【失敗しない!】初心者のためのロードバイク選びの基礎知識
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【失敗しない!】初心者のためのロードバイク選びの基礎知識

だから速い! 初心者のためのロードバイク基礎知識

自転車は自転車でも、ロードバイクはレース用の自転車。

移動手段としてではなく、整備された道で人々が速さを競うために誕生しました。そのため、車体の構造だけでなくフォームも非常に特徴的です。ロードバイクを失敗なく手に入れるためには、ロードバイクならではの特徴を捉えておくことが重要です。



● 速さを極めるロードバイクの特徴その1.「軽量化を極めた車体」


ロードバイクの最大の特徴は、軽量さ。作りを見てみると、小さいサドルにシンプルなパーツ群、細くて溝の浅いタイヤを使用し、無駄のないシルエットのフレームにはカーボンやアルミなど、軽い素材が使われています。


一般的なママチャリの重さは平均20kg前後ですが、ロードバイクはその半分の10kg以下。さらに軽量化は年々進化しています。軽さを極めるほど高額になるというのが一般的ですが、パーツの選び方や乗り手の工夫で軽量化を進めていくことも楽しみのひとつです。


一体、どんなパーツや構造でできているのか、素材にどんな特徴があるのか、以下のページでは詳しく解説しています。



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● 速さを極めるロードバイクの特徴その2.「独特のフォーム」

 出典  カッコよく、快適に。フォームの「基本」を学んでスキルアップ!


もうひとつの特徴が姿勢。前傾が半ば強制されるこのフォームも、風の抵抗を減らし速さを突き詰めるため。


ロードバイクの基本姿勢は、サドルにお尻を、ドロップハンドル の上側に手を置きます。腕を軽く曲げ、目線はしっかりと前へ向け、体の芯(体幹)をしっかり使って、手や肩に余計な力が入りすぎていない前傾姿勢が正しいフォーム。


この正しいフォームを実現するには、体にフィットするロードバイクを選ぶことが非常に重要になってきます。現にプロの選手などは緻密な身体/運動機能の測定やによりフレームをミリ単位で調整するフルカスタムメイドのロードバイクに乗っています。体に合わないバイクは速さが出ないだけでなく、怪我や故障の原因にもなりかねません。

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坂道でもフォームは基本的に同じ。平坦な道よりも重心が後ろに寄ってしまいますがしっかり体幹を使って前傾姿勢を保ちましょう!

●速さを極めるロードバイクの特徴その3「ビンディングシステム」

ロードバイク とその他の自転車との大きな違いは、ビンディングペダル。これこそが速さの秘密と言っても過言ではありません。


ロードバイクのペダルは別売りになっており、ビンディングシューズという専用の靴にクリートという部品を取り付け、ビンディングペダルにはめ込んで走ります。こうして足を固定することで、踏み込むときと引くとき、両方を力にできるため推進力がグンッと上がるのです。


ペダルはフレームと同じく金属性が主流。アルミやカーボンと言った素材の違いや、「スタックハイト」と呼ばれるペダル自体の厚みの違い、取り外しのしやすさなど、様々な要素から自分にあったものを選ぶことができます。

 
ビンディングペダルはだいたい、ロードバイクを購入する際に併せて選びます。付属されているものもありますが、車体を購入しただけでは走れないものも多いのです!

最初から足を固定するのは恐怖を伴います。中にはペダルに慣れるまで普段履いているスニーカーを使うという方もいるのだとか。


また、ビンディングシューズも高価であればあるほどいいものとは限りません。ソールに使われているカーボンは軽くて剛性に優れ、薄いものほど効率的に力を伝えますが、足への負担がかかります。現状の脚力を考え、自転車屋さんと相談して決めましょう。

 
ビンディングペダルに固定されていることを忘れてブレーキをかけてしまうと転倒します。これがいわゆる「立ちゴケ」というものです
 出典 【アラフォーからのロードバイク】︎ 初心者失敗あるある!? は本当によくあった!
ビンディングペダルに固定されていることを忘れてブレーキをかけてしまうと転倒します。これがいわゆる「立ちゴケ」というものです

選ぶ前に知れば迷わない! ロードバイクの種類

さて、いざロードバイクを始めようと思っても、どんな自転車を選べばいいのか迷ってる方も多いのではないでしょうか……

それならまず、「どんなスタイルでロードバイクを楽しみたいか」を想像しましょう!


普段の通勤・通学用として使いたい? 場所はどこでもいいから、とにかく疾走したい? 自転車と身ひとつで周りの自然を感じながら遠くへ行きたい? 


ロードバイクに乗り始める動機は人それぞれ。

「スピードを出したい」「遠くへ行きたい」のどちらにイメージが近いかから考えるのもいいかもしれません。

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● スピード重視派は「レース」、距離重視派は「ロングライド(エンデュランス)」

思い浮かべたライドシチュエーションはどちらでしたか?

ロードバイクは大きく分けて2種類あり、スピードを出したい方には「レース」、遠くへ行きたい方には「ロングライド(エンデュランス)」がオススメです。


この2つの違いはバイクを構成するパーツの材質!

様々なパーツとの組み合わせもあるため一概には言えませんが、最も違いが分かりやすいのがフレームです。フレームに使われている素材は、クロモリ(鉄とクロムの合金)、アルミ、カーボンの3種類が代表的です。

 出典  Funmee!!編集部

アルミはそのお手軽な値段と軽さからエントリーモデルとして挙げられますが、衝撃吸収性がよくないため、足に負担がかかってしまうというデメリットもあります。カーボンは軽くて走りやすいのですが予算が張り、力のかけ方によっては簡単に割れてしまう弱点も。じゃあ少々の重さは我慢して、足への負担が少ないクロモリを選ぶか……など、目的や希望によって専門のスタッフと相談して選びましょう。

● レース

平地だけでなく、急な上り坂や、峠も攻められるオールラウンダータイプ。素材にはカーボンやアルミが使われ、早く進むことに焦点を絞っているため、乗り心地がやや硬いのが特徴です。車に例えるならスポーツカー。瞬発力を発揮しやすいのはこちらのタイプです。

● ロングライド

レースモデル同様、さまざまな道に適応できる作りでありながら、乗り心地にこだわったのがロングライドタイプ。フレームにはクロモリなどが使われ、衝撃吸収性が高いのが特徴です。車に例えるならツアラー。長距離サイクリングを楽しみたいのならこちらがオススメです。

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初心者必見! 失敗しないロードバイクの選び方を知ろう

① お店を選ぶ


愛車選びの前に、どの店で選ぶかも大事!


どんなロードバイクに乗るかももちろん大切ですが、それ以上にきちんと選んでおくべきなのが自転車を購入するお店!


自転車屋さんとは、定期的に行う大掛かりなメンテナンスや、トラブルが起きたときに相談するなど、度々顔を合わせます。時にはコーチ的な役割を担ってくれる店員さんも! 長期的に付き合うことを考えると、気の合う店員さんがいるお店の方がいいですよね。


会話のテンポや話し方といった些細なことや知識量、初心者にも分かりやすい説明をしてくれるかといったところを、購入車の検討もかねていろんなお店を回ってみてみましょう。趣味を長く楽しむためにも、きちんと信頼のおける方にお任せしたほうが安心です!

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ネットでロードバイクを買うのは危険! きちんとお店に出向いて決めよう!


ネットショッピングでなんでも買える時代、ロードバイクも例外ではありません。

手軽さは断トツですが、買った後に後悔した例も少なくありません。


ロードバイクはサイズが乗り手と合って初めて快適な乗り心地を得られます。だから試乗がとても大事なんです! 特に海外のブランドではサイズ表記の基準が日本人と同じでないことも多く、買ったけれど体格に合わなかったなんてことも……


また、アフターサービスがきちんとしているかも重要です。日本国内のロードバイク専門店では「他店購入車のメンテナンス・修理はお断り」なんてところも少なくありません。なぜなら、お店ごとに取り扱っているメーカーが違うので、他店で購入したロードバイクを預かっても必要なパーツを取り寄せられるか分からないからです。


きちんと店舗に出向いて店員さんと相談して、自分にぴったりな1台を決めましょう!

② 値段の目安は10〜20万円

ロードバイクの価格にはエントリーモデルからハイエンドモデルまで、いくつかの段階があります。

それらの違いを端的にいうと、コンポーネントの性能の良さです!


コンポーネントとは、ブレーキやホイール、ギアなど、フレーム以外のパーツたちのこと。コンポーネントの性能はロードバイクの動きそのものに直結します。

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ハイクラスは全てパーツが整った完成車で1台50万円以上しますが、そこまでのグレードを必要とするのはレースに出る人。それ以外の目的ならばもう少しグレードを下げても十分快適に走れます!

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③ ブランドを知るとより楽しい

世界中には、小さな工房から大企業まで、さまざまなロードバイクメーカーがあります。

もちろんメーカーごとに特徴があり、得意な道や嗜好も違います。いろんなメーカーの特色で選ぶのもまた一興ですね。


ここでは主要中の主要9つを紹介します!

● ビアンキ


現在あり自転車メーカーの中で最も古く、130年以上の歴史があります。

長い年月の間に支えてきた名選手も少なくありません。例えば、プロ通算36勝を挙げ、「イタリアのヒーロー」と呼ばれたマルコ・パンターニもその一人。特徴的なカラーとクラシカルなフォルムはスポーツ自転車を誰もが楽しめる乗り物として広めました。

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● トレック


アメリカのシェアNo.1! 一般的なカーボンよりも軽くて丈夫な「OCLV」という新しいカーボンの開発に成功し、カーボンフレーム時代と呼ばれる今もどんどん進化し続けています。

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● ピナレロ


「速さ」と「乗り心地」の両立を目指し、機能性はもちろんのこと見た目も美しい華やかさが特徴です。巧みな造形は細部にまで至ります。エントリーモデルにも左右非対称のフレームとウネりのある”オンダフォーク”が採用され、しっかりと安定感のある乗り心地を楽しむことができます。

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● ジャイアント


高性能なロードバイクがリーズナブルな価格で手に入れられると人気のメーカー。フレームのトップチューブ・ダウンチューブ・シートチューブで構成される前三角を小さくした「コンパクトロード」を打ち出し、軽量化と強度のアップに成功しました。この形は初めこそ好奇の目で見られたものの今ではポピュラーなものになっています。

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● キャノンデール


初心者向けから上級者向けまで、幅広い商品展開がなされているメーカー。かつてはアルミフレームのエキスパートとして名を馳せていました。現在はカーボンフレームにも定評があり、カーボンとアルミのハイブリッドフレームも人気を博しています。

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● デローザ


1953年、イタリア人のウーゴ・デ・ローザが自身の名を冠して興した小さな工房。フレームの素材として飛行機にも使われている高級金属のチタンを採用し、より頑丈なフレームを開発しました。規格にはないサイズのバイクもオーダーすることができるという工房ならではのサービスも、「自分だけの一台」を手に入れられると人気です。

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● スペシャライズド


人間工学に基づき、乗り心地と勝ちにこだわったメーカー。レース選手向けに作られた1台100万円ほどのハイモデル「S-WORKS」と、それよりは素材のグレードは下がるものの確かな開発技術によって作られた一般用モデルの「SPECIALIZED」の2種類あり、初心者もロードバイクの楽しさに気づくことができる。

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● スコット


速さ、ひいてはフレームの軽さを極めた先駆け的メーカー。メルセデスベンツのF1チームと共同で開発されたフレーム「FOIL」は、各パイプの縦横比を3:2の三角形に近い形にすることで通り抜ける風を整え、それまでと比べて、空気抵抗を20%減らすことに成功しました。このエアロロードはいまではロードバイクのジャンルのひとつとして認知されていますが、その火つけ役がこの「FOIL」なのです。

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● ブリヂストンアンカー


日本国内で自転車やタイヤといえばブリヂストン。彼らが手がけるロードバイクメーカーがブリヂストンアンカーです。日本人の背丈に併せたフレーム設計は、これまで日本人を悩ませてきたサイズ問題を解決! かゆいところに手が届く一台です。

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● コルナゴ


美しいフレームの形が乗り手のステイタスとして愛されているメーカー。

趣味の乗り物としてだけでなく、スポーツカーブランド・フェラーリとコラボした「C40」ではプロのレースで1000勝以上の白星をあげるなど、実力も確か。

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編集・文:Funmee!!編集部

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2019年4月10日
Funmee!!編集部
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