【ヘンアイ国産自動車の会】#09 ホンダ ビート(邂逅編)


最近は路上で見かける機会も少なくなった、でも鮮烈に記憶に残る、少し変わった日本発のクルマたち。そんなクルマとの毎日を楽しんでいるオーナーさんに愛車の魅力を語ってもらう「ヘンアイ国産自動車の会」。今回はホンダが送り出した軽スポーツカー、ビートを紹介します。



手動の幌が備わり、慣れれば数十秒で開閉が可能です

手動の幌が備わり、慣れれば数十秒で開閉が可能です

 出典  Funmee!!編集部


「ビート」は、軽自動車ながら、ミッドシップの2シーターオープンスポーツというバブリーな一台。現在26歳というオーナーの冨永さんは、なんとこの平成3年式ビートと同い年です。

 

「元々ホンダに勤めている伯父が乗っていたクルマで、クルマを探してる時に『じゃあ、コレ乗るか?』って。当時オープンカーに乗りたいと思っていたのもあって、乗りはじめたらハマっちゃって、いまでは他のクルマは考えられないですね」

 

実は冨永さんが現在勤務しているのは、ホンダ純正アクセサリーなどを開発しているホンダアクセスという会社です。ビート誕生時の純正アクセサリーは同社が製作していました。また販売終了後にも20周年記念して2011年にオーディオやサスペンションなどを再販したこともあるそうです。



バイク気分で乗れるのも魅力的

バイク気分で乗れるのも魅力的

 出典  Funmee!!編集部


2シーターな上に、キャビン後部にはエンジンが搭載されているため、空いたスペースは基本的に皆無。荷物を載せるのは助手席か、リアに設置された純正アクセサリーのキャリアの上となります。

 

「このキャリアは優れものです。この前引っ越しした時は、電化製品をこの上に乗せて電気屋から帰ってきました。バイクに乗っている感覚ですかね。そう思えば全く不便じゃないですし(笑)」



トランク上のキャリアは当時の純正アクセサリー。実用アイテムとして必需品だそうです

トランク上のキャリアは当時の純正アクセサリー。実用アイテムとして必需品だそうです

 出典  Funmee!!編集部


軽自動車枠で製作されたビートは、当然ながらかなりキャビンが狭く、幌を閉めるとヘッドクリアランスはほとんどない状態です。そんな時は幌を開ければいいと冨永さん。実際天気がいい日は冬でも幌を開けることが多いといいます。

 

「窓を閉めてれば意外に風も巻き込まないし、寒い時期のオープンも気持ちいいですよ。むしろ夏場のほうがオープンで走ると危険です(笑)」



オープンにした時の爽快感は他のクルマでは味わうことができないものだそうです

オープンにした時の爽快感は他のクルマでは味わうことができないものだそうです

 出典  Funmee!!編集部


「女性受けですか? 悪いですね〜(笑)。運転席より足元が狭いし、乗るといきなり結構微妙な距離感になっちゃうし(笑)。初めてクルマでデートする時は、なんども『ちょっと変わったクルマだから』って説明しないと、ドン引きされます」

 

そんなビートなので、将来「結婚したら」「子供が生まれたら」と不安が残るといいます。冨永さんはそれまでにこのクルマをセカンドカーとして維持できるように頑張りたいと語ってくれました。




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■プロフィール

冨永祐太さん


長崎県出身。ホンダアクセス勤務の平成3年生まれ。ホンダ ザッツから乗り換えでこのビートが2台目の愛車となる。伯父さんから受け継いだこのクルマを末長く維持していくことが目標。

 


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文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)



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Funmee!!編集部

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