愛犬も、自分も楽しい!ワンコとの絆が深まる新アクティビティ、DOG SUPとは?


ワンコと一緒にボードに乗り、きらめく水面の上をぷかりぷかり。誰でも楽しめるスポーツとして話題のSUPを応用して、こんな遊び方もできちゃうんです。

 

荒川知詠子さんと愛犬なごんがDOG SUPに出会ったのは2年ほど前。もともと海が好きだったなごんはもちろん、荒川さん自身もすっかりハマってしまい、週末ごとに湘南の海に通ったり、全国各地のレースに参戦する日々を送っています。


そんな荒川さんにDOG SUPの魅力や楽しみ方を教えていただきました。




一緒に海へ出ると、散歩以上の一体感が味わえる!

 出典  Funmee!!編集部


―― 荒川さんがSUPと出会ったきっかけを教えてください。


きっかけをくれたのは、愛犬のなごんでした。なごんは昔からお出かけが好きで、泳ぐのも大好きだったので、「海で一緒に遊べたらいいな」と思っていたんですよね。そんな時、なごんのおやつを買いに行ったショップでDOG SUPの存在を知り、スクールがあるというので参加してみることにしたんです。それが今から2年前ですね。



―― それまでSUPの経験は一切なかったのですか?


はい、全然。SUPどころか10年間くらいまったく運動をしていない状態で(笑)。だから自分が海のスポーツをやることになるなんて、想像もしていませんでした。


でも、DOG SUPのスクールに参加したら最初からスムーズに漕ぐことができて、なごんもすごく楽しそうで。それまでは、なごんと海で遊ぶとなると、散歩したり泳いだり、おもちゃを投げて取ってくるくらいしかなかったんですけど、SUPなら私もなごんも一緒に楽しめて、より一体感が感じられる! って気づいたんです。



“海の上”という非日常の環境がお互いの刺激に

 出典  Funmee!!編集部


―― 荒川さんにとって、DOG SUPの魅力はどんなところですか?


毎日なごんと一緒にいられるだけでも幸せなんですけど、さらにSUPという非日常の要素が入ってくると、私にとってもなごんにとっても刺激になる気がするんです。なごんは海に出ると、水中の魚や空を飛ぶ鳥、うねりに乗って漂ってきた流木とかに興味を持ってじっと眺めているんですよね。


そういう反応を見ていると、「楽しんでくれているんだな」って思えてうれしくなります。レトリバーという犬名は「レトリーブ=回収する」という語源からきていて、もともと魚や水鳥を回収してくる犬だったので、泳ぎも得意だし特にSUPに向いているのかもしれませんね。

 


 出典  Funmee!!編集部


―― DOG SUPをするために、特別に用意している道具はありますか?


通常のSUPで使うボード、パドル、リーシュコードの他に用意しているのは、犬用のライフジャケットくらいですね。道具の選び方は犬種やワンちゃんの個性によっても変わってくるので、ショップなどで相談するといいと思います。


なごんの場合は、ライフジャケットを着せてリードはつけたままにしておき、何かあった時に引っ張れるようにしています。あと、ボードは万一のことを考えて、ぶつかってもリスクの少ないソフトボードを使っています。



なごんを連れて西へ東へ。DOG SUPのレースにも出場

 出典  Funmee!!編集部


―― DOG SUPをするのに適したコンディションやスポットはありますか?


湾になっていて波が穏やかな海とか、風が弱い日の湖とか、うねりや風の影響が少ない環境だとのんびり楽しめると思います。犬が一緒だと移動が大変なので、駐車場が近くにあるとベストですね。私は葉山に来ることが多いんですけど、沖にある小島を目印にして、いつもだいたい2.5kmくらいの距離をゆっくり漕いでいます。



 提供 Toshiaki Kurebayashi


―― なごんはクルマ移動を嫌がったりしないですか?


以前はクルマ酔いしていたんですけど、後部座席に専用ベッドを作ってあげたら大丈夫になりました。DOG SUPのレースにも出ることがあるので、遠出も結構しているんですよ。山中湖や浜名湖にも一緒に行きましたし。なごんは人が好きだから、レース会場で人と知り合うのが楽しいみたい。そしてレースに出ると、なぜか誇らしげな顔をするんですよ。体重が27kgもあるので、乗せて漕いでいる私は重くて結構大変なんですけど……(笑)。

 


なごんのおかげでライフスタイル全体がヘルシーに!

 出典  Funmee!!編集部


―― 荒川さんとなごんは強い信頼関係があって、海でも陸でも本当にいいコンビですね。


私にとってなごんの存在は本当に大きいので、長生きしてほしいと願っています。この子は遺伝的に心臓が少し弱いから、改善につながればと思って2年前からドッグフィトセラピー(植物療法)の教室に通い、ハーブの勉強も始めたんです。なごんの体調や季節に合わせてハーブを選び、ミルで砕いてごはんに混ぜているんですけど、体調や毛艶がよくなったのを実感しています。食用だけでなく、ハーブティーを含ませたタオルで身体を拭いたり、肉球をケアするクリームを作ったりもできるんですよ。



 出典  Funmee!!編集部


―― なごんはSUPだけでなく、ハーブと出会うきっかけもくれたんですね。


そうなんです。私自身も暮らしにハーブを取り入れるようになって、すごく健康的になったような気がしています。身体のメカニズムや季節に合ったお手入れを考えることで、日常が丁寧にもなりますし。なごんのおかげでSUPやハーブに出会えて、ヘルシーで充実した毎日を過ごすことができているので、感謝しなくちゃいけないですね(笑)。



※水を恐れる愛犬もいますので、ご自身の責任で行ってください。また、本記事はDOG SUPの安全性を保障するものではありません。


■プロフィール

荒川知詠子さん

横浜市在住。2015年にDOG SUPと出会い、以来ゴールデンレトリバーの愛犬なごんとともにSUPを楽しんでいる。一方でレースにも本格的に取り組んでおり、SUP歴約2年にして、すでに20大会以上の出場経験を持つ。初出場した2015年の「三保カップ」でビギナークラス3位に輝き、同年の「琵琶湖カップ新人王決定戦」では優勝。さらに2016年の「Waterman League Japan challenge」では6kmクラスで3位、3kmクラスで2位入賞を果たすなど、着実に好戦績を残している。

 

 

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企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:古田朱美 (Akemi Furuta)

写真:柳田由人 (Yoshito Yanagida)

写真提供:荒川知詠子さん

 

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Funmee!!編集部

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