• 「自然は自分らしくいられる場所」キャンプブロガー・さくぽんさんが伝えたい外遊びの大切さ【後編】

キャンプに夢中になり、会社をやめて、キャンプブロガーとなったさくぽんさん。真摯で初心者も楽しめるアウトドアブログが人気ですが、これからの彼の展望についてもお伺いしてみました!


初心者向けのキャンプ情報を発信するブログ「住所不定キャンパー改めHyper camp creators」が人気を集めるブロガー・さくぽんさん。
そんなさくぽんさんご自身にとって、キャンプの魅力とは何なのでしょう? お話を伺いました。

「自然は自分らしくいられる場所」キャンプブロガー・さくぽんさんが伝えたい外遊びの大切さ【前編】

焚き火の灯りと暖かさで過ごす夜は 男のロマンであふれている。

 出典  Funmee!!編集部


――キャンプを始めやすいのは、どの季節だと思いますか?


冬の時期は寒いし、必要な道具も増えます。暑い時期なら経験や道具の不足を勢いでごまかせますが、冬場は勢いが通用しない。そこで経験がない人におすすめする季節は秋。空気がキリっとしているし、虫が少ない。それに、焚き火も楽しい時期だと思います。



――やはりキャンプに焚き火は欠かせないんですね。


最初、僕も「焚き火って何? 何が楽しいの?」って思ってました。でも今は、寒い中で焚き火の灯りと暖かさで夜を過ごすことに男のロマンを感じます。火で暖をとって、料理をする。その原始的なところに、焚き火の楽しさがあるんですよ。



 出典  Funmee!!編集部


――焚き火のあるキャンプで欠かせないのは?


かっこよくて丈夫な焚き火台とトライポット(焚き火の上に鍋やケトルを吊るすための道具)、それにケトルはこの時期の必需品です。これさえあれば、暖かいものがいつでも食べられるし、サイトの見た目も一気にキャンプ上級者っぽくなります。



キャンプは“何もしない”をしに行くアクティビティ。

 出典  Funmee!!編集部


――さくぽんさんがキャンプで好きな時間は?


昼から無駄にダラダラしている時間や、夕焼けや星空をボーっと見ているような、何もしない時間が好きです。人が少ない静かな場所ならなおいい。「やることないし、昼間からビールでも飲んじゃうか!」みたいな時間は最高ですね。



――都会で仕事に追われていると、なかなか何もしない時間って持つことはできないですよね。


そうですね。何をしていても、せわしないというか。何気ない、本当に休日っぽい時間が、キャンプに行けば楽しめるんですよ。「何もしないをしに行く」って言ったら、ちょっとおかしいですかね?



――何もしない、が目的っていいですね。キャンプを始めるまでは、お休みはどんな楽しみ方をしていたんですか。


サラリーマンの時は休みの前の金曜日に朝までお酒を飲んで、土曜日は寝て過ごし、日曜日は洗濯して、また月曜日に仕事、なんて生活をしていたこともありました。今じゃ、考えられないですよ。



アウトドアに触れる入り口は何でもいい。 自然の素晴らしさを知ってほしい!

 出典  Funmee!!編集部


――アウトドアを楽しむ人の共通点ってありますか。


そうですね。アウトドアを楽しんでいる人って、すごく優しい人が多い気がします。自然を楽しむためには、時に雨が降ったり、寒かったりすることもある。けど、それをいい意味で諦めて受け入れられる人が多いのかな。



――さくぽんさんは、今後どのようなアクションを起こしていく予定ですか?


もっとアウトドアのことを深く知りたいので、ニュージーランドに1年ほど留学する予定です。向こうでアウトドアの仕事ができるといいなと思っています。山登りやカヤック、SUPにも興味が出てきたので、新しいことにもチャレンジしつつ、引き続きアウトドアの魅力をブログで発信していきます。



――キャンプ以外にも幅が広がりそうですね。


なんのアクティビティでも、道具でも、ご飯でも、お酒でも、入り口は何でもいいので、みなさんに自然の良さを伝えたい。とにかく、たくさんの人にアウトドアの魅力に触れてもらえるよう意識して、写真や文章を考えています。僕らのブログが、キャンプをしたことない人にもひっかかってもらえるような、アウトドアへの入り口になればいいなと。



――最後に、さくぽんさんにとって、「自然を楽しむこと」はどんな意味がありますか?


人生を楽しむために必要なことですね。だから僕は自然の中に身を置き続けたい。自然を楽しむようになって、仕事を辞めてしまったくらい人生観が変わった。まだこの楽しみを知らない周りの人にも伝えられるように、これからも生きていきたいです。



さくぽんさんおすすめのキャンプ場

①群馬県・北軽井沢スウィートグラス

 出典  Funmee!!編集部


自然も綺麗だし、スタッフの対応もいい。レンタル品や設備も完璧。道具がなくて手ぶらで行っても、初心者でも、誰もが楽しめるキャンプ場です。

②富山県・五箇山国民休暇地相倉キャンプ場

 出典  Funmee!!編集部


山奥にあって、明かりも少ないからか、すごく綺麗な星空が印象的なキャンプ場。近くには世界遺産になっている合掌造りの集落もあります。

「自然は自分らしくいられる場所」キャンプブロガー・さくぽんさんが伝えたい外遊びの大切さ【前編】


■プロフィール

佐久間亮介さん


キャンプブロガー兼Life FREEKs代表。キャンプ初心者の誰もが悩む疑問に対し、痒いところに手の届く解答満載のキャンプブログ「住所不定キャンパー改めHyper camp creators」を運営している。

https://camp-in-japan.com


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企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:池田 圭(Kei Ikeda)