【憧れのガレージ拝見!】#02 趣味に没頭できる場所!自分だけのガレージを手に入れるには?(後編)


クラシックカーとバイクのレストアが趣味の仲神さんは、休日の多くを自宅ガレージで過ごします。愛車たちをより速く、かっこよく、理想の形に仕上げるための場所こそがガレージなのです。

 

すっきりと整理された棚に並ぶのは、使い込まれた工具の数々。仲神さんのこだわりは、愛車だけでなく、ガレージの隅々にも表れています。後編は、自分だけのガレージを作り上げる秘訣をうかがってみましょう。



理想のガレージは、思いも寄らぬ形で生まれた

ポーチとガレージが印象的な仲神邸

 出典  Funmee!!編集部


―― マイホームを建てるときには、やはりガレージをもっとも重視して設計されたのですか?


もちろん、ガレージに対しての憧れや理想はありましたが、ガレージだけを重視して家を建てたわけではありません。まずは、この場所で気持ちよく過ごせることを第一に、家全体を考えました。

 

僕にとってガレージは、あくまで気持ちのいい生活に必要な要素のひとつ、生活の一部だったんです。パーツひとつだけを重要視せず、全体の完成図を思い描くところは、なんとなく車やバイクのレストアに共通する部分かもしれません。



仲神さんのガレージは明るくすっきりとした印象だ

 出典  Funmee!!編集部


―― 設計の段階ではどのようなガレージにしようと考えていたのですか。

 

初めは、車もすっぽり入るシャッター付きの広いガレージに憧れがありました。設計士の方には、自分の好きなガレージの写真をいくつか渡してイメージを伝えました。でも、彼がフリーハンドで描いたガレージのイメージ画にあったポーチが、この場所の雰囲気にすごく合っていてかっこよかった。結局、初めにひとりで思い描いていたガレージとは全然違う形にはなりましたが、いまではすごく気に入っています。



誰かの真似ではない、自分なりの形を追い続ける

一台一台、愛車の話は止めどなく溢れる

 出典  Funmee!!編集部


―― ガレージが完成するまで、参考にしたガレージはありますか。

 

僕はカメラマンの仕事をしているので、撮影仕事を通していろいろな方のガレージを拝見する機会がありました。具体的に誰のというガレージはないのですが、そのときにたくさん見たガレージには潜在的に影響を受けているかもしれません。

 

でも、車体を組み上げていくことにも言えるのですが、まるまるコピーしたただの真似事、誰かっぽいコスプレになってしまうのは嫌なんです。好みのテイストに自分なりのカラーを加えて、日々どんどんアップデートして作り上げたいと思っています。



溶接して作った自作の棚は使い勝手抜群

 出典  Funmee!!編集部


―― たくさんの工具が置かれている棚は、初めからの作りつけですか?

 

棚は溶接して、全て自作しました。既存のものだと、なかなか入れたいもののサイズや使いやすいサイズのものがなかったので。ガレージを使い続けるうえで、自分なりに使い勝手のいい収納というのはすごく重要な要素だと思います。初めは荷物を収める棚がなかったから、荷物に囲まれたガレージでひたすら棚を作り続けてました。完成するまでに、1年くらいかかってしまったんですけどね…。



僕のガレージは生きている

パーツ類は種類ごとにすっきりまとめる

 出典  Funmee!!編集部


―― ガレージの使い方に、特別なこだわりはありますか。

 

強いて言うなら、僕のガレージはちゃんと生きていることでしょうか。集めてきた道具や価値のあるバイクを飾るようなガレージの使い方も否定はしませんが、僕にとってのガレージは車やバイクを走らせるためにいじるための場所。そのために必要な工具は常に増えるので、定期的に断捨離もします。ガレージに置いてあるものは、その時々で全て日常的に使うものばかりを置くようにしています。



ガレージの時間に没頭するための整備道具たち

 出典  Funmee!!編集部


―― 仲神さんにとって、ガレージで過ごす時間とはどのようなものですか。

 

僕はほっとかれれば、10時間でも、20時間でもガレージで作業してしまいます。バイクを組み上げると、走らせに行っては、気になるところにまた手を加えての繰り返し。終わりがありません。古い車やバイクも、ガレージも生き続けているものなので、この趣味を続けるには根気が必要です。でも、お気に入りのガレージで車やバイクをいじっていると、いろいろなことを忘れ、無心になって没頭できるんです。これこそ、ガレージで過ごす時間の醍醐味ではないでしょうか。




■プロフィール

テリー仲神さん


カメラマン。フォトスタジオオーナー。学生時代からクラシックカーやバイクの魅力にハマり、レストアも手がけ始める。クラシックバイクのレース歴は10年超え。現在は、自宅ガレージにて、新たに手に入れた車のレストア、レース用バイクの整備に追われる、忙しくも充実したガレージライフを送る。

 

 

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企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:池田 圭 (Kei Ikeda)

写真:是枝右恭 (Ukyo Koreeda)




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Funmee!!編集部

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