【趣味人ジドウシャ部】#15 ジープ・ラングラーTJ型(ディテール編)


クルマの新旧や機能だけでなく、趣味性の高いクルマ、さまざまな趣味への汎用性が高いクルマを紹介する連載「趣味人ジドウシャ部」。

 

ちょうどタイミングよく、2017年12月1日から開催されたロサンゼルスモーターショーでニューモデルJL型が発表されたジープ・ラングラーですが、今回紹介するのは、現行モデルJK型のひとつ前のモデルとなる2005年式のTJ型です。

 

クライスラー傘下となってからのモデルですが、ボディ各所にAMC時代の面影を見ることができる波乱万丈のモデルでもあります。



コンパクトなボディは都内で乗るのにも良いサイズ


ここ10年間で、都内のコインパーキングに駐車するのはいささか窮屈と感じるほど、自動車は大型化の一途を辿っています。ところがTJ型ラングラーは全長4m弱と非常にコンパクト。都内の狭い道を走り回るのにはちょうど良いサイズでもあるのです。オフロード性能ばかりがクローズアップされがちですが、実はこのコンパクトなボディサイズも人気の秘密なのかもしれません。



TJ型ラングラーは、全長約3.9m、全幅約1.7mと非常にコンパクト。都内でドライブしても大きく感じることはないでしょう

 出典  Funmee!!編集部


TJ型のなかでもトップグレードとなるサハラは、標準でハードトップが備わります。それまでのジープがソフトトップとハーフドアのオープンエアなイメージだったのに対して、サハラはハードトップを装着することで、より居住性が向上し、普段使いしやすくなりました。当然ながらエアコンも効き、快適なドライブが可能です。



取材車両はトップグレードの”サハラ”と呼ばれるモデルで、樹脂製のハードトップを備えています

 出典  Funmee!!編集部

インテリアは意外にもモダン


一方インテリアに目を移すと、それまでのジープの鉄板むき出しのダッシュパネルにスイッチ類が並ぶという無骨なデザインから、メータークラスターやセンターコンソールが備わる近代的な意匠を採用し、よりモダナイズされています。オーソドックスなレイアウトなので、初めて運転する際にも特に戸惑うことはないでしょう。



TJ型より日本仕様は右ハンドルが販売されました。ATセレクターの手前に見えるのがトランスファーレバーです

 出典  Funmee!!編集部


決して広くない車内ですが、ダッシュボード周りやシートは意外にもモダンなデザインを採用。リアフェンダーの間に2名分のリアシートが備わるため、乗車定員は4名となります。リアシートにはフロントシートを倒して乗り込みます。リアシート後部のラゲッジスペースは決して広くないですが、シートを折りたたむことで広いカーゴスペースになります。



リアシートは決して広々としたものではありませんが、2名がしっかり座ることができます

 出典  Funmee!!編集部


キャンプなどのアウトドアで使用するなら、2シーターと割り切った方が良いかもしれません。ちなみに現行のJK型ラングラーには、ホイールベースを延長し、4ドアとなった”アンリミテッド”というモデルが用意されています。家族で乗るならアンリミテッドという選択もあります。

 

実はハードトップの下には、かなりゴツいロールバーが備わっています。この堅牢なロールバーによって、オフロード走行時に万が一横転したとしても、乗員をしっかりと保護してくれるのです。こういったヘビーデューティなディテールもジープの大きな魅力のひとつです。



リアゲートは、スペアタイヤを備えたゲートを横に開いた上で、ガラス部分を上方に跳ね上げる2分割方式を採用しています

 出典  Funmee!!編集部

必要にして十分なパワーを発揮する4リッターガソリンエンジン


日本に導入されているのは、AMC製の242ci(約4リッター)直列6気筒OHVガソリンエンジンを搭載するモデルです。出力193PSとトルク319N・mを発生。低速からトルクが発生するため、非常に乗りやすくタフなエンジンです。



エンジンはAMC時代の4リッターガソリン直列6気筒を継続して搭載しています。トランスミッションは4速ATでイージードライブが可能です

 出典  Funmee!!編集部


特に2002年モデル以降はオートマチックも3速から4速にアップデートされています。オフロードはもちろん、オンロードでもパワフルに走ります。



純正のアルミホイールに装着されるのは、グッドイヤーのラングラーGS-A。ホワイトレタータイヤがよく似合います

 出典  Funmee!!編集部


■取材協力

タイガーオート

AMC時代からジープを扱っているという国内屈指の老舗ショップ。現在はクライスラー・ジープ所沢もグループに持ち、新車の販売からカスタムまでジープのことならなんでもお任せの頼もしいショップだ。

 

埼玉県鶴ヶ島市三ツ木新田9-1

TEL:049-286-6644

営業時間:9:30〜19:30

休み:火曜、第1・3月曜

 

 

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文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)



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Funmee!!編集部

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