自動車
#20 ホンダ CR-X(邂逅編)
【ヘンアイ国産自動車の会】︎

#20 ホンダ CR-X(邂逅編)


最近は路上で見かける機会も少なくなった、でも鮮烈に記憶に残る、少し変わった日本発のクルマたち。そんなクルマとの毎日を楽しんでいるオーナーさんに愛車の魅力を語ってもらう「ヘンアイ国産自動車の会」。

 

今回は若い頃に乗ったCR-Xに、40代半ばにして再び乗ることになった滝沢さんを紹介します。



20年のブランクを経て、最愛のCR-Xと出会う


今回ご登場いただくのは、1992年式ホンダ CR-Xに乗る滝沢さんです。2016年に購入したこのクルマは、有名な1.6ℓVTECエンジン搭載のSiRではなく、1.5ℓSOHCエンジン搭載の1.5Xという最も低グレードモデルです。



20年のブランクを経て念願の入手を果たした滝沢さん
 出典  Funmee!!編集部
20年のブランクを経て念願の入手を果たした滝沢さん


「20歳の頃、同じ2代目CR-Xの前期モデルに乗ってました。でも一年足らずで事故廃車になってしまって、その時のことがずっと心残りだったんですよ。このクルマの前にはパルサーに乗ってたんですが、そのパルサー購入時にもCR-X購入を考えたものの、結局見送りました。で、一昨年に旧車のミーティングに参加してCR-X熱が再燃してしまって、今回の購入に至ったというわけです」と滝沢さん。なんとブランクは20年以上。念願叶っての再会だったのです。



このクルマは、いくつかの装備をセットにしたSTYLE-S IIという限定車でした
 出典  Funmee!!編集部
このクルマは、いくつかの装備をセットにしたSTYLE-S IIという限定車でした

バケットシートはSiRからの流用


滝沢さんが入手した個体は、初代オーナーが屋根の下で保管し、大切に乗っていたようで、驚くほどコンディションは良好でした。基本的には内外装ともに新車の状態のままですが、フロントシートのみ上級グレードSiRのバケットシートを流用しています。シートバックにCR-Xの文字が入るのが大きな特徴です。



流用したSiR純正バケットシートは、普段乗るには十分すぎるほどホールド性も良いそうです
 出典  Funmee!!編集部
流用したSiR純正バケットシートは、普段乗るには十分すぎるほどホールド性も良いそうです


「実は天井がかなり痛んでいて、現在はこれ以上進行しないように、カッティングシートを貼っている状態です。ゴム類(各部のラバーシールやウェザーストリップなど)を徐々に入手して近いうちにレストアをしてあげたいですね」とのこと。古いクルマなので、常に入手できる消耗部品やボディパーツにはアンテナを張り巡らせているそうです。



ルーフの痛みはカッティングシートを貼ることで進行をブロックしています
 出典  Funmee!!編集部
ルーフの痛みはカッティングシートを貼ることで進行をブロックしています

いまでも優秀な走行性能


1992年式なので、すでに製造から四半世紀以上が経過していることになります。世間では十分に旧車の部類に入りますが、滝沢さん曰く、走行性能はいまでも優秀といいます。

 

「とにかくホイールベースが短いので、旋回性能は非常に高いですね。同じハッチバックですが、前に乗っていたパルサーとは比べ物にならないほど優秀です。あとは軽快なエンジンフィールもいいですね。1.5Xのエンジンは100馬力なので決してパワフルではないですが、バイクのように吹け上がるので十分楽しいですよ」




CR-Xの魅力は20年たったいまでも全然色褪せてないと滝沢さん
 出典  Funmee!!編集部
CR-Xの魅力は20年たったいまでも全然色褪せてないと滝沢さん


■プロフィール

滝沢さん

20歳の頃に前期型1.5Xに乗り、今回で2台目のCR-Xとなります。かつてはバイクに傾倒していましたが、数年前にクルマ熱が再燃。いずれこのCR-Xをレストアするのが夢という44歳。

 


===

文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)



自動車
自動車
2018年6月21日
Funmee!!編集部
Funmee!!編集部

RANKING

ランキング