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#23 ダッジ・ラムバン(歴史&スペック編)
【趣味人ジドウシャ部】︎

#23 ダッジ・ラムバン(歴史&スペック編)


クルマの新旧や機能だけでなく、趣味性の高いクルマ、さまざまな趣味への汎用性が高いクルマを紹介するこの連載。

 

今回紹介するのは、アメリカンフルサイズバンの代表モデルであるダッジ・ラムバンです。フルサイズバンならではの広くて使い勝手の良い車内は大きな魅力です。

 


国産よりはるかに大きいアメリカンフルサイズ


クライスラーのブランドであるダッジから発売されていたラムバンは、フォード・エコノライン、シボレー・シェビーバンとともに、アメリカンフルサイズバンの定番車種です。

 

ちなみにラムバンにはホイールベースと全長が異なる3種類のボディが存在しますが、レギュラーボディが最も日本で使いやすく、流通量も多いそうです。



今回撮影したモデルはレギュラーボディで全長5.3m。他に全長4.9mのショートボディ、全長6mのロングボディがあります
 出典  Funmee!!編集部
今回撮影したモデルはレギュラーボディで全長5.3m。他に全長4.9mのショートボディ、全長6mのロングボディがあります


また、窓のない商用のバンのほか、最低限の人員輸送用の主に商用や企業向けのパッセンジャーモデル、コンバージョンメーカーによって豪華な内装や設備を架装する個人所有用のコンバージョンモデルがあります。

 

今回撮影したのは、コンバージョンモデルをベースに、アメリカのバンを得意とする専門店DEEZ CREWで新車当時に内装を架装した同社オリジナルのコンバージョンモデル”DEEZER”というモデルです。



車幅はちょうど2m。ハイエースのワイドボディの1.9mよりも幅広です
 出典  Funmee!!編集部
車幅はちょうど2m。ハイエースのワイドボディの1.9mよりも幅広です

30年以上大きく変わることなく製造され続けたベストセラー


元々、アメリカの商用車はボンネットタイプが主流でした。ところが、’50年代にワンボックススタイルのVW・タイプ2が登場すると、アメリカのビッグ3もそれぞれフォード・ファルコンエコノライン、シボレー・コルベアワゴン、そしてダッジ・A100と、ワンボックススタイルのバンをリリースします。



クライスラー初のワンボックスは、1964年にダッジブランドでA100として発売されました
 写真提供  FCA
クライスラー初のワンボックスは、1964年にダッジブランドでA100として発売されました


その後1970年にコンパクトなA100から、フロントに短いボンネットを持つセミキャブオーバースタイルのフルサイズバン、「スポーツマンワゴン」と「トレードマンバン」に代替されます。のちに両車はラムバンと名称変更を受け、フロントフェイスなどのモデルチェンジを繰り返しながらも基本的な構造を変えることなく、2003年まで製造されました。



途中1979年、1994年、1998年に大きなモデルチェンジが行われますが、基本的な構造はほとんど変わらないままでした
 出典  Funmee!!編集部
途中1979年、1994年、1998年に大きなモデルチェンジが行われますが、基本的な構造はほとんど変わらないままでした


ラムという名称は、元々’30年代のダッジにマスコットとして備わっていた雄羊が由来となっています。その後、同社のピックアップの名前として『ラム』という名称が登場し、バンもラムの仲間として『ラムバン』となったのです。



短いボンネット先端には、雄羊のマスコットとダッジの文字が入ったエンブレムが備わります
 出典  Funmee!!編集部
短いボンネット先端には、雄羊のマスコットとダッジの文字が入ったエンブレムが備わります


「(今回紹介した)2003年式はモデル末期で最も新しいラムバンとなりますが、それでもすでに15年経過してます。基本的な構造はしっかりしているので、整備履歴など素性の判る車両を選ぶことでトラブルは回避できます」とDEEZ CREWの舘林さん。あなたも魅惑のフルサイズバン生活初めてみませんか?



港北ニュータウン内のニュータウン大通りに面したビルの1階にあるDEEZ CREW
 出典  Funmee!!編集部
港北ニュータウン内のニュータウン大通りに面したビルの1階にあるDEEZ CREW

1982年モデルのダッジバンを1/25で再現したプラモデル。アメリカのメーカー・MPCによる製品。ノーマルパーツのほかオプションパーツも豊富にセットされ「クルージン・カスタム」仕様に仕上げることも可能。


■取材協力

DEEZ CREW

 

アメリカンフルサイズバンを得意とするDEEZ CREWは、今回紹介したラムバンのほか、フォード・エコノライン、シボレー・エクスプレスなどを中心に多くの車両がショールームに並ぶ。

 

神奈川県横浜市都筑区平台1-25

TEL:045-942-2355

営業時間:10:00〜20:00

休み:なし

 

 

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文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)



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2018年3月27日
Funmee!!編集部
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