【ロードバイクが気になる!】メンテナンスの基本のキ! 点検・清掃方法をマスターしよう


ロードバイクのメンテナンス、というといかにも難しそう。


しかし、基本は「点検」と「清掃」とシンプル。日常的にそのふたつをしっかりとしていれば、大きなトラブルに遭うこともまずはないと言えます。一方、ブレーキや変速機のメンテナンスや調整などは、ロードバイクを扱う自転車専門店に任せた方が確実かつ安心です。


自分でできる点検と清掃の方法をマスターして愛車も長持ちさせる方法を、東京中野にあるバイクショップ、ピアチェーレ・ヤマの店主山本実光さんに教えてもらいます。




① 異音をチェックする

 出典  Funmee!!編集部


まずはフロントを10cmほど持ち上げて、軽く床に落としてみましょう。


この時、ガシャとかカチャンとか音がするようなら、どこかのネジが緩んでいる証拠です。異音のする原因を探りましょう。リアも同様に軽く落として見て、異音がないかを確認しましょう。




② フォークが緩んでないかを確認する

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次に前輪を足で挟んで、ハンドルを左右に揺らします。これでフォークが緩んでないかを確認します。フォークが緩んだまま走行すると転倒の恐れもあるので、しっかり固定しておきましょう。



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もし前輪を固定しているのにハンドルが左右にぶれるようなら、フォークとステムの固定が緩んでいます。アーレンキーでステムのサイドのネジを締めます。



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ヘッド部分のネジも緩んでないか、確認しておきましょう。



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ハンドルバーが上下左右に動くようなら、こちらもしっかり固定しておきましょう。




③ ブレーキを点検する

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ブレーキの点検では、パットのバランスが左右均等になっているかを目視しましょう。


片面がリムに当たっている場合は、自転車屋さんで調整してもらいましょう。ブレーキは走る上で最も重要なパーツです。だからこそ慎重に扱いたいところです。



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ブレーキ本体がぐらついている場合は、ブレーキの裏側にある固定ネジを締めます。




④ サドルをチェックする

 出典  Funmee!!編集部


サドルがぐらつく時には、サドル下のネジを固定します。



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サドルの高さが下がってくるようなら、シートピラーの固定ネジを締め付けます。



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自宅でしっかりパーツをチェックしたいなら、メンテナンススタンドを手に入れることをおすすめします。これで両手を使ってしっかり確認したり、清掃したりすることが可能になります。




⑤ 変速機やブレーキの不具合はロードバイク専門店に任せるのが安心!

 出典  Funmee!!編集部


走行時変速がスムーズにいかないようなら、チェーンが伸びてきてたるんでいる可能性も。専用のスケールで図ると一目瞭然です。この場合は新しいものに交換となるので、自転車専門店に相談するといいでしょう。



トラブル回避効果も高い! 清掃方法をマスターしよう


ロードバイクに乗っているとちょっとずつ汚れるもの。その汚れ、どうしてますか?


普段から自転車をキレイにしておけば、トラブルもぐっと減ります。なぜならロードバイクを清掃することは、しっかり隅々まで点検することでもあるからです。


早めにパーツの不具合が見つけられれば、大きなトラブルになる前に対処できます。

清掃方法はとても簡単!、乗った後には清掃する、毎週月曜日には清掃する、などルーティン化することをおすすめします。





① ロードバイク全体の汚れを大まかに落とす

 出典  Funmee!!編集部


まずはロードバイク全体についた汚れを、大まかに落としていきます。山本さんおすすめなのが、マックオフのダーティワークワイプス。ロードバイクのどんな場所にも使えて、便利です。ウェットティッシュスタイルで、一枚ずつケースから取り出せるのもポイント。



 出典  Funmee!!編集部


まずはフレーム全体をしっかり拭いていきます。比較的汚れが少ない部分から拭いていくと、使うペーパーが少なくて済みます。



 出典  Funmee!!編集部


案外汚れているのがダウンチューブの裏。跳ね上がった土などがこびりついていたりします。しっかりと落としていきましょう。



 出典  Funmee!!編集部


マックオフのダーティワークワイプス表面はピンク色の凹凸があり、これが汚れを絡め取ってくれる構造! みるみる間にロードバイクがきれいになっていきます。




② タイヤとホイールを拭き上げる

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タイヤやホイールもしっかり拭き上げていきます。特にタイヤは異物が付着していないか、亀裂が入っていないかなどもチェックしながら行いましょう。



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スポークも意外と汚れているものです。一本ずつ丁寧に拭くことで、スポークの張りもチェックします。




③ ブレーキも丁寧に

 出典  Funmee!!編集部


ブレーキは、異物が挟まっていないかなどをチェックしながら拭いていきます。



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可能ならホイールを外して、ブレーキパッドの当たり面も吹き上げます。こちらも異物が付着していないか、清掃しながら確認します。




③ 最後はチェーンをきれいに!

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最後に一番汚れているチェーン周りの部分を綺麗にしていきます。クランクを拭きます。チェーンリングの部分はギア部分が鋭いので、怪我をしないよう気をつけましょう。



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チェーンも拭いていきます。マックオフのダーティワークワイプスで拭いておくと、この後の洗浄が楽になります。



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パーツクリーナーを使って、チェーン内部まで洗浄します。流れ出る汚れを受けるため、必ずウエスや布などをすぐ下に当てましょう。室内ではさらにロードバイクの下に新聞紙やダンボールなどを敷いておくと、汚れが飛び散らず後処理が楽になります。



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スプレー式のクリーナーでチェーン内部まで洗い流します。オイルの汚れの他に、砂などの付着物を一気に落としてしまいましょう。



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メンテナンススタンドを利用すれば、クランクを回転させてチェーンを動かしながら丁寧に拭けるので簡単です。チェーンに汚れがたまっていると、スムーズなペダリングに支障が出てきます。しっかりと汚れを落としましょう。




④ 盲点はリアディレイラーのプーリー

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リアディレイラーのプーリーも汚れが付着しやすい場所です。特にいつまでもチェーンが綺麗にならない時は、この部分もチェックしてみてください。




⑤ チェーン清掃のあとは注油をお忘れなく

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チェーンを洗浄したら、忘れずしっかり注油しましょう。


チェーンオイルにはスプレー式と点眼式があります。山本さんのおすすめは点眼式。一滴ずつチェーンのコマに注油していきます。スプレー式は手軽ですが、オイルが飛び跳ねやすくなります。ホイールなどを汚さないためにも、点眼式の方が扱いやすいでしょう。




⑥  注油半日後にふき取りましょう


 出典  Funmee!!編集部


注油して半日から1日後に、余分なオイルを乾いたきれいな布で拭き取ります。オイルはチェーンの内部に浸透していれば十分なので、外側をしっかり拭き取りましょう。


この拭き取りをしないと脚や服にオイル汚れがつくだけでなく、チェーンにもオイルを介してより汚れがつきやすくなります。




⑦ スプロケットの汚れはパーツクリーナーで一気に

 出典  Funmee!!編集部


スプロケットの汚れも、パーツクリーナーで一気に洗い流します。写真のようにウエスでしっかりと周りを覆って、流れ出る汚れをしっかり受け止めるようにしましょう。



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さらにウエスの端を歯の間に挟み込んで、奥の汚れを掻き出すと効果的です。




以上で点検と清掃は完了! ルール化してしまえば、簡単です。日々の点検と洗浄をしっかり行い、安全にロードバイクを楽しんでくださいね!



マックオフ ダーティワークワイプス

山本さんおすすめの清掃アイテムのひとつ。表面はピンク色の凹凸があり、これが汚れを絡め取ってくれるます。手を汚さず、みるみるロードバイクがきれいになっていきます。

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ヴィプロス チェーン&パーツクリーナー

こちらも山本さんおすすめのお手入れアイテム。

遅乾性のクリーナーながら、油分が残ることのない完全乾燥タイプなので、脱脂する面倒がないのが魅力。

チェーンオイルの持つ潤滑性能も十分に引き出してくれるそう。

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ヴィプロス ケイテン

山本さんおすすめの高性能自転車用チェーンオイル、ヴィプロス・ムオンの継承商品、ケイテン。

ムオンの潤滑性能を継承しつつ、 チェーンの動きの「軽さ」や「汚れにくさ」に着目して開発された超浸透型低粘度オイルです。

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 出典  Funmee!!編集部


■プロフィール

山本実光さん(ヤマさん)

鹿児島の自転車屋に生まれ。自転車卸の大手・東京サンエスに勤務後、ピアチェーレ・ヤマをオープン。人生=自転車歴というまさに自転車のプロフェッショナル。その穏やかな人柄と、幅広い経験と知識で多くの悩めるサイクリストを支えてくれる、救世主的存在。



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■撮影協力

ピアチェーレ・ヤマ

東京都中野区中央5-40-15 ハイネス中野104

休み:不定休

営業時間:11:00~20:00




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写真・文:蟹 由香






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Funmee!!編集部

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