船酔いする人はコレだ!女性も楽しめダイナミック!大物も狙える「遠投カゴ釣り」って?


普段はファッションスタイリストとして時代の最先端を走りつつ、休みともなれば静岡県沼津市の浜辺へ出かけて5mを超える長竿を振るい、100m近くまでカゴと針を飛ばす「遠投カゴ釣り」に打ち込んでいる、あすかさん。

 

ヘアメイクアップアーティストである夫・江口洋樹さんとともに、約5年間、毎週のように通い続けるほどハマっている、遠投カゴ釣りの魅力について聞きました!



遠投カゴ釣りなら、船に乗れなくても大きな魚が釣れる!

「釣り」という趣味が意外に思える、スタイリストのあすかさん

 出典  Funmee!!編集部


―― あすかさんがハマっているのが「遠投カゴ釣り」とのことですが、そもそも遠投カゴ釣りって何ですか?

 

撒き餌のエビ入りのカゴと遠投用の浮き、餌付きの針をつけて、陸から遠くに投げる釣りで、伊豆半島のおじさんたちの間ではメジャーな釣り方です(笑)。すごい人なら陸から竿を振ると100mぐらい飛ばせて、海の深いところまで届くので、けっこう大きな魚も釣れるんですよ! イナダ、ソウダガツオ、ゴマサバ、夜はタチウオも釣れますし、60cmオーバーのマダイを釣ったこともあります。



過去最大という、63cmのマダイ

 提供  あすかさん


―― マダイ! 俄然やってみたくなりました。ちなみに、なぜ遠投カゴ釣りなんですか?

 

実は私、船酔いがひどくて船に乗れないんです……。でも、以前から自分の釣った魚を自分で食べるのが夢で。5〜6年前に、友人に誘われて夫と初めて陸釣りに来たとき、自分でカサゴを釣れて、嬉しかったですね! そのとき、隣のおばちゃんが大きい魚を釣っていて、今度は「あれ釣りたい!」って。



アタリのシブかったこの日。撮影中になんとか釣り上げられて、この笑顔!

 出典  Funmee!!編集部


―― 欲が出たわけですね(笑)

 

そう(笑)。それで、釣り具店に行って「大きい魚を釣りたいんですけど」って聞いたんですが、いちげんさんだと思われていたらしくて、最初のころは全然教えてもらえなかった。

 

それで、1年目は毎週のように通って、見よう見まねで、浮きとかカゴとか片っ端から試していたら、「コイツらどうやら本気みたいだぞ」ってお店の方にも伝わったみたいで。次第に何でも教えてくれるようになりました。やっぱり地元の釣りのことは地元の方がいちばんよく知っているので、あいさつは絶対したほうがいいです!



今回の釣果。ソウダガツオ(マル)、タチウオ、ジンドウイカ

 出典  Funmee!!編集部



夜出発して車内で仮眠、そして1日釣り続ける


―― 沼津以外の場所には釣りに行かないんですか?

 

ほとんど沼津に来ていますね。沼津付近の駿河湾は岸の近くでもかなり水深があるので、いろんな魚が釣れるし、このあたりは釣り人に優しい土地柄で釣りがしやすいんです。東京都内からもクルマで1時間半ぐらいと、アクセスがいいのも魅力ですね。


たいてい仕事が終わって夜中の日付が変わるころに自宅に帰り、夫婦そろって釣り具の用意ができたらそのまま出発する感じです。午前1時や2時に沼津に着いたら行きつけの釣具店へ立ち寄って挨拶しながら情報収集し、車内で仮眠して朝4時ぐらいから釣り始めます。



浜辺から富士山がドーンと見えるのも圧巻

 出典  Funmee!!編集部


―― 朝4時!  かなりストイックですね。

 

1日釣りをしたら、自宅で愛犬が待っているので帰ります。その日は釣れた魚をクーラーボックスに入れたまま寝て、翌日の昼にさばいて、食べるのもまた楽しみの一つです。たくさん釣れたら人を呼ぶこともありますよ。調理担当は夫ですけどね(笑)



この日釣れた魚で江口さんが作ってくれたという魚料理。ソウダガツオの竜田揚げ、ソウダガツオとジンドウイカの刺身、タチウオのたまご和え、タチウオの塩焼き

 提供  あすかさん


―― 自分で釣った魚を食べるって、また格別でしょうね。いつも2人で釣りに来るんですか?

 

ほとんどそうです。私1人で来たこともあるんですが、荷物を全部背負うのが大変なのと、夜更けの海に1人でいるのはやっぱり怖くて。2人ともフリーランスで先の予定が読みにくいので、「明日何してる? え、休みなの?」っていうところから始まって、突然来ることが多いですね。



30代半ばからは、リセットをする場所も必要


―― 5〜6年間探求し続けるほどの、遠投カゴ釣りの魅力って何ですか?

 

まず、遠くに飛ばすのが楽しいし、気持ちいい(笑)。そして、1つの道具でいろんな魚が釣れる。それに、投げた後、遠くのほうでプカプカしている浮きが“シモった”瞬間が最高です!

 

 

―― シモった!?

 

魚が餌に食いついて、浮きが沈むことを“シモる”って言うんです。それと、投げてからは置き竿で魚がかかるのを待つので、その間少しゆっくりできるのもいいところです。

 


―― 釣りをしながら2人でいろいろ話をしたり……?

 

はい。釣りの話と、仕事の話が大半かな(笑)。2人とも30歳頃までがむしゃらに仕事をしてきたけど、30代半ば頃からって、仕事でごちゃごちゃした頭をリセットする場所が必要だなと思うんです。海に漂う浮きを見ながら、ゆっくりいろんな話をする時間が、いい意味でリセットになっていると思います。



日々忙しい2人にとって、水入らずの時間でもある

 出典  Funmee!!編集部


―― もっとこんな釣りの楽しみ方をしてみたい、という夢はありますか?

 

いつもは愛犬を家に置いてくることが多いので、どうしてもそろそろ帰らなきゃってなるんですよね。だから、夢は愛犬と一緒にキャンピングカーに乗って、日本の北から南まで旅してみたいです。もちろん、思う存分釣りをしながらね(笑)




■プロフィール

あすかさん

東京都板橋区出身、世田谷区在住。文化服飾学院卒業。アウトドアやフィットネスなどにかかわる雑誌やウェブサイトなどで活躍中のファッションスタイリスト。5〜6年前より釣りにハマり、休みともなればヘアメイクアップアーティストの夫・江口洋樹さんとともに、静岡県沼津に釣りに出かけている。愛犬は柴犬の麟太郎。

 

 

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文:山賀沙耶 (Saya Yamaga)

写真:山平敦史 (Atsushi Yamahira)

 

 

■免責

釣りをするときは、地域や漁港の定めるルールに従い、安全に楽しみましょう。



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Funmee!!編集部

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