「釣り行こう!」仲間がいるからおもしろい「BURITSU」流釣りアソビ!
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「釣り行こう!」仲間がいるからおもしろい「BURITSU」流釣りアソビ!


いままでにない新しいスタイルの釣りが盛り上がりを見せています。といっても、釣りの方法が変わったわけではありません。SNSやWebで情報発信したり、ストリートファッション的なスタイルでアソビゴコロをもって楽しんでいるんです。


Webサイト「BURITSU(ブリッツ)」は、そんな新スタイルの釣りを楽しみ、発信しています。創設者のひとりであり、編集長でもある北畠蘭知亜(らんちあ)さんに、釣りだからできるアソビ方や、どんな風にハマっていったのかを伺いました。



水際はストリートの延長! そのアソビゴコロあふれる釣りとは


―― BURITSUって、釣りに抱く地味なイメージとは一線を画したところにありますよね。おしゃれというか、こだわりが見えるというか。


そこを狙っているわけではありませんが、意識はしています。サーフィンやスケボーと似たようなオシャレに楽しむライフスタイルへ釣りを変えていこうという。


服に関しても、「これならまだ許せるか」みたいな選び方したくないじゃないですか。それでメンバーにいるデザイナーさんがデザインしたTシャツやスウェットを着たり、釣りメーカーのデザインのいいウエアや、アウトドアメーカーの機能的なウエアを着てってなります。


集まった仲間たちと、自然といまのスタイルやファッションになっていったのですが、そのことがまわりにいる人たちにもプラスの影響は与えていると思います。「あいつら、何だか面白いことしてそうだぞ!」って。



BURITSUではオリジナルのTシャツやスウェットも制作。写真はBURITSU関西支部の部員であり、デザイナーの前田大介さんにイラストを描いていただいた2016年モデルのスウェット
 出典  Funmee!!編集部
BURITSUではオリジナルのTシャツやスウェットも制作。写真はBURITSU関西支部の部員であり、デザイナーの前田大介さんにイラストを描いていただいた2016年モデルのスウェット

 

きっかけは釣り漫画! バス釣りブームで育った少年時代


―― そもそも釣りにはいつごろハマったんですか?


小学生のころはハゼ釣りなどをしていました。その後、バス釣りに入っていったんですが、当時は「コロコロコミック」(小学館)で連載していたバス釣り漫画『グランダー武蔵』(原作:藤本信行/作画:てしろぎたかし)や、糸井重里さん監修の釣りゲームもあって、バス釣りブームだったんです。いま振り返るとその影響が大きいですね。




『グランダー武蔵』やスーパーファミコンのゲーム、昔のルアーなどはいまも大事に保管している
 出典  Funmee!!編集部
『グランダー武蔵』やスーパーファミコンのゲーム、昔のルアーなどはいまも大事に保管している


友だちと近所の川に行って、見よう見真似で釣りをしていました。でも実は子どものころにバスが釣れたことは一度もありませんでした。それは、大人になれば釣れない原因を分析し、頭を使って試行錯誤して釣れるようになるものですが、子どもの頃は何も考えずにただ釣りをしていたからだと思います。



―― 中学卒業後、起業された(!)と聞きました。そのころもバス釣りに?


中学生のころ、ちょうどiMacが登場して、興味はそちらに(笑)。親を説得して入手して、帰宅すればホームページを作ることに没頭しました。そしてそのまま中学卒業後、webの仕事をはじめました。


楽しくて夢中で仕事をしていたので、釣りにはなかなか行きませんでした。




仕事に熱中した十代と、反動で釣りにハマった二十代後半

普段は主にウェブデザインを仕事としているWebクリエイターの北畠さん
 出典  Funmee!!編集部
普段は主にウェブデザインを仕事としているWebクリエイターの北畠さん


―― その後、釣りを再開して、「BURITSU」結成するわけですね。


釣り熱が再燃したのは、二十代後半になってから。仕事で知り合った方に招待された白馬で久しぶりに竿に触れたことがきっかけでした。10数人で楽しんでいて、釣れるとたいていの人が飽きてしまってほかの遊びへと移るなか、夕飯まで残って夢中で竿を振っていたメンバーと3人で「また釣りに行こう!」と盛り上がりまして。それが、僕たちの釣り部「BURITSU(ブリッツ)」の立ち上げメンバーです。



―― そして仕事の合間に釣りへ通うように?


そうですね! 白馬で仲良くなった友人の「君に必要なのは成功体験だ!」というひと言から、帰京後、管理釣り場へ行き、野池では考えられないほどの数のバスを釣って、いまに至るまでずっとハマっています(笑)。とにかく隙あらば、釣りに行ってるんです。



共通の思いがあるから、チャレンジし続けられる


―― BURITSUや、釣りをやってよかったと思うことは?


釣りそのものもおもしろいのですが、それ以上に楽しさを共有できる仲間と出会えたことや、釣りを通して仕事ではつながらないような思わぬ人に出会えたりするのが楽しいですね。


BURITSUメンバーは当初はWeb関係の人が多かったんですが、いまではインテリアデザイナーや映像クリエイターとさまざまな専門職の人がいるので、とても刺激的です。




BURITSUの活動をきっかけに、憧れのバスプロ青木大介さんの書籍『タックル2本のバスフィッシング』(つり人社)に登場する機会にも恵まれた
 出典  Funmee!!編集部
BURITSUの活動をきっかけに、憧れのバスプロ青木大介さんの書籍『タックル2本のバスフィッシング』(つり人社)に登場する機会にも恵まれた


―― こういったグループが活動し続けるコツを教えてください。


活動を継続していくには、まず各々が同じ想いで集まっていることが前提です。そして常にそのグループを活性化していくことが重要です。そのためにはSNSが便利です。たとえばグループ内での情報共有。


情報といっても、その日の釣果やギアの良し悪し、おもしろい釣りゲームを見つけたといった内容でいいんです。かなり雑談に近いけど、同じ趣味を持っている同士だからいい刺激になる。そういった活性化です。そうした共通の話題って、単純に楽しいですよね。



仲間との釣行は、毎回1冊のフォトブックへまとめて思い出としてとっておく
 出典  Funmee!!編集部
仲間との釣行は、毎回1冊のフォトブックへまとめて思い出としてとっておく


それから、新しい分野の仕事への展開もありました。例えば敬愛するバス釣りのプロアングラー青木大介さんと知り合い、青木さんの釣り具メーカー「DSTYLE」の商品パッケージや、カタログのグラフィックデザインを担当させていただきました。


15歳のころからWebの仕事ばかりしていたので、紙の仕事をすることになるとは思いもしませんでした。もし釣りをしていなかったら、Webデザインの枠から出なかったかもしれませんね。



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■プロフィール

北畠蘭知亜さん


Webデザイナー。クリエイター。Webサイト「BURITSU」編集長。ブラックバス釣りの大会「H-1グランプリ」では3位入賞。Mr.NoBiteの名でブログ「釣りリアルを求めて」の執筆も。



BURITSU


釣りをコンセプトにしたWEBメディア。共通の趣味を持ったWEBデザイナーたちが集まり2012年にスタート。釣行を楽しむだけでなく、さまざまな記事の掲載、オリジナルのTシャツなどの制作・販売も行い、好評を博している。新しい釣りのスタイルを提案している。



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文:井上綾乃(Ayano Inoue)

写真:岡崎健志(Kenji Okazaki)



2018年1月30日
Funmee!!編集部
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