• 【自宅で楽しむ本格パン作り Vol.3】これだけあれば大丈夫!パン作りの道具一式

本格的なパンをおうちで作ろう!「道具ってどんなものを揃えたら良いの?」とお悩みの方も安心♪今回はパン作りに必要な道具を森パンが詳しく教えてくれました。

『モリパン』こと東京都・江古田駅近くのパン屋「ワイルドネイチャー」の店長・森田康行さんの連載第3回です。

今回は、これからパン作りを始めたいと思っている方のために、パン作りの道具一式をお伝えします。

今回はパン作りの必須アイテム一式をご紹介します!

オーブンを買う必要があるのはわかるけど、実際パン作りってどんな道具が必要になるんだろう?というところで立ち止まってしまう方はけっこういるんじゃないでしょうか。

まだパン作りをやったことのない方は大きな出費を想像されることもあるのですが、お財布に刺激が強いのはオーブンくらいで、実際思ったより安く済んだという方は多いんですよ。

1つずつご紹介していくので、ぜひこの記事を見ながらお店やネットショップを回ってみてください。

【ボウル】

  Funmee!!編集部
1つめはボウルです。生地を混ぜ合わせ、こねるために使います。100円均一でも買えますし、1,000円あればより使いやすい大きさのものが手に入るでしょう。

パン作りでの使用に限って言うと、生地が表面にこびりついてしまうので、ステンレス製のものはやめたほうがいいです。

  Funmee!!編集部
こびりつき具合を金属製のものと並べてみました。同じ生地をこねた後の写真なんですが、金属製は段違いにこびりついてますね。

金属製の利点としては、強いて言うならプラスチックと違って細かな傷がつきにくいので、より衛生的であることが挙げられるのですが、パンは最後には高温で焼いてしまうので、ケーキ等に比べるとあまり菌のことに敏感になる必要はないと考えていいでしょう。お好みで使い分けてください。

【ドレッジ】

  Funmee!!編集部
パン生地を別の容器に移し替えたり、適当な大きさに切り分けるときに使う道具です。
1つ200円くらいで買えます。

【パンマット】

  Funmee!!編集部
テーブルや調理台の上に敷いて生地をこねるマットです。

1,000円くらいで買えますが、あまり安いものだと簡単に切れ目が入ってしまったりするので、長く使いたければ少しいいものを買うといいでしょう。素材は色々あるんですが、こちらは繊維が格子状に編み込まれているもので、とても丈夫でおすすめです。

大きめのまな板で代用することもできますが、洗い場に入り切らなくて洗いづらい、使っていないときにスペースをとるなど、けっこう面倒な思いをするかも。

【温度計】

  Funmee!!編集部
こちらは生地の温度を計るために使用するものです。3種類あり、それぞれに利点があるので種類別に解説していきますね。

  Funmee!!編集部
こちらは一番アナログな棒状温度計です。

300~400円と安価で買えるのもいいところですが、生地に突き刺しておけば常に温度が確認できる点も意外と便利です。

  Funmee!!編集部
こちらはデジタル温度計。

突き刺してスイッチを押して少し待つと0.1℃単位まで計れます。利点としては、突き刺す深さ次第で表面と中心部の両方の温度が図れることが挙げられますが、ご家庭でのパン作りに限って言うならそこまで表面と中心部の温度差を気にしなくても大丈夫でしょう。

意外と、お値段は1,000円ちょっとで収まります。

  Funmee!!編集部
こちらは放射温度計。
一番のおすすめです。測定物に触れずに表面の温度を計ることができ衛生的です。スイッチひとつですぐに計れるのでとても便利。

しかも、天ぷら油くらいまでの高温まで触れずに計れるので、パン作り以外でも使う予定のある方には特におすすめ。

いかにも高そうに思われるかもしれませんが、こちらも2,000円くらいで買えてしまいます。

  Funmee!!編集部
実際に水温を計ってみました。

本当に一瞬で数値が出ます。すごい!

【はかり】

  Funmee!!編集部
こちらは材料や生地の重さなどを計量するときに使います。パン作りは、わずかな材料の違いで味が変わってしまうので、0.1gまで計れるものがいいでしょう。

値段は2,000円ほど。どうしても粉や水が入り込んでしまうので、いいものを買っておくと長持ちするでしょう。

【焼き型】

  Funmee!!編集部
焼くときに生地を入れて形を整える焼き型です。

これを使う一番大きな理由としては、お店で売っているようなきれいな丸い形になることと、生地が膨らむ過程でパン同士がくっつかないようにするためです。

  Funmee!!編集部
左からブリキ製、鉄製のフッ素樹脂加工がしてあるもの。ブリキ製はかなり安価で、1つ70円くらいで買えます。

使用前に空焼きが必要ですが熱伝導率が良く焼き色が付きやすく、また安価なためご家庭で沢山のパンを焼く際などにはいいかと思います。

鉄製は700円ほど。フッ素樹脂加工がしてあるのでパンを焼いたときに型からはずしやすく、お手入れも簡単なので、こちらが一番おすすめですね。

  Funmee!!編集部
こちらはシリコン製のものです。1つ600円ほどで買えます。

素材が柔らかく扱いやすいのですが、金属製に比べると熱伝導率が悪く焼きムラがでやすいのが難点です。

まとめ

  Funmee!!編集部
最後に出来上がったパンを切り分けるときに使うパンナイフを加えて、ご紹介した道具を一式並べてみました。

さまざまなパンナイフがありますが2,000~3,000円くらいするものを使えば、焼きたてパンやクロワッサンなどもキレイにスライスすることができ、より美味しくお召し上がりいただけます。

さて、道具のご紹介は以上ですが、今回紹介した道具一式、全部揃えても総額10,000円前後で済んでしまうんですよ。意外と安いと感じる方も多いのではないでしょうか。

友達に付き合ってもらってわいわいやりながら買い出しに行ってもよし、ネットショップで気に入るものを吟味して探すもよし、道具を揃えたらぜひ、この連載でご紹介しているレシピを参考にパン作りを存分に楽しんでください!

それではまた次回!

【自宅で楽しむ本格パン作り Vol.2】90分で完成!カルピスを使った超お手軽パン

Funmee!!ライター
森パン

1981年京都生まれ。
パン作りを志し都内数店で修行した後、紀ノ国屋パン部門で商品開発などをしながら働く。

その後、
横浜のBP Kitchen Schoolで
家庭で手軽に楽しめるパンの作り方を教える、
現在はベーカリーカフェWILD NATUREでパン製造・教室などを行う。

著作に、
『塩麹を使った、おいしいパンとお菓子』(マイナビ)
『大豆粉でつくるパンとお菓子』(河出書房新社)



1981年京都生まれ。
パン作りを志し都内数店で修行した後、紀ノ国屋パン部門で商品開発などをしながら働く。

その後、
横浜のBP Kitchen Schoolで
家庭で手軽に楽しめるパンの作り方を教える、
現在はベーカリーカフェWILD NATUREでパン製造・教室などを行う。

著作に、
『塩麹を使った、おいしいパンとお菓子』(マイナビ)
『大豆粉でつくるパンとお菓子』(河出書房新社)