アウトドア
#40 夏フェスを快適にしてくれる「フェスキャンプアイテム」
【ザ・使い込んでる部】︎

#40 夏フェスを快適にしてくれる「フェスキャンプアイテム」


使い続けるのには理由がある。愛し続けられるのには想いがある。そんな趣味にまつわるこだわりの“私物”を紹介する「ザ・使い込んでる部」。

 

落語家の春風亭柳若(りゅうじゃく)さんは、落語家になるより前、初回のフジロックから参加しているほどのロックフェス好き。今回、フェスでのキャンプサイトを再現しながら、欠かせないアイテムと楽しみ方を紹介していただきました。



「ザ・使い込んでる部」の連載一覧はこちら



フェスの快適さは道具で左右される!

選りすぐった柳若さんのアウトドアアイテムたち。上段、左からペグ用ハンマー、コンパクトチェア、折りたたみテーブル、ヘッドライト、モバイルバッテリー、ランプ類。下段はテント、マット、シュラフ、バーナーや調理器具
 出典  Funmee!!編集部
選りすぐった柳若さんのアウトドアアイテムたち。上段、左からペグ用ハンマー、コンパクトチェア、折りたたみテーブル、ヘッドライト、モバイルバッテリー、ランプ類。下段はテント、マット、シュラフ、バーナーや調理器具


学生の頃から音楽が好きで、ロック、パンク、ニューウェーブ、テクノとさまざまなジャンルを聴いてきました。学生時代にイギリスの音楽フェスにも参加して、こんな体験は日本ではできないと思っていたら、1997年にフジロックが開催されました。

 

日本にもこんな時代が来たかと、喜び勇んで参加しました。富士山の麓、山梨県の天神山スキー場で開催された、あの伝説のフジロックです。台風が迫るなか、テントがふっとぶほどの大荒れの天気。参加者の誰もがろくに雨対策もしておらず、びしょびしょで寒さに震えながらの過酷な一日でした。



パタゴニアの防寒具とホグロフスの雨具は柳若さんのフェス必須アイテム。落語家らしく手ぬぐいは自身のオリジナル
 出典  Funmee!!編集部
パタゴニアの防寒具とホグロフスの雨具は柳若さんのフェス必須アイテム。落語家らしく手ぬぐいは自身のオリジナル


この体験があったからこそ、次の年からは雨具と靴、そしてザックは登山用の本格的なものを用意しなければいけないとお金をかけてアイテムを揃えました。いまもアウターや靴は防水性にこだわって、ゴアテックスが採用された防水仕様を使い続けています。



テントは目立つティピー型をチョイス!

大人数でわいわい楽しむフェスには、キャンプ用テントが合います。ティピー型のテントは居場所の目印にもなり便利です
 出典  Funmee!!編集部
大人数でわいわい楽しむフェスには、キャンプ用テントが合います。ティピー型のテントは居場所の目印にもなり便利です


最初、コールマンのドーム型テントを使っていましたが、会場はどこもドーム型だらけで見分けがつかなくなることも。そこでロゴスのティピー型のテントに買い換えました。

 

登山用のテントも持っているのですが、軽量コンパクトな反面、天井が低くて。テント内で着替えたりもするので、フェスにはティピー型が便利ですね。



フジロックでは仲間とオートキャンプ施設「MOON CARAVAN」に宿泊。ここでは火を使った炊事ができるので、BBQしたり、バーナーと小さなフライパンでちょっとした調理も
 出典  Funmee!!編集部
フジロックでは仲間とオートキャンプ施設「MOON CARAVAN」に宿泊。ここでは火を使った炊事ができるので、BBQしたり、バーナーと小さなフライパンでちょっとした調理も

フェスのチェアは、収納のしやすさが第一


アウトドアチェアにはちょっとしたこだわりがあります。フェス中はいろんなアーティストのライブが見たいため、分刻みのスケジュールで会場から会場へと移ります。そこで収納に手間がかからないチェアを選びました。



コールマンのコンパクトチェアは、ワンタッチでコンパクトに
 出典  Funmee!!編集部
コールマンのコンパクトチェアは、ワンタッチでコンパクトに


ここ数年、ヘリノックスのチェアを使用している人がとても多いのですが、組み立て式のチェアは折りたたみに手間がかかるんですよね。そのせいか、ヘリノックスのチェアを首にかけてる人や、雨のときにたたむのが面倒で頭の上で持って歩いている人もいるんです。でもやっぱりそれって危ないよなと。



移動が多いフェスだからこそ、アウトドアチェアは収納のしやすさと軽さが快適に過ごすカギ
 出典  Funmee!!編集部
移動が多いフェスだからこそ、アウトドアチェアは収納のしやすさと軽さが快適に過ごすカギ


そこで僕はコールマンのコンパクトチェアをチョイスしました。このチェアは一動作で折りたためるので、雨の日でも、移動が多くても収納が手間にならないんです。ライブ会場だけでなく、キャンプサイトでもひと休みしたいときに活躍してくれます。



道具のチカラを借りて、心地よく過ごす


落語家になる前、会社員をしていたころはフェスに合わせて有給休暇をとっていました(笑)。いまは落語家として自由に活動できるので、さまざまなフェスを楽しんでいます。しかしフェスで休みを取るということは、仕事がない=無収入となるので嬉しいような、悲しいような複雑な気分です(笑)


 

だけど毎年、出演必須の一門会がフェスと被らないか心配で……。一番観たかったバンドが来るときに限って日程重なり、泣く泣くフェスを諦めたこともあります。そんなときは師匠にひとこと言うんです。


「フジロックで大好きなバンド見られなかったです」。師匠「だからどうした」。


ふつうなら破門ですね。優しい師匠でよかったです(笑)



フジロックは天気が変わりやすいフェスなので、足元もゴアテックスブーティが使われた靴が必須
 提供  春風亭柳若さん
フジロックは天気が変わりやすいフェスなので、足元もゴアテックスブーティが使われた靴が必須


だから行けないときは、次どんな風に楽しもうか想像して遊びます。道具選びからはじまって、フェス会場で居心地のよいキャンプサイトをつくる。BBQをして、少し歩いた先には音楽が流れている。自然のなかでビールを飲みながら音楽と一体になって楽しめるフェスは最高です!



柳若さんも使うロゴスのティピーテントの現行モデル。2~3人向けサイズの300のほかに、4人くらいまで使える400もあります。ティピータイプなのでフェスのキャンプサイトでも目立つこと間違いなし!


■プロフィール

春風亭柳若さん

 

落語芸術協会所属 落語家 二ツ目 瀧川鯉昇門下。フジロックは初回から参加している。音楽フェスに参加するほか、登山やキャンプツーリング、ソロキャンプも趣味として楽しんでいる。twitter@s_ryujaku

 

 

===

文:千葉泰江(Yasue Chiba)

写真:是枝右恭(Ukyo Koreeda)

 


ファッション
スポーツ
2018年6月4日
Funmee!!編集部
Funmee!!編集部

RANKING

ランキング