ベルギーからきた渡り鳥?【とあのベルギービールな話 第3回】

 Funmee!!編集部


ビアイラストレーターのライターのとあです。年始早々、インフルエンザにかかりどこにも出かけることができずに悔しい思いをしたので、今年の抱負が自動的に健康第一になりました。1月もすでに後半戦ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?

2017年酉年。鳥といえばこのビール!


今回ご紹介するのは酉年にちなんで、小鳥のラベルが印象的な「グリゼット ブロンシュ ビオ(Grisette Blanche Bio)」。フランス語でグリゼットは「ヒナ鳥」、ブロンシュは「白」、ビオは有機栽培された材料を使用しているという意味になります。ラベルのモデルになっているのは「ノドクロムシクイ」という渡り鳥。主にヨーロッパや中央アジアに住んでいて日本では滅多にお目にかかれないのだそう。

ちなみに、グリゼットという言葉には他にも「安臭い灰色の布地」(昔の女性労働者の服が灰色のウールの布地だったことから)や、「貧しく若いお針子」を指す言葉として使われています。

 Funmee!!編集部


こちらは、材料に小麦を多く使用する「ホワイトビール」に分類されます。同じ種類のビールだと「ヒューガルデン ホワイト(Hoegaarden White)」がありますが、日本で一番有名なベルギービールだと言われていますので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?

 Funmee!!編集部


ホワイトビールは小麦を多く使用している点の他に、オレンジの皮やコリアンダーの種などの香辛料が加えられているのが特徴です。小麦に含まれるタンパク質でビールの泡立ちや泡持ちがよくなり、爽やかな香りと酸味のある味わいになります。本当は夏真っ盛りの熱い季節にグビグビ飲んでいただきたいので、ぜひその時まで覚えていただけたら嬉しいです。最高においしいですよ!

 Funmee!!編集部


グラスに注いでみると、オレンジがかった金色をしていて若干濁っています。これは、ビールを発酵する際に使う酵母を残して瓶に詰めているからなのですが、日本で見慣れた透き通った金色のビールとは見た目が異なります。「品質は大丈夫かな?」と不安になりそうですが、全く問題ありません! むしろ酵母は摂取すると体にいいと言われていて、酵母を使った健康食品も多くあります。余談ですが、私はタブレット状のビール酵母を毎日飲んでいます。

さて、気になる味をイラスト化してみると……?

 Funmee!!編集部

ベルギーではベルギー語は話さない?


今まで3本のベルギービールをご紹介しましたが、ラベルに書かれている文字が何と書かれているのかわからないものが多いですよね? というのも、ベルギーで主に公用語として使われている言語が3つあり、ベルギーでオランダ寄りの上半分は「オランダ語」、フランス寄りの下半分は「フランス語」、一部ドイツに面している所では「ドイツ語」が使われているからなんです。

 Funmee!!編集部


ベルギーは4つの国と隣接しているため、過去に幾度となく戦争の舞台になってきました。領地を奪い、奪われ、様々な民族や文化が入り乱れた歴史の中でベルギーの多様性が育まれ、その一つがベルギービールとして今に残っています。生まれてきた背景を考えるとなんだか壮大ですね!

このビールを飲むなら……

びあマ base


日本最大級のクラフトビール専門店。約30カ国、1200種類以上のビールが並ぶ大型の
冷蔵庫(下記写真)の中を歩くのは宝探しのようでとても楽しいです。2階ではおしゃれなテーブルとソファがあり、購入したビールをその場で飲むこともできます。その際は、1本あたり200円の追加料金が必要。おつまみも販売しています。

 Funmee!!編集部


最寄駅 : 京成線「千住大橋駅」 

住所:東京都足立区千住緑町 1-22-10 

定休日 : なし※臨時休業あり / 営業 : 12:00 - 19:00(18:30LO) 

Tel : 03-3882-7841 

びあマ楽天市場店 : http://www.rakuten.ne.jp/gold/sake-taniguchi/


お燗ビールの甘美な世界【とあのベルギービールな話 第2回】

Funmee!!ライター
とあ

ビアイラストレーター。 熊本県生まれ、茨城県土浦市育ち。 ビールを扱うお店の黒板・ガラスへのペインティングや、酒と食のイラストレーションが専門分野。 ベルギービールを提供するバーでも実務経験あり。ベルギーに実際に行ったことは一度だけ。もっと行きたい。 イラストたっぷりのベルギービール入門本、発売中!→http://beerillustoa.theshop.jp/

ビアイラストレーター。 熊本県生まれ、茨城県土浦市育ち。 ビールを扱うお店の黒板・ガラスへのペインティングや、酒と食のイラストレーションが専門分野。 ベルギービールを提供するバーでも実務経験あり。ベルギーに実際に行ったことは一度だけ。もっと行きたい。 イラストたっぷりのベルギービール入門本、発売中!→http://beerillustoa.theshop.jp/