【ザ・使い込んでる部】#18 自らの手で組み立てたロードバイク


使い続けるのには理由がある。愛し続けられるのには想いがある。そんな趣味にまつわるこだわりの“私物”を紹介する「ザ・使い込んでる部」。

 

今回は茨城県つくば市でハンバーガーショップ『0298』を営む、古川大輔さんのロードバイクをご紹介します。ロードバイクを始めたのは3年ほど前とのことですが、瞬く間にのめり込み、現在の愛車はすでに3代目だそう。



愛車を組み立てる時間も楽しむ

フレームの素材は、超軽量C-15カーボンからつくられるフルカーボン

 出典  Funmee!!編集部


いま乗っているロードバイクは、2017年に入ってから購入したものなんです。フレームは『FUJI』のトランソニック。走り方の好みや脚のタイプによってフレームの種別は変わるのですが、僕は平地をすごいスピードを走れるエアロロードがよかったんですね。

 

実はこれ、フレーム、ホイール、チェーンなど、各パーツを自分で組み立てたんですよ。サイクルショップの方だったら半日程度で組み立てられると思うんですけど、僕はあえて数週間かけました。仕事から帰って、お酒を飲み、完成を控えたロードバイクを眺めながら、ひとつずつパーツを組み立てていく。それがすごく楽しくて。



特にこだわったパーツはサドル

クッションが入っていなくても、このサドルだとお尻が痛くならないそうです

 出典  Funmee!!編集部


『Prologo』のサドルも気に入っているんです。サドルってクッション入りが多いんですけど、これはカーボン製なんですね。だけどお尻の形にフィットするので、全く痛くない。走行距離が伸びてくると、どうしてもお尻が痛くなってしまっていたので、走りがより快適になりました。



修理セットはケースにいれてロードバイクに常備しています

 出典  Funmee!!編集部


チューブやタイヤレバーなどの工具は常備しています。走っていると急にパンクしてしまうこともありますから。その場でチューブを交換すれば、また復活できる。慣れるとそんなに難しくないですし、みんなもっていますよ。



往復約40kmをママチャリで通勤した思い出

初代のロードバイクと同じタイミングで購入したヘルメット、バッグ、シューズは現在も愛用中

 出典  Funmee!!編集部


ロードバイクを始めるようになったのは、お店の近くにあるコーヒー屋さんのマスターに誘われたからなんです。「一緒に走りに行かない? ロードバイクは僕のを貸すから」って。3年くらい前でしたね。

 

もともとトレイルランニングをやっていたんですけど、膝を痛めて走れなくなってしまっていたので、「行きます!」と即答しました。それがすごく面白かったんです。自転車は膝への負担も少ないですしね。


でも僕、飽き性なんですよ。スケボーやバイクなど、趣味は2年くらいしたら大体飽きちゃう(笑)。それで1年間、自宅からお店までをママチャリで通うことにしたんですね。ロードバイクは初心者モデルでも15、16万円。決して安価な品ではありませんし、1年続いたら自分のやる気もきっと本物だろうと。

 

距離は片道約20km、往復約40km。車でかかっていたガソリン代を浮かせ、そのお金でロードバイクを買おうと思って。それなら奥さんも説得しやすいじゃないですか(笑)。



ロード沼にハマった仲間たちと楽しむ日々

チームのメンバーと大会に出場した時の集合写真。手前にいるつくばくんは、古川さんの愛犬

 写真提供  古川大輔さん


ロードバイクを購入したら、ますますのめり込んでしまい、もっといいモデルが欲しくなりました。初代は『LAPIERRE』、2代目は中古の『VIGORE』、それでもやっぱり上位モデルが欲しくなって、愛車だった『DUCATI』のバイクを売り、現在の3代目を手に入れたんですね。これを「ロード沼にハマる」っていうんです(笑)。

 

いまはお店のお客さんたちと『0298』というチームを組んでいるんですよ。毎朝7時に集合して1時間程度の朝練をしたり、大会に出場したりしています。



ハンバーガーのマークの中にある数字「0298」は、古川さんのお店の名前でありチーム名

 出典  Funmee!!編集部


チームメンバーお揃いのハンバーガー柄のジャージもオリジナルで制作。自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの「山岳賞」に与えられる“白地に赤い水玉模様のジャージ”をモチーフに、僕がデザインしました。



「ロードバイクを始める前と後で一番変わったのは体重です」と笑う古川さん。10kg痩せ、いまは少しリバウンド中だとか

 出典  Funmee!!編集部


ロードバイクはなぜか飽きずに続いている。むしろハマっているんです。どうしてなんだろう。自分でも気付いていないいろんな理由があるんでしょうけど、きっと一番は山登りを自転車で登頂できた時の達成感かもしれません。

 

「自転車で登るのは無理だろう」と感じた山も、コツを掴むと登れるんですよ。最初の頃は途中で足を付けてしまった吾国山を登り切った時は嬉しかったですね。いずれ乗鞍岳へも行ってみたいんです。まずは山登りが得意なチームメイトのライバルになるのが目標かな。




■プロフィール

古川大輔さん

 

1977年茨城県生まれ。人気ハンバーガー店『FELLOWS』やハンバーガーチェーン店『フレッシュネスバーガー』に勤務した後、2011年11月11日に茨城県つくば市に『0298』をオープン。オーダーが入ってからこだわりのビーフパティを炭火でじっくり焼き上げるジューシーなハンバーガーは絶品。店名はつくば市の市外局番で、愛犬「つくば」に由来している。

 


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文:大森菜央 (Nao Ohmori)

写真:飯村ゆみ(Yumi Iimura)

 

 

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Funmee!!編集部

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