湘南暮らしの写真家が伝えるSUPフィッシングの魅力


スノーボードカメラマンとして活躍する柳田由人さん。


仕事柄、生活の拠点は雪山かと思いきや、家族4人で湘南・茅ヶ崎に住み、海辺暮らしを満喫しています。


サーフィン、そして最近は話題のSUPフィッシングにもハマっているとか。今回は60cmオーバーの大物が釣れることもあるというSUPフィッシングの魅力もたっぷりうかがいました。



雪山メインの生活から、湘南の海辺暮らしへ

元オリンピック選手の奥様、一男一女の4人家族

 提供  柳田由人さん


―― スノーボードカメラマンの柳田さんが、湘南に住むようになったきっかけは?


結婚当初は雪山にも都内にも通いやすい埼玉県の戸田に住んでいたんです。その後、すぐに娘が生まれたんですが、小児ぜんそくの疑いがあったので、自然が豊かで空気も良さそうな湘南への引っ越しを考え始めました。

 


―― 湘南はもともと好きだったんですか?


以前からサーフィンをしに来ていたし、友達もいたから土地の良さは知っていました。それに、湘南を舞台にした喜多嶋隆さんの小説が好きで、その世界観への憧れもあったんですよね。最初は鵠沼の海の近くの賃貸に住んで、茅ヶ崎にいい土地が見つかったので家を建てました。その家は奥さんが『3Dマイホームデザイナー』というソフトを使って自分で全部デザインしたんです。

 


―― 柳田さんの家へのこだわりは?


海上がりに使える外シャワーを付けたことと、屋上にルーフバルコニーを作ったことぐらいかなあ。ハウスメーカーの人に「どうしてバルコニーにこだわるんですか?」って聞かれたんですけど、そんなの旨いビールが飲みたいからに決まっています(笑)。

 


大物が釣れた時のアタリは快感!SUPフィッシングの魅力

大物を釣り上げた時は「最高です!」

 提供  柳田由人さん


―― 湘南では、どんな遊びを楽しんでいますか?


海まで自転車で行ける距離なので、波があればサーフィン。加えて、1年前からSUPフィッシングもやっています。

 


―― ボードに立ってパドルで漕ぐSUPで、釣りをするアクティビティですね。もともと釣りはやっていたんですか?


父親がやっていた影響で、渓流釣りはやっていました。2年くらい前に奥さんから「せっかく海のそばに住んでいるんだし、おいしい魚を釣ってきてよ」と言われて、友達と夜釣りに行ったのが最初の海釣りでした。

 


―― その時の釣果は?


岸から投げたら素人のまぐれアタリで50cmのマゴチが釣れて、刺身で食べたらすごくおいしくて。そこから海釣りにハマったんですけど、なかなか釣れない上に、釣れるという情報が入ると釣り堀みたいに混雑するんです。


それでちょっとげんなりしていたある日、SUPと釣り竿を持ってきたおじさんがサーッと沖に出て行って、20分もしないうちに70cmオーバーのシーバス(すずき)を釣って戻ってきたのを見て、「これだ!」って思ったんですよね。



最近のお気に入りアクティビティ「SUPフィッシング」

 提供  柳田由人さん


―― SUPフィッシングでは、どんな魚が釣れるんですか?


茅ヶ崎のえぼし岩の周りだと、シーバスやマゴチ、ヒラメ、イナダとかが多いですね。ちなみにSUPフィッシングには3通りあって、1つは釣り場まで行ってSUPボードの上に座り、真下に糸を落として釣る方法。もう1つは、魚がいそうな場所にルアーを投げて、巻いてくる釣り。これはシーバスとかですね。

 


―― もう1つは?


あまり水深が深くない場所では、背中にロッドホルダーを装着し、そこにロッドとルアーを装備して漕ぎながらトローリングする方法もあります。釣り糸を垂らして巡航することでルアーを生き餌に見せ、今朝も65cmのヒラメを釣りました。引きが強くておもしろかったですね~。

 


―― SUPで沖に出れば、結構な確率で釣れるものですか?


SUPフィッシングは、茅ヶ崎でやっている分には“運”ですね(笑)。釣りの上手い下手というよりも、魚がいるかいないかだから、釣れないことも結構あります。でも、釣れなくてもSUPを漕ぐことでインナーマッスルを鍛えられるし、いいトレーニングになるんですよ。

 


―― 釣れなくても楽しいんですね。


もちろん釣れたらもっと楽しいし、うちの家族は魚が大好きで「おいしいね、また釣ってきてね」って言いながら食べてくれるからめちゃくちゃうれしいですけれどね。



湘南には、好きなことを自由に楽しめる空気がある

柳田さんの好きな湘南の海のワンシーン

 提供  柳田由人さん


―― 仕事の合間に、好きなことを自由に楽しめている感じがします。


父親が俺に由人っていう名前をつけた時点で、自由人なんですよね(笑)。だから仕事もフリーランスだし。しかも、奥さんも名前に由がついてて、子どもも上が由芽、下は由生。家族そろって自由人なんです(笑)。そんな自分達にとって、自由な空気が流れている湘南という場所は住み心地がいいと感じています。

 

 

―― では最後に、湘南在住のカメラマンという視点で見て、湘南のベストな撮影スポットを教えてください。


個人的に、葛飾北斎が描いた“波と富士山”の構図は湘南の象徴なんじゃないかなと思っていて、それに近い写真が茅ヶ崎のTバー(ヘッドランドビーチ)の先端あたりから撮れるんですよ。しかも夕暮れ時は、夕陽、富士山、波が一緒に撮れて本当にきれいですよ。




■プロフィール

柳田由人さん

神奈川県茅ヶ崎市在住。日本写真芸術専門学校を卒業後、スノーボードプレイヤーとして活躍したのち、写真家・郡大二郎(こおりだいじろう)氏に師事。 1999年よりスノーボードカメラマンとして活動を始め、オリンピックの撮影も手がける。現在はスノーボードカメラマンとしての活動を軸に据えつつ、ランニングやバドミントンなど各種スポーツのアスリート撮影も行い、常にアスリートを“格好よく”表現することを追求している。また、タレント・モデル撮影、クルマ撮影などにも活躍の場を広げ、さらにカメラメーカーのセミナー講師なども務める。

 


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企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:古田朱美 (Akemi Furuta)

写真:柳田由人 (Yoshito Yanagida)

 

 

※本記事はSUPフィッシングの安全性を保障するものではありません。海況によっては危険を伴うことがあります。ライフジャケット、リーシュコードなどを装着の上、ご自身の責任で行ってください。



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Funmee!!編集部

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