まず揃えるべきアイテムとは?
サーフィン
【サーフィンを始めよう】︎

まず揃えるべきアイテムとは?


「今年こそサーフィンを始める!」でも「実際にはボード以外に何が必要?」と、恥ずかしくて誰にも聞けない!? サーフィンのマストアイテムをリストアップしました。

 

これさえあれば、明日からサーフィンデビューできちゃいます♪(とはいえ安全に楽しむためにも、できれば最初はサーフショップ主催のスクールなどに参加して、基礎テクニックやルール&マナーを学ぶのがおすすめです!)



サーフボード


サーフィンのマストアイテムといえばサーフボード。最初の1本は、テイクオフが速くて安定性にも優れた「浮力のあるボード」がおすすめです。

 

基本的に、長くて幅が広く、厚みがあるほど浮力は大きくなりますが、乗る人の体型や目指すスタイルによってベストなサイズは変わってきます。ボード選びは上達を大きく左右するので、サーフショップで相談すると良いでしょう。



 提供  Adobe Stock


サーフボードの素材は、ポリウレタン(PU)製のフォームをガラスクロスで巻き、レジンと呼ばれる樹脂で固めたタイプが一般的です。適度なしなりがあって技を繰り出しやすく、繊細なサイズオーダーも可能なので、中上級者の多くはこのタイプを好みます。ただし、ちょっとぶつけるとヒビが入ってしまうくらいデリケート。ボードの扱いに慣れていない初心者のうちは、壊してしまうリスクも高まります。

 

そこで1本目におすすめなのが、丈夫なエポキシ仕上げのボード。発泡スチロールのような軽量EPSフォームをコアに使用し、強度の高いエポキシ樹脂で表面を覆ってあるため、軽くて壊れにくいのが特長です。また、ぶつかってもケガをしにくいソフト素材のボードもおすすめ。以前はソフトボード=超ビギナー用という印象でしたが、最近はスタイリッシュなデザインや本格的なスペックのボードが増え、中上級者からも人気を集めています。


※サーフボードの素材や製法はメーカー・モデル等によって異なります。



メローに乗るならロングボードをチョイス


ロングボードとは、長さが9ft(※1ft=30.48cm)以上のボードのこと。ゆったり大きな動きが得意なので、メローに波乗りを楽しみたい方におすすめです。浮力があって安定性に優れ、なおかつ推進力も抜群。少しのパドリングで波に乗ることができるので、初心者や体力に自信のない方でも乗りやすいでしょう。



 提供  オンズカンパニー


長さがある分、重くて持ち運びが大変なロングボードですが、EPSコアを使ったサーフテックの「REVELATION」なら軽量で移動もラクチン! 乗りやすさに定評があり、指名買いする人も多いという人気モデルです。エポキシ仕上げで強度もばっちり。


サーフテック「CHANNEL ISLANDS AVERAGE JOE

サイズ:5’9”×22.3”×2.8”(39.8l)

フィンシステム:5プラグ(FCS II) ※フィン別売り



アグレッシブに攻めるならショートボードに挑戦!


ショートボードとは、長さが5~6ft程度のボードのこと。波の上部に当て込んで派手に水しぶきを飛ばすなど、アグレッシブかつスピード感のあるライディングを目指したい方におすすめです。全長が短いショートボードは、ロングボードに比べて安定感や推進力が少ないため、難易度は高くなります。初めて挑戦する人はできるだけ長めで幅広、厚めのもの、つまり浮力のあるボードを選ぶと乗りやすいでしょう。



 提供  オンズカンパニー


人気シェイパー、アル・メリックによるデザインを採用しつつも、EPSコア×エポキシ仕上げで軽量性と強度を高めたモデル。しなりを生むカーボン素材も内蔵されています。「誰でも簡単に、楽しく波に乗れる」がコンセプトで、ビギナーにもおすすめできます。5’9”のほか、5’3”、5’5”、5’7”、5’11”、6’1”もラインナップ

 

サーフテック「CHANNEL ISLANDS AVERAGE JOE

サイズ:5’9”×22.3”×2.8”(39.8l)

フィンシステム:5プラグ(FCSⅡ) ※フィン別売り



ショートとロングのいいとこ取りなファンボード


ファンボードとは、長さが7~8ft程度のボードのこと。ロングボードの安定性&推進力と、ショートボードのスピーディな動きをいいとこ取りしたようなボードです。自分にとってロングボードが合っているのか、ショートボードが合っているのかまだわからないという方は、ファンボードから始めてみると良いでしょう。



 提供  TONBI


こんなにスタイリッシュなのに、実はソフト素材で作られているファンボード「MUSIC」。世界的にその名を知られるスタイルマスター、CJネルソンが開発に携わったモデルです。デッキ面(立つ側)には滑りにくいようクロコダイルバックスキン加工が施されています。7’0”のほか、6’4”、6’7”もラインナップ。


CJ ネルソンデザイン ソフトトップ「MUSIC

サイズ:7’0”×22 1/2”×2 3/4”(46l)

フィンシステム:5プラグ(BOX) ※5フィン付き



フィン


フィンはドライブ性や安定性、スピード性などを司る重要なアイテム。ボードと一体型の「オンフィン」のほか、着脱式のフィンシステムもあります。

 

ロングボードのフィンは、オーソドックスな「シングルフィン」と、センターフィン+両サイドに小さめのフィンを備えた「シングルスタビライザー」の2種類が代表的です。シングルはリラックスしたライディング向き、シングルスタビライザーはアクション系のライディングに適しています。

 

ショートボードやファンボードのフィンは、回転性と安定性のバランスに優れた「トライフィン(3本)」が主流ですが、この他にも大きなターンを得意とする「シングルフィン(1本)」、回転性の高い「ツインフィン(2本)」、波へのグリップ力に優れた「クアッド(4本)」などがあり、ボードのコンセプトに合わせて設定されています。また、着脱式の「5プラグ」では、1本のボードでふた通りのフィンセッティング(トライ or クアッド)を楽しむことができます。




取り付けられるフィンの数により、ボードの特徴が変わります
 提供  Adobe Stock
取り付けられるフィンの数により、ボードの特徴が変わります


フィンが着脱式の場合、ボードと別売りのこともあるので、買い忘れないようご注意を。また、「FCS」、「FCS II」、「FUTURES」など、ブランドによってプラグ形状が異なるため、自分のボードに対応しているかどうかのチェックも忘れずに。



ビギナーには安全なソフトフィンがおすすめ!


サーフィン中のケガで多いのがフィンカット。フィンは通常、ファイバーグラスなどの硬い素材で作られているため、波に巻かれた時などにぶつかると肌を傷つけてしまう恐れも。最初のうちはソフト素材のフィンが安心です。



 提供  サーフハードウェアーインターナショナルジャパン


柔軟性のあるソフトフレックス素材を採用したトライフィンFCS「FCS II PERFORMER SF TRI FINS」。スピード性、レスポンス性などのトータルバランスに優れ、あらゆる波にフィットするオールラウンドモデルで、安全性も高くビギナーの練習に最適です。「FCS II」フィンシステムに対応。

 

FCS「FCS II PERFORMER SF TRI FINS



 提供  シナノ


柔軟性のあるソフトウレタンエッジ素材のサーフコ プロテックフィン「PROTECK FIN / X-FOIL」4.25”は、ケガのリスクを軽減でき、ビギナーや女性、子どもの練習にも安心です。センターフィン1枚、サイドフィン2枚のセット。写真は「FUTURES」タイプですが、「FCS」タイプもあります。

 

サーフコ プロテックフィン「PROTECK FIN/X-FOIL」4.25" FUTURE、「PROTECK FIN/X-FOIL」4.25" FCS



ワックス


足の滑り止めの役目を果たすワックスは、海に入る前にボードのデッキ面(立つ側)にしっかりと塗っておきます。ロングボードの場合はボード全体に、ショートボードやファンボードは先端1/3程度を残した全面に塗ります。


ワックスにはCOLD(真冬用:柔らかい)からTROPICAL(真夏用:硬い)までさまざまな種類があり、水温に合った硬さを選ぶことで最大のグリップ力を発揮できます。シーズンに合わせて塗り替えるようにしましょう。



 提供  ラスオラス


ブラジルで100%ハンドメイド生産される「FU WAX」。グリップ力に定評があり、ケリー・スレーターをはじめとするトップサーファーも絶賛するクオリティ! ベースコート+ワックスの重ね塗りでさらなるグリップ力を発揮します。

 

FU WAX



ウエットスーツ


海の中での保温はもちろん、ケガ防止や日焼け対策にも役立つウエットスーツ。真冬用のフルスーツ(長袖・長ズボン)だけでなく、気温が高く水温が低いコンディションに適したシーガル(半袖・長ズボン)、水温が高く気温が低いコンディションに最適なロングスリーブスプリング(長袖・半ズボン)などさまざまな種類があり、サーファーたちは季節や水温によって使い分けています。

 

夏場はウエット不要のように思えますが、千葉北以北のエリアは夏でも水温が低いことが多く、持っていると安心。また、水温は風や海流の影響を受けて日々刻々と変化しています。波情報サイトなどを活用し、自分が行くポイントのその日の水温をチェックしてウエットを使い分けると良いでしょう。




 提供  Adobe Stock


とはいえ、ウエット全種類を一気に揃えるのは大変。そこで、まずは2~3mm程度の薄手フルスーツを購入してみては。春先から秋口まで幅広いシーズン活用できて便利です。

 

購入の際はサーフショップで全身を採寸してもらい、ジャストサイズをオーダーするのがベター。実はオーダー品でも既製品とプライスもあまり変わりません。保温力や動きやすさが格段に高まるうえ、自分好みのカラーやデザインに仕上げることもできます。



リーシュコード


リーシュコードは、ボードと足首をつないで使用する「ボードの流れ止め」。万一ボードを流してしまうと、誰かにぶつかってケガを負わせてしまう恐れもあるので、海の中では必ず装着しましょう。


リーシュコードの長さは、「自分のボードより少し長め」を基準にセレクトを。ショートボードの場合は6~7ft程度、ロングボードの場合は9~10ft程度がおすすめです。



 提供  サーフハードウェアーインターナショナルジャパン


軽くて強く、絡みにくい革新的なリーシュコードFCS(エフシーエス)「Freedom Leash」。その名の通り、ノンストレスで着用できます。長さは6フィート、全4色をラインナップ。

 

FCS「Freedom Leash



海に入る前に足首へリーシュを付けるよう習慣づけましょう
 提供  Adobe Stock
海に入る前に足首へリーシュを付けるよう習慣づけましょう

まずはレンタル付きのサーフスクールへ!


シェイパーやデザイナーの専門技術がつまったサーフボードは、当然のことながらそれなりに高価です。だからこそ、自分に合うものを慎重に選びたいですよね。


そこで、いきなり道具を揃えるのではなく、まずはレンタル付きのサーフスクールを活用してみるのも手。1本目のマイボードを入手するのは、ある程度テイクオフができるようになってからでも十分です。



 提供  Adobe Stock


サーフボードのほか、ウエットスーツやリーシュコードなど、必要な道具一式のレンタルがセットになったスクールも多いので、「とりあえずサーフィンを体験してみたい」という方にも最適。また、スクールではサーフィンのコツはもちろん、交通ルールにも似た海のルール、危険な海流のことなども教えてくれます。安全に波乗りを楽しむためにも、最初の数回はスクールの受講をおすすめします!



サーフィンのテクニックはもちろん、必要な道具やサーフポイントから、気象の読み方やルール&マナーなどまで、サーフィンを始めるために必要な知識を網羅した一冊。


===

文:古田朱美(Akemi Furuta)

トップ写真提供:Adobe Stock

 


サーフィン
2018年8月24日
Funmee!!編集部
Funmee!!編集部

RANKING

ランキング