ビギナーからマニアまで楽しめる!「ケアーズ六本木 東京ミッドタウン店」が厳選するヴィンテージウォッチ


理想の腕時計と出会うための第一歩。その正解はずばり、専門店との信頼関係を築くことです。


「ケアーズ 東京ミッドタウン店」の店長・青木 史さんのアドバイスとともに、奥深いヴィンテージウォッチの世界へと誘います!



自分だけの正解を探し出せることが、ヴィンテージウォッチの醍醐味

 出典  Funmee!!編集部


―― ヴィンテージウォッチの専門店と言っても、そのスタイルは実にさまざまだと思います。「ケアーズ」では、どのような基準で商品を選んでいるのでしょうか?


今回ご紹介する8本の時計を見てもらうと分かると思いますが、「ケアーズ」では幅広いブランド・テイストの商品を取り扱っています。ヴィンテージウォッチを掘り下げていくと、どのブランドもいい時代もあれば、そうではない時代があったことが分かります。


そこをしっかりと見極めてセレクトするのが、うちのスタイルです。



 出典  Funmee!!編集部


―― なるほど。こうした間口の広さであったり、誰もが知る一流ブランドが落ち着いた価格から買えることは、ビギナーにとってもありがたいはずです。


個人的には、はじめは無理して高い時計を買う必要はないと思っています。予算が10万円代だと買える商品は残念ながら限られてきますが、30万円あれば、選択の幅がかなり広がります



 出典  Funmee!!編集部

「ケアーズ」の今を伝える、厳選のヴィンテージウォッチがこの8本!

左:1963年製のIWCのラウンドモデル 右:1940年代頃のオメガのイギリス軍用時計

 出典  Funmee!!編集部


―― ではさっそく、時計のご紹介をお願いします。


まずヴィンテージウォッチの入門として一押しなのが、左側にある1963年製のIWCのラウンドモデル。税抜き21万円でこのクオリティを提供することは、今の時代の時計ではまず難しい。精度にも衝撃にも強い“ペラトン式自動巻き”と呼ばれるムーブメントを搭載していて、実用面に関しては随一。インデックスひとつ見ても、文字盤を作り込んでいることが分かります。


同じような魅力を持つのが、右側のオメガの軍用時計。こちらは税抜き36万円。第二次世界大戦用に作られたもので、ケースをはじめ、とても丈夫に作られています。手巻きムーブメントの傑作、“30mmキャリバー”を使用しているので精度にも期待できます。



1940年代頃のティソの手巻き時計

 出典  Funmee!!編集部


―― 2本ともにコスパが満点ということですね。次のティソについては?


ずばり、ポイントは“ミラーダイヤル”の文字盤。この仕上げは大変希少で、これがロレックスのスポーツウォッチになると、200万円超えは当たり前……。それが税抜き17万円で買えるので、お得感があります。

1940年代頃のゼニスのクロノグラフ

 出典  Funmee!!編集部


―― なるほど。こちらのクロノグラフは新品と見間違うほどの素晴らしいコンディションです!


ゼニスのクロノグラフです。1940年代の時計でこの状態を保っていること自体が奇跡に近い。今の時計にはない小ぶりのサイズ感であることに加え、ミニマムなカラトラバデザインのケースに漆黒の“ミラーダイヤル”が非常に映えます。稀少性も高いため、税抜き110万円は妥当な価格だと思います。


左:1950年代頃のロレックス「オイスターパーペチュアル」のRef.6107 右:1965年製のロレックス「サブマリーナー」のRef.5513

 出典  Funmee!!編集部


―― 続いて登場するのは、ヴィンテージウォッチ界の絶対王者ロレックス。


やはり王道のサブマリーナーは外せません。人気のRef.5513はミラーダイヤルになると税抜きで270万円、ダイアル、ケース、ベゼル、ムーブメント、ブレスレットまで、トータルバランスが重要です。1950年代の時計らしい吹き付け塗装で仕上げた“ハニカムダイヤル”のRef.6107は、スポーティでありながら、ドレスウォッチの感覚でも楽しめる一本。税抜きで54万円になります。

1930年代頃のオメガの軍用クロノグラフ

 出典  Funmee!!編集部


―― このオメガ、ものすごいオーラがあります……。


知る人ぞ知る超レアなクロノグラフで、僕も実物を見るのも、販売するのもはじめてです。軍用モデルとして開発され、ベゼルにアワーマーカーが刻印されていることが特徴です。価格はなんと、税抜きで700万円!!!



―― おお、さすがに高いですね(汗)。でも、これを逃すと二度と出会えないような個体だから、生粋のオメガのコレクターなら即決してしまうのかも!? 最後は王道中の王道である、パテック フィリップのRef.96。



1942年製のパテック フィリップのRef.96

 出典  Funmee!!編集部


ヴィンテージのパテック フィリップの定番と言えば、Ref.96であることに異論を挟む余地はないかと。ただ、Ref.96は無数のバリエーションがあるので、価格は人気や希少性によって変わります。この個体は、ブラックの“ミラーダイヤル”であること、さらにめずらしいデザインの文字盤ということもあり、価格は税抜きで460万円。これはRef.96の中でも高めの部類に入ります。



―― この8本を見るだけでも、かなり選択の幅があることがよく伝わります。


うちのセレクトは、ビギナーからマニアの方まで満足していただけるように常に心掛けています。しっかりとした個体が選べるのであれば、価格が高い時計を買うことが正解というわけではありません。この機会に、一生付き合える趣味として、ヴィンテージウォッチの世界に触れていただけると嬉しいですね。



 出典  Funmee!!編集部

■ショップ情報

ケアーズ六本木 東京ミッドタウン店

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F D-0319

Tel. 03-6447-2286

11:00~21:00

http://www.antiquewatch-carese.com/



■プロフィール

青木 史さん

1976年生まれ。東京都出身。京都でセレクトショップの販売員やバイイングを経験した後、「ケアーズ」に入社。現在は「ケアーズ 東京ミッドタウン店」の店長を務める。腕時計だけにとどまらず、古着やヴィンテージファニチャーへの造詣も非常に深い。




===

文:戸叶庸之(Tsuneyuki Tokano)

写真:鳥居健次郎(Kenjiro Torii)



最新情報はこちらから フォローやいいね!をして最新情報を受け取ろう

Funmee!!編集部

Funmee!!編集部