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#47 熱帯魚をさらに美しく魅せる水槽「キューブガーデン」
【ザ・使い込んでる部】︎

#47 熱帯魚をさらに美しく魅せる水槽「キューブガーデン」


使い続けるには理由がある。愛し続けられるには想いがある。そんな趣味にまつわるこだわりの“私物”を紹介する「ザ・使い込んでる部」。

 

今回ご登場いただくのは、都内でウェブ制作会社を経営する田中智さん。祭りで手に入れた金魚に導かれ、いつしか室内には40以上の水槽が並ぶ事態に。アクアライフを美しく楽しませてくれる水槽、ADA「キューブガーデン」の魅力について伺います。



祭りの金魚にはじまり、アピストグラマのマニアへ

この部屋、熱帯魚ショップみたいですよね? と笑う田中さん
 出典  Funmee!!編集部
この部屋、熱帯魚ショップみたいですよね? と笑う田中さん


幼いころに犬や鳥を飼った経験はありますが、魚を育てた経験はありませんでした。会社がある地域で恒例の夏祭りがあり、社員が金魚を持って帰ってきたので、急遽、水槽を用意することに。社員全員が飼育の知識ゼロだったこともあり、金魚はすぐに死んでしまい、かわいそうなことをしたなと。

 

せっかく水槽を買ったので、メダカを買って社内で育ててみたのですが、これもまたダメ……。きちんと知識をつけて飼わないとマズイと思い、熱帯魚の飼育について調べることにしました。



最初に飼った熱帯魚、アピストグラマは、オレンジ色がきれいな「アピストグラマ アガシジィ ファイヤーレッド」
 出典  Funmee!!編集部
最初に飼った熱帯魚、アピストグラマは、オレンジ色がきれいな「アピストグラマ アガシジィ ファイヤーレッド」


ちょうど仕事でいろんなことがあった時期で、ゲン担ぎの意味も込めてラッキーカラーのオンレジ色の熱帯魚「アピストグラマ アガシジィ ファイヤーレッド」を購入し、じっくり熱帯魚と向き合ってみることにしたんです。アピストグラマは、南米に生息する熱帯魚で観賞用熱帯魚として人気が高く、この魚種のみを飼うアピストグラマのマニアと呼ばれる人たちがたくさんいるほどなんですよ。



子育てする熱帯魚。その社会性に興味は尽きない


アピストグラマがおもしろいのは、社会性があって、子育てもする魚であること。

 

つがいをつくるときは、オスとメスを1匹ずつ、さらにもう1匹種類違いのアピストグラマを同じ水槽に入れるんです。そうすると、敵とみなされた種類違いを追い払うためにオスメスでタッグを組んで、そのうち仲良くなって愛が育まれる。そして、産卵し、子どもがたくさん生まれます。メスが母親らしく常に近くで見守りながら子どもを育てることも興味深いです。



父・母・子どものひと家族が、ひとつの水槽で暮らしている
 出典  Funmee!!編集部
父・母・子どものひと家族が、ひとつの水槽で暮らしている


母親は出産するとしばらくの間、今度は父親を敵とみなし、警戒、攻撃するようになります。なので、小さなケースに父親を保護し、母親の警戒が解けるのを待つ。こんな具合に、水槽のなかで巻き起こる愛とバトルの日々を飽きずに見続け、気づけばいつの間にかアピストグラマは30種以上、水槽は40を超えていました(笑)



買い替えが難しいからこそ吟味した水槽とは?

ぎっしりと並ぶ水槽は圧巻!
 出典  Funmee!!編集部
ぎっしりと並ぶ水槽は圧巻!


熱帯魚の飼育で肝心なのが、水槽内の環境作り。水温やpHを最適に維持するのは大変です。そのため、水槽を買い替えることはなるべく避けたいと考え、最初からいいものを買わねばと思っていました。そこで出合ったのが、このADAの「キューブガーデン」です。

 


接合部に別部品を使わないので、ガラス面が広く感じられます
 出典  Funmee!!編集部
接合部に別部品を使わないので、ガラス面が広く感じられます


これはネイチャーアクアリウムに適したメーカーのつくった水槽で、社長さんがフォトグラファーということもあり、水景を美しくクリアに見せることへのこだわりがハンパない! 熟練の水槽職人が手がけていて、なによりガラス面の接合部がほかの水槽と比べ物にならないくらいきれいなんです。

 

何種類ものアピストグラマをツガイで飼い、繁殖させていくには水槽が必要になる。どんどん買い足していくなら絶対にこの水槽だ!と最初の段階からこのキューブガーデンを愛用しています。



威嚇行為でヒレを広げるアピストグラマ
 提供  田中智さん
威嚇行為でヒレを広げるアピストグラマ


アピストグラマは、威嚇する際にヒレを大きく広げるのが特徴で、その姿がとてもきれいなんです。ヒレを広げた姿が見たくて、水槽越しに手鏡をかざし、自分の姿を敵と思ってヒレを広げさせるのですが、キューブガーデンのクリアさも手伝ってものすごくきれいに見ることができます。



水槽のガラス自体もとてもクリア
 出典  Funmee!!編集部
水槽のガラス自体もとてもクリア


この4年くらいで水槽がどんどん増え、いまでは部屋が熱帯魚ショップ状態ですが(笑)、接合部が美しいキューブガーデンのおかげで、ズラリと水槽を並べても圧迫感がなくクリアに鑑賞できています。最初の選択に間違いはなかったなと、とても気に入っています。

 


メンテナンス道具にもこだわる

水槽のメンテナンスには専用の道具を使う
 出典  Funmee!!編集部
水槽のメンテナンスには専用の道具を使う


アピストグラマを飼い始めると同時に、飼育ブログもスタート。毎朝約1時間かけてエサをやりながら各水槽の状況を確認し撮影してから出勤しています。通勤電車のなかでその日の様子を投稿する日々。最近は、カメラの性能が格段にアップしたため、水槽を常にきれいにしないといろいろ写っちゃうんですよね。

 

アピストグラマの住環境はもちろん、きれいな画作りのためにも、メンテナンス用の道具は欠かせません。水槽と同じADAのものが使いやすく、愛用しています。とくに水草をトリミングするためのハサミ、プロシザースは、ほどよくカーブしているので、底面の水草にも簡単にアプローチできます。



ガラス面をきれいにする道具、プロレイザーできれいに
 出典  Funmee!!編集部
ガラス面をきれいにする道具、プロレイザーできれいに


コテのように見えるプロレイザーは、ガラス面に付着した藻類を擦り落とす道具。標準サイズの商品は、持ち手が長く我が家の環境では使いづらかったので短くカット。これらのメンテナンス道具で水槽をきれいにしてから、ブログ用の撮影を行っています。

 


アピストグラマはラッキーフィッシュ!


趣味で始めた飼育ブログは、ほぼ毎日更新を重ね、すでに800日を超えました。いまでは世界中のマニアが見てくれるようで、海外の方からコメントをもらうこともあります。

 

2018年5月には、ブログを見たという熱帯魚ショップを経営している台湾人の方から連絡をもらい、台湾から我が家にわざわざ見学に来たんです! 通訳さんを介しながら、楽しいひととときを過ごしました。



スポイトを使ってエサをやる田中さん。この作業に毎朝1時間はかかるという
 出典  Funmee!!編集部
スポイトを使ってエサをやる田中さん。この作業に毎朝1時間はかかるという


じつは、熱帯魚が趣味という会社経営者って意外と多くて、さまざまな会合で話しているうちに話が盛り上がり、その後の仕事に発展することもあるんです。自分のラッキーカラーということで選んだアピストグラマが、チャンスと幸運を運んできてくれたと思っています(笑)

 

今度はこの水槽をさらに発展させて、水草や流木などで風景画のような水景を楽しむネイチャーアクアリウムにもトライしてみたいなあと思う、今日このごろです。

 


日本やヨーロッパで人気の南米原産の熱帯魚。美しい色彩のヒレを持ち、泳ぐ姿を楽しんでみてはいかが。


■プロフィール

田中 智さん

 

東京都生まれ、茨城県育ちの42歳、都内でウェブ制作会社を経営。2014年から熱帯魚アピストグラマにハマる。飼育ブログ「キンメの毎日」をほぼ毎日更新。オフ会も積極的に参加し、ファン同士の情報交換も楽しんでいる。

 

 

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文:山田裕子(Yuko Yamada)

写真:斉藤純平(Jumpei Saito)



アウトドア
登山
2018年7月30日
Funmee!!編集部
Funmee!!編集部

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