エキスパートに聞く古材DIYの魅力 Vol.1 ~古材を使って、自分らしいアイテム作り!~


一見古びた木材だが、使い方によって新たな魅力が生まれる古材は世界中のDIYフリークに人気のマテリアル。
思わず触れたくなる、この質感は見ているだけでもとても楽しい!

でも正直、ビギナーには違いがわからなくて、難しそうなイメージが強いですよね……。

そこで、訪れたのはDIYショップ「GALLUP」(以下、ギャラップ)の中目黒ショールーム。

 出典  Funmee!!編集部


1992年の創業以来、アメリカの古材を中心にアンティーク家具や金物、塗料など、世界中から魅力的なマテリアルを輸入しています。

さらに、オリジナルの加工を施したプロダクトもDIYファンからプロにまで絶大な支持を集めているんです。

そんな人気専門店のスタッフ・関谷睦さんに他にはない古材の魅力からDIYにおすすめの材質、古材DIYのアイデアまで教えてもらいました。

「誰もが自由に楽しめる」古材の“定義”とはー

 出典  Funmee!!編集部


初心者としてまず気になるのは、そもそもの古材の定義や種類。

「ギャラップの古材は、100年以上前の経年変化したものを主軸に幅広く取り揃えています。でも一般的には、少し経年変化していたら、たとえそれが数年前のものだとしても古材として位置づけられています。洋服や家具などと違ってあいまいで、これと言った明確な定義はないのではないでしょうか」

ということは逆に考えると、趣深く変化していれば古材ということ。難しく考えずに、自由にとらえていいそうです。

「時期によって変わりますが、オークやパイン、松など30~50種類以上の古材をストックしております。材種は面材、床材、板材、梁など。国内での古材のストックには自信があります。すべての材質の違いを覚えなくても、数種類の特徴を覚えておくだけでいいと思います」

他にはない古材ならでの魅力とは?


古材愛を熱く語る関谷さんに、古材ならではの魅力を教えてもらいました。

 出典  Funmee!!編集部

① 同じものが二つとない「一点もの」

 出典 Funmee!!編集部


「古材には一つ一つに異なる味わいがあり、加工によって世界に一つしかないものができるスペシャリティーがあります。普通の新材とは違って、『買ったぞ!』という高揚感も楽しい」

② 経年変化による「本物だけが持つ存在感」

 出典  Funmee!!編集部


「木材は経年変化が魅力の一つ。今は加工技術がすすみ、エイジングによって新材を古材風にしたものや壁紙などもありますが、自然に生み出される本物の表情・存在感にはかないません」

③ 多様性のある「温かみ」

 出典  Funmee!!編集部


「古材は使い方次第で空間を落ち着きのあるトーンに変えてくれます。古材をふんだんに使用した空間はもちろん、逆の発想で新築マンションの無機質な空間に少しだけ取り入れてもアクセントになりますし、温かみが生まれる。優しい調和をもたらしてくれるのです」

④ 刺激される「クリエイティブ魂」

古材でつくったコースター

 出典  Funmee!!編集部

古材でつくったボックス

 出典  Funmee!!編集部


「古材には『これをどう料理してやろうかな』というポジティブな気持ちにさせる何かがあります。最初は調理法すらわからないけど、噛めば噛むほどどんどん味がでてくるような。自分次第で様々な事ができる。つまりは自由なんです。空間にいるだけでも創作意欲はわいてくると思いますので、まずはお店に来ていただき体感していただくことをオススメします」

⑤ 環境に優しい「再利用」

 出典  Funmee!!編集部


「取り壊しになった教会や学校、牧場などで使われていた古材は、かつて生きていたもの。使っては捨て、ではなく、それを再利用して自分の手で新しい命を吹き込む楽しさは、一度味わったらやめられないですよ」

100本あれば100種類違うように、オンリーワンなだけでなく、小難しい定義も決まりもなく、心に刺さったものであれば自分次第でドキドキをつくることができるのです。

古材はまさにDIYマインドとシンクロするマテリアル!

ぜひ、古材DIYに挑戦してみてくださいね。

エキスパートに聞く古材DIYの魅力 Vol.2 〜ビギナーから上級者まで プロ推奨の古材3選〜


■プロフィール

GALLUP 中目黒ショールーム

関谷睦さん


アメリカンヴィンテージを中心に、世界中から厳選されたインテリアマテリアルを取り扱うDIYショップ『GALLUP 中目黒ショールーム』スタッフ。同店は素材感や風合い、質感にこだわった古材だけでなく、古材を使用したオーダーメイドの家具や什器、建具の製作からアンティーク型からおこしたオリジナル金具や海外の塗料、雑貨などを販売する。


■住所

東京都目黒区青葉台3-18-9 1F

https://www.thegallup.com


===

企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:藤谷良介(Ryosuke Fujitani)

写真:宮田幸司(Kouji Miyata)


最新情報はこちらから フォローやいいね!をして最新情報を受け取ろう