に愛され、現在も生産量全体の6割ほどを占めています。


日本でも人気の「キリマンジャロ」や「ブルーマウンテン」もアラビカ種です!


アラビカ種の代表品種の味と特徴を知れば、コーヒーへの理解がグッと深まります。品種の特徴をより詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!



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●コーヒー豆生産国1位はダントツでブラジル!

ICO(国際コーヒー機関)によると、少なくともここ数年、世界で飲まれているコーヒー豆の3割はブラジル産。コーヒー豆の元となるコーヒーノキは熱帯地方の雨期と乾期、もしくは昼夜の気温差が激しい土地で育ちます。そのためコーヒー豆は基本的に、赤道近くの”コーヒーベルト”と呼ばれる地域で多く生産されています。

 出典  ICO

●コーヒー豆が美味しいコーヒーになるまで

コーヒーノキに実った、いわゆるコーヒーチェリーが収穫されると、洗って実と種を分ける精製という作業を行います。そして乾燥を経て、コーヒー豆にできるもののみが選別され、流通します。名前は収穫された土地に由来しているそうですよ!


生のコーヒー豆を購入したらまず焙煎機へ。お好みの加減でローストしたら、飲む直前に抽出器具に合わせて豆を挽きます。最後に丁寧に抽出して、美味しいコーヒーの出来上がり!

 
いいコーヒー豆を選んだら、ドリップにもこだわりたい。人気動画「ハンドドリップの基本」はこちら

どこで買う?何を買う? コーヒー豆選びは「店」「種類」「焙煎」の3ステップ


コーヒー豆の種類や自分の好みを味が決まったら、豆を手に入れましょう。自宅でドリップする際の器具に合う豆を念頭に探してみてください。



行きつけの「コーヒー専門店」で豆を選ぶ

コーヒー豆はネットショップや最寄りのスーパーにも売っていますが、コーヒー専門店で買うのが断然オススメ!

専門店なら美味しいコーヒーが飲めるだけでなく、こだわりのコーヒー豆を取り扱っているところがほとんど。何より、コーヒー豆の生命線ともいえる保存状態も安心です。


初心者はコーヒーのプロであるスタッフに好みの味や相談すれば、オススメの豆を教えてくれるだけでなく、自宅でも美味しくドリップできるように器具に合わせて粉に挽いてくれたり、正しいドリップ方法を教えてくれるでしょう。

 
銀座の人気店BONGEN COFEEも豆が買える専門店。お店の味を自宅でも近づけられるとあって、豆や粉、さらにお手軽なドリップパックも人気です。

ストレート/ ブレンド / シングルオリジンetc...種類でコーヒー豆を選ぶ

もっと幅広いコーヒーを楽しみたい方は、コーヒー豆のバリエーションの中から、好きな味に近い個性を持つを豆を探す方法がおすすめです。


その際のキーワードが「ストレート」「ブレンド」そして近年話題の「シングルオリジン」です。


●ストレートコーヒーとは

ストレートとは1種類のコーヒー豆のみを使ったコーヒーのこと。「キリマンジャロ」というように豆の名前がつけられています。お米に例えると「コシヒカリ」や「あきたこまち」。豆の品種を楽しむ選び方と言えるでしょう。単品種ではあるものの、細かな産地や生産年までは指定されていないので、手頃な価格のものも多いのも特徴です。


●ブレンドコーヒーとは

ブレンドコーヒーとは複数の品種のコーヒー豆を組み合わせ、狙った味に仕上げたもの。ブレンドする豆の種類や割合によって無限の組み合わせが実現し、より幅広い味を表現できるのが特徴です。また、「キリマンジャロブレンド」など品種名を掲げたブレンドコーヒーは、その品種が30%以上配合されていることを表しています。


農産物としてどうしても品質や価格にばらつきが出てしまうコーヒーを、安定した味と価格に仕上げられるのもブレンドの側面です。



●シングルオリジンコーヒーとは

最近よく聞かれるシングルオリジンコーヒー。ストレートより狭い範囲、作り手によるコーヒーの個性の違いを楽しめるコーヒーを指します。ストレートよりも強い個性を楽しめるのと同時に、土地のオリジナリティや作り手の哲学も感じられます。その楽しみ方はワインに近いと言えるでしょう。





 
コーヒー豆本来の油分も抽出され、豆本来の味をダイレクトに味わえるのがメッシュフィルター。淹れ方のコツはこちら!

焙煎にもこだわるのがコーヒー通!

コーヒー豆の選び方の究極は、好みの豆を見極め、好みの焙煎度合いを組み合わせて豆を仕上げる方法。自宅でコーヒーを焙煎するのはなかなか大変ですが、自家焙煎の店で生豆を買うと、すぐ店内の焙煎機にかけてくれます。


焙煎は大きく分けて8段階。豆の特徴と味の好みに合わせて指定することができます。焙煎は「ライトローストから「ミディアムロースト」「フレンチロースト」などと呼ばれ、焙煎時間が長ければ長いほど苦味が増え、逆に短ければ短いほど酸味が強い仕上がりになります。


焙煎度に合わせた色の目安。焙煎に時間をかけるとどんどん色が濃くなる
 出典  Funmee!!編集部
焙煎度に合わせた色の目安。焙煎に時間をかけるとどんどん色が濃くなる


上級者になるとカセットコンロで自家焙煎してしまうなんて方法も……! このスキルはアウトドアでも大活躍します!



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「豆」か「粉」か。どっちを買うのが正しいのかモンダイ

●何杯分も買うならコーヒー豆がオススメ!

豆で買って都度挽くか、粉で買って手軽に飲むか。コーヒーを買うときにぶち当たる「粉か豆かモンダイ」。両者はそんなに違うのでしょうか?


コーヒーは豆の鮮度が高いほど美味しいもの。焙煎したり挽いたりすることで空気に触れ、酸化することで急速に香りも風味も落ちていってしまうんです。


粉で買っていい目安は1週間。1週間で飲みきれる分だけ買うのならコーヒー粉でも大丈夫。しかし、大量に飲む、まとめて買う、という場合は焙煎された豆が断然オススメ! 正しく保存すれば、コーヒー豆なら1ヶ月程度は香りも美味しさもキープされます。



 
一杯だけの粉といえばワンパックコーヒー! 気になるフレーバーをお試しできる手軽さが魅力です。パックがちょっと膨らんでるパックは新鮮の目安です!

●豆を挽くのは飲む直前!

コーヒー豆を買ったならば、酸化しないよう、粉に挽くするのは飲む直前がマストです。粒の大きさは粗挽き〜極細挽きの4段階。抽出する道具や、飲みたい味に合わせてミルで調節しましょう。




 
粉粒の大きさの目安と、仕上がるコーヒーの特徴は動画をチェック!

豆を挽く家庭用コーヒーミルは、昔ながらの手回し、ミキサーのような電動プロペラ式、石臼のような電動フラット式の3種類。それぞれに長所・短所がありますが、手動の方が挽く際に発する熱が少なく、香りが飛びづらいと言われています。

 
手動ミルは、電動に比べて時間はかかりますが、五感を使ってコーヒーを十二分に味わえるという魅力があります

コーヒー豆に湿気は大敵! 正しい保存方法で新鮮さをキープ

コーヒーは豆であれ粉であれお店で購入したあと、封を開けたら密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。賞味期限は豆が1ヶ月、粉が1週間。期限内に飲みきれる豆の量を買う、挽くが鉄則です。



 
風味が格段に変わるコーヒーの保存。プロのノウハウを動画でチェックしましょう!

どうしても長期保存が必要な場合は、空気に触れないようにして冷凍庫に入れましょう。こうすることでコーヒー豆は2ヶ月、コーヒー粉でも2〜3週間は美味しく楽しめます。

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編集・文:Funmee!!編集部

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2019年3月7日
Funmee!!編集部
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