【ワタシ、‟ボートライフ” 始めます!】#01 クニイリツコ、ボート免許を取ります。


憧れてはいたけれど、遠い日の花火みたいな趣味と思っていた“ボート”という趣味に、イイ歳になった!? 元祖アクティブ女子が、挑戦します。

 

「ボートで遊ぶ」は、オカネモチの楽しみのようなものではなく、もっともっとカジュアルな体験になっていました。

 

4回連載で展開するをボートライフ入門。その成長ぶりを見守って下さい。第1回は、ボートに乗るにも免許がなけりゃ! ということで免許習得編であります。



彼女が今回の主人公、クニイリツコ。経歴は記事の最後をご覧いただくとして、華奢な姿にたがわず、ウン十年前よりオートバイ乗りの憧れとして、いろんな媒体でバイク旅をしてきた猛者。そして今回、念願のボートを趣味にすべく、この連載に飛びつきました(笑)

 出典  Funmee!!編集部

ボート免許って、ネットで勉強できるんだ!


20代前半のころ、二輪と船どっちの免許を取るか迷った。でもワタシの家は東京。現実的に玄関を出てスグ楽しめるオートバイを選んだ。

 

先日、Funmee!! 編集部から「クニイさん、船舶に興味ある?」と声が掛かる。まさか40代でチャンスが巡るとは。でも気になるのはやっぱり維持費。免許を取っても乗れなきゃ意味ないし。

 

え、その考え方は古い!? いまはクルマやオフィスやブランド服だってシェアする時代。ボートにも当然その制度があるとか。ヤマハの「Sea-Style/シースタイル」というクラブに入れば、常に新モデルが借りられるらしい。しかも月会費は3,240円!


レンタル料も、たとえば6人乗りのコンパクトタイプのクルーザーなら、休みの日に6時間借りて2万円でお釣りがくる。しかもレンタルできる場所は全国140カ所って、急に船がワタシに近づいてきた。

 

けれど免許は? 国家資格よねぇ。振り返ればクルマやオートバイの免許取得だって大変だった覚えが……。電話の向こうで編集部員が笑っている。彼いわく「時代はだいぶ変わった」そうで、ヤマハボート免許教室が提供する「スマ免」なら、PCやタブレットで学科講習が受講できる、とな。



ボート免許(小型船舶操縦士2級)には、さまざまなコースがあるけれど、いま注目されているのが「スマ免コース」。学科講習をオンラインで学ぶことができます。いやぁ時代ですなぁ

 出典  Funmee!!編集部


実際ワタシもネイルサロンにiPadを持参、施術中に講習を進めていた。就寝前ベッドに入ってからはスマホでその日の勉強をオサライ。1週間で船や海の知識が頭に入った。

 

学科はなんとかなりそう。残る不安は実技だ。でも、ワタシが申し込んだ2級免許スマ免レギュラーコースでは、試験日の約1週間以内に実技講習が受講できる。今回の会場は東京と千葉の間を流れる旧江戸川沿いにある「ニューポート江戸川」だった。試験と同じコースで練習できて心強い。

 

その実技講習では出航前点検やエンジンの始動、船と桟橋を繋ぐロープの扱いを、ひと通り習った。重要なのはハキハキ「声出し」。つい忘れがちな前後左右の「安全確認」と「指さし確認」。メリハリ付けるのが「合格のカナメ」と教官。最初は照れたが、途中から声を張った。こういうのはノッたもん勝ちなのだ、船だけに(笑)。



実技講習は……かなり楽しんでしまいました!

出航前の点検には、1)船体・操縦席の点検、2)エンジンの点検、3)法定備品の点検とあって、これは船体の浸水の有無を点検しているところ。今回講師を務めて下さったのは、ヤマハ免許教室のインストラクター・増田秀樹さん。国家試験を踏まえての的確なアドバイスを頂きました

 出典  Funmee!!編集部

船に乗れて、小躍りしてるんじゃありません! これは船体の安定状態の点検。ボートをわざと揺らして確認します

 出典  Funmee!!編集部

エンジンの点検も各所覚えていきます。クニイさんはハーレーダビッドソンを乗りこなすバイク乗りなので、エンジンってものには慣れていて、飲み込み早し

 出典  Funmee!!編集部

ハンドベアリングコンパスというものを使っての方位測定も覚えます。一度覚えれば、なんてことなし。これを持っただけで、何だか船乗りになった気分!?

 出典  Funmee!!編集部

さあ、出発! とはいきません。さらにエンジンの始動、暖機運転、停止の手順を教わります。クルマとは要領がちがうけれど、ハンドルとリモコンレバーだけの操作でオートマの乗り物感覚ですね

 出典  Funmee!!編集部

ボート操作を、一日使って教わります


その後、海へ。途中で教官に「運転して」と突然席を譲られた。こわごわリモコンレバーを奥に倒す。それはクルマで言うアクセル。違うのは手前に引くとバックすること。エンジンが唸りジワリ前進。低速だと船がフラついて焦ったけれど、タコメーターの回転数が上がると安定してくる。ワタシのテンションもわかりやすくアップ。座学より実技の方が楽しいに決まっている。



「前後左右ヨシ!」。とにかく大きな声での確認が大事。そして実際、周辺の安全確認がボート操作の基本と教わります

 出典  Funmee!!編集部

しばらくすると操船にも慣れてきました! 「スジがいいねぇ」と言われているところ。この人、ホメられて伸びるタイプです(笑)

 出典  Funmee!!編集部


東京ゲートブリッジ、スカイツリー、風の塔、ディズニーランドが見渡せる水域に着いた。教官から「次はシンデレラ城に向かって!」なんて指示を受けながら基本動作の「発進」、「変針」、「旋回」、「後進」を練習していく。

 

水面に浮かべたブイの間を連続旋回する「蛇行」は、二輪の教習項目「スラローム」より簡単だった。要救助者に見立てたブイに近づき拾い上げる「人命救助」、桟橋から出港する「離岸」など納得行くまで繰り返した。



ブイを海上の救助者に見立てて、人命救助する実技講習。安全にボートを近づけて、ピックアップしないといけません。国家試験の際も、これに失敗すると結構な減点に

 出典  Funmee!!編集部


難しいのは「着岸」。何度もやり直し四苦八苦していると、ボートをレンタルした釣り人や、おしゃれなグループが次々帰港。未来のジブンと彼らが重なった。



着岸したらボートフックで、船を岸に近づける。潮の流れも読まなくてはいけないし、着岸こそが初心者の最大の山場にして、国家試験でのキーポイントに

 出典  Funmee!!編集部

着岸後、すみやかに岸壁に上がって、係りゅう作業を。覚えるべきロープワークのひとつ、「まき結び」でロープを固定する

 出典  Funmee!!編集部

ロープワークの実技講習も。教科書にも図解されているけれど、やっぱり実際にやると、すんなり覚えられます。でも、本番試験の時はテンパって失敗したのは内緒です

 出典  Funmee!!編集部

講習なのに、ボートがさらに好きになりました!

今回の実技講習で使用したのが、こちらのヤマハのFR-23LS。全長7mほどで、3.2トンのプレジャーボート。8名まで乗ることができます

 出典  Funmee!!編集部

少しは“キャプテン”の顔になってきましたでしょうか?

 出典  Funmee!!編集部


ところでスマ免レギュラーコースは、9割超えの合格率とか。残りの数%に入らないといいな……などネガティブ思想は吹き飛ばして集中。そんな時間がちょっと新鮮。だって大人になると試験とか勉強とかの機会が激減する。それにしても我ながら頭が固く、物忘れの激しいこと。特に何種類かのロープワークを覚える項目は惨憺たるもの。トシ取ったなぁ……。



実技講習の数日後、おなじニューポート江戸川で国家試験(実技と筆記)を受けてきました! 荒天で海も荒れていて焦りました

 出典  Funmee!!編集部


国家試験当日は穏やかな練習日とは打って変わり荒天だった。結局試験は海に出ず、旧江戸川河口付近で行われたが、それだけで自然の厳しさを目の当たりに。あらためてボートって、自然と向き合う遊びなんだとも実感した。

 

さて試験はロープワークが上手くいかなかったり、相変わらず着岸の失敗もあったけれど、達成感の方が大きかった。合格発表は数日後。落ち着かない日々を過ごしつつ、ボートとどう遊ぼうかニヤニヤしている。合格したかどうかは……次回に続きます!




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これから3回にわたってボートで楽しむワタシを応援よろしくお願いします~!

 出典  Funmee!!編集部


■プロフィール

クニイリツコ/国井律子

 

ハーレーダビッドソン専門誌「クラブ・ハーレー」にて連載していた「お湯・酒・鉄馬 三拍子紀行」で評判に。そしてその連載を文庫本化した『アタシはバイクで旅に出る。』(エイ出版社)は3冊合計で20万部を売り、旅好き、バイク好きにはカリスマ的な存在になった。オートバイ以外にも旅やクルマ、サーフィン、アウトドアなどのエッセイを多数執筆するエッセイスト。公式ブログは「別冊リツコング」



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文:国井律子(Ritsuko Kunii)

写真:今井暖


スタイリスト: 中村祐三

アシスタント: 星野竜也


衣装協力:

<チャムス>チャムス 表参道店/ 03-6418-4834

<エル・エル・ビーン>エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター/ 0120-81-2200


撮影協力:

ニューポート江戸川 / http://www.newportmarine.co.jp/


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Funmee!!編集部

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