ロードバイク
特徴を知って、失敗なく手に入れる。
【ロードバイクが気になる!】︎

特徴を知って、失敗なく手に入れる。

目次


まだ乗ったことはないけれど、「ロードバイクがほしい」、「ロードバイクにあこがれる」、そんな人のために、ロードバイクにまつわる知識をまるっとご紹介。


一般的な自転車と何が違う? 種類は? 選び方は? 自転車ライフが豊かになる奥深い趣味の世界をみてみましょう。あなたの「知らなかった」を解決します!



「軽い&サクサク走れる」人力による最速の乗り物

ロードバイクは6kg~10kgと指でも持ち上げられるほどの軽さ!
 出典  Funmee!!編集部
ロードバイクは6kg~10kgと指でも持ち上げられるほどの軽さ!


ロードバイクを語るうえで開口いちばんお伝えしたいことが「軽さ」です。


いま、子育て世代に電動アシスト自転車が人気ですが、重さを比べると、6~10kg以下で片手でヒョイと持ち上げられるロードバイクに対して、電動アシスト車は約24~30kgで、その差は約20kg。電動アシストのないママチャリは18~20kg前後で、ロードバイクとの差は10kgあります。

 

この重さの差こそが「加速がいい!」、「速く走れる!」、「どこまでも走ってイケる!」という、ロードバイクの魅力につながります。




ロードバイクの魅力その1 「加速がいい!」


ロードバイクに初めて乗った初心者の方は、ペダルを軽く踏むだけで自転車がスッと前に進んでいくことに驚きます。これは車体が軽量なことに加えて、各パーツのつくりが精巧で公差も少ないからです。踏力をリアタイヤに無駄なく伝えてくれます。さらに少し脚に力を込めようものならグイッと力強く加速します。

同じ自転車とはいえ、ママチャリに比べてロードバイクの走りは一枚も二枚も上手です。ある意味、違う乗りものといっていいでしょう。



ロードバイクの魅力その2 「速く走れる!」


重いものと軽いもの、ものを動かすには軽いもののほうが力は要りません。そのためロードバイクの最高速度は高くなります。ゆっくり走って時速15km~20km、マラソンのジョギング程度の身体への負荷で、時速20~25km。もうちょいがんばると時速25km~30kmです。瞬間的なスピードなら時速40kmを超すこともできます。もはや原付バイクと同じスピード域です。それを人力(自分の力)で出せるのがロードバイクです。




ロードバイクの魅力その3 「どこまでも走ってイケる!」


軽い力で速度を出せるため1日に走れる航続距離もおのずと伸びてきます。10kmや20kmの距離はラクラクです。初心者でもすぐに50kmぐらい走れるようになります。サイクリングロード(河川敷)などの信号がないところを選べば100kmオーバーのツーリング、いわゆるロングライドも現実的です(実際そういう人がたくさん!)。

ロードバイクの移動距離はだいたい「1時間=20km」(小休憩含む)で換算できますから、8時間で160km。「近郊の観光地はジブンの庭」、そんなウフフな楽しみ方ができます。








ロードバイクを手に入れる前に。仕組みと特徴を知ろう


ロードバイクの構造には、どんな特徴があるでしょう?

 

もともと、ロードバイクは競技用として開発された自転車です。1890年ごろに誕生したといわれ、以来そのスタイリングはほぼ変わっていません。そして、フレームを製造しているメーカーを「自転車メーカー」と呼び、フレームのみを製造するメーカーも少なくありません。ロードバイクの多くは、用途や価格のグレードに合わせてフレームとパーツが組み合わされています。




BRIDGESTONEANCHOR RS9
 提供  ブリヂストンサイクル
BRIDGESTONEANCHOR RS9

フレーム


フレームは人間でいうところの骨格。ロードバイクの乗り味や剛性を決める大切なものです。素材は軽くて強いカーボンが主流です。カーボンは振動吸収性も高いことから多くのロードバイクに採用されています。

進化の順番としては、最初にスチール(鉄)フレームが生まれ、次にアルミフレーム、現在はカーボンフレームという流れ。カーボンの完成車は価格が20万円~と高価ですので、いまもスチール、クロモリ(※)、アルミを使った完成車が用意されています。それぞれの素材特有の乗り味があります。


 ※鉄にクロム、モリブデンなどをわずかに添加した合金鋼、クロムモリブデン鋼を用いたフレームのこと。



性能重視ならカーボンフレームのモデルを。価格はスチールやフレームやアルミフレームより高価になります
 提供  ブリヂストンサイクル
性能重視ならカーボンフレームのモデルを。価格はスチールやフレームやアルミフレームより高価になります


スチール(鉄)


古くから使われてきた素材。強度が高く反発力があり、自転車が伸びるように進みます。細めのパイプを溶接でつなぎ合わせて作るためスタイリングもクラシカルになります。鉄にモリブデン鋼を混ぜたクロモリフレームなどもあります。





アルミ

 

鉄より軽量で錆びにくい。アルミ自体の強度は高くないものの形状(フレームの断面積を広くするなど)の工夫や製造方法の進化によって剛性を高めることができたことから、レース用フレームの主流に。乗り心地は硬くダイレクトです。





カーボン


カーボンとは炭素繊維のこと。それを樹脂で固めて成型したものがカーボンフレームです。軽く剛性が高いだけでなく、衝撃吸収性にも優れていますので疲労軽減の面からも注目されています。2000年ごろから採用するモデルが増えてきました。




ハンドル


ロードバイクにはドロップハンドルと呼ばれる、湾曲した形状のハンドルが付きます。ハンドルを握る場所が3つ(ブラケット、上ハンドル、下ハンドル)あります。

3つある理由は、走るシチュエーションによって握る場所を変えるからです。同じ姿勢を長く続けると疲労が部分的に集中します。握る場所を変えると使う筋肉も変わるので疲労分散につながります。

 

最も握る頻度の高い場所はブラケットです。シフト(変速)レバーとブレーキレバーとの距離が近く自転車の操作がしやすいです。このブラケット握りを基本に、坂道を上るときは上ハンドル(上体の姿勢が起きて呼吸がラクになる)、高いスピードを維持する場合は下ハンドル(前傾姿勢が低くなり風の抵抗が減る)を握ります。




ハンドルの構造

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サドル


ロードバイクのサドルは、座面が薄く硬めのタイプが装着されています。なぜなら、ロードバイクはペダルを素早く回しながら(1分間に80~90回転)走りますので、座面がフワフワだとお尻が沈んだり戻ったりを繰り返して身体が安定しないからです。「お尻が痛い!」という声をよく聞ききますが、これは快適性よりも機能性を優先した結果です。乗り慣れると痛みはほぼ感じませんので、一人前のサイクリストになるための登竜門といえます。



。フワフワのソファは居心地が良くても身体を動かすのがおっくう。逆にクッションが硬めのソファは瞬時に身体を動かしやすい。ロードバイクのサドルは後者です。写真はジャイアント「CONTACT SLR FORWARD SADDLE」
 提供  GIANT
。フワフワのソファは居心地が良くても身体を動かすのがおっくう。逆にクッションが硬めのソファは瞬時に身体を動かしやすい。ロードバイクのサドルは後者です。写真はジャイアント「CONTACT SLR FORWARD SADDLE」

タイヤ


ロードバイクのタイヤは細く幅は23mm~28mm程度しかありません。路面と接地する面積が小さいので、ハンドル操作もがとても軽いのが特徴です。タイヤは幅が狭いぶん、空気圧は6~8気圧と高めに入れます。指で軽く押したぐらいでは凹まず、走り出せばコロコロコロコロ~と軽く転がってくれます。タイヤの装着方法は種類があり、多いのはタイヤの内側にチューブを入れるクリンチャーです。そのほか、チューブ不要で空気を密閉できるチューブレス、ホイールのリムに接着剤やテープでタイヤを固定するチューブラーがあります。ホイールの径は700C(28インチ相当)が大多数を占めています。




歩道の段差を乗りこえるときなどは、斜めに進入するとタイヤが滑ってしまうことがありますので注意が必要です
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歩道の段差を乗りこえるときなどは、斜めに進入するとタイヤが滑ってしまうことがありますので注意が必要です

変速機(ギヤ)


ギヤは16~22段変速です。スピードを出したいときは重いギヤが必要ですし、坂道では軽いギヤが必要なことから、機材の進化によって多段化されてきました。これに加えて、ギヤは1段変えるだけでは、それほど重くなったり軽くなったりしませんが、実のところこれが良いのです。長い時間運動するには、身体にかかる負荷を一定にするというセオリーがあり、多段化されていれば脚応え(踏む力)を一定にしやすくなります。



フロント側に2枚のチェーンリング、リヤ側に9~11枚のスプロケットと呼ばれるギザギザの歯がつきます。2×9~11=18~22段変速です<br />
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 提供 ブリヂストンサイクル
フロント側に2枚のチェーンリング、リヤ側に9~11枚のスプロケットと呼ばれるギザギザの歯がつきます。2×9~11=18~22段変速です


ロードバイクにはたくさんの種類がある

ロードバイクの種類

ロードバイクといえばたいていはロードレーサーのこと。とはいえ、レースを行うバイクのことを総称するときに使うこともあります
 出典  Funmee!!編集部
ロードバイクといえばたいていはロードレーサーのこと。とはいえ、レースを行うバイクのことを総称するときに使うこともあります


一般的にロードバイクとは、ロードレーサーのことを指します。


ロードレーサーは、ロードレース用モデルとロングライド用モデルに分かれます。最近ではグラベルロード用モデルというのも増えてきました。ロードレーサーのなかには坂道が多いヒルクライムレース向けにつくられた軽量モデルや、高いスピードが出やすいコースに向けにつくられた空気抵抗を低減するエアロフレームを採用したエアロロードなど、さまざまなコースに合わせて作られたモデルもあります。

 

さらに、ロードバイクは競技用の自転車を総称した広い意味で使うこともあります。

 

ロードバイクという大きなくくりのなかには、そのほかにTT(タイムトライアル)バイク、トライアスロンバイク、トラックレースバイク、シクロクロスバイクが存在します。


これらを含めると国内で販売されているロードバイクの数は148ブランド1,084台に上ります(『2018ロードバイクオールカタログ』エイ出版社)。自転車店に行くといろんな種類のロードバイクが展示されていますので、覚えておくと混乱しないですみます。




ロードレース用モデル


山や丘、平地といった複合コースのレースを走るためのモデル。速さと軽快性を両立したオールラウンドプレイヤーです。通勤や通学、フィットネス、ロングライドと何でも使えますが、レース用なのでやや乗り味が硬めです。クルマにたとえるならスポーツカーです。ラインナップの充実を図っている自転車メーカーは、ロードレース用モデルをさらに細分化して、重量を軽く仕上げたヒルクライム向きモデルを用意していることもあります。



GIANT TCR ADVANCED SL 1
 提供  GIANT
GIANT TCR ADVANCED SL 1

ジャイアントのTCRシリーズはハイパフォーマンスなレースバイクとして有名。30年を越えるカーボン製造技術のノウハウが詰まっています。TCR アドバンスドSL1は電動コンポーネントを採用



ジャイアント TCRアドバンスド SL1


メーカー希望小売価格:580,000円(税抜)

フレーム:アドバンスドSLグレード コンポジット ISP

フォーク:アドバンスド SLグレード コンポジット

メインコンポーネント:シマノ アルテグラDi2

変速段数:22スピード

ホイール:ジャイアント SLR1カーボン

重量:6.8kg(フレームサイズ740mm)



ロングライド用モデル


ロードレースに使えることを前提にしながらも、ロードレース用モデルの硬めの乗り味を少しマイルドにして快適性を高めたのがロングライド用モデルです。長時間走っても疲れにくく、乗車時の前傾姿勢も少し起き気味になっています。なかには衝撃吸収性の高いパーツやサスペンション機構がついたものもあります。クルマにたとえるならツアラーです。



GIANT DEFY ADVANCED PRO 1
 提供  GIANT
GIANT DEFY ADVANCED PRO 1

「快適で速い」、そんなエンデュランス系の走りが得意なジャイアントのデファイシリーズ。デファイ アドバンスド プロ1は、ロードバイク乗りの間で最近人気が高まっているディスクブレーキを備えています。




ジャイアント ディファイ アドバンスド プロ1


メーカー希望小売価格:390,000円(税抜)

フレーム:アドバンスド グレード コンポジット

フォーク:プロスペック アドバンスド グレード コンポジット

メインコンポーネント: シマノ アルテグラ

変速段数:22スピード

ホイール:ジャイアント SLR1ディスク カーボン

重量:7.9kg(フレームサイズ480mm)


グラベルロード用モデル


グラベルとは未舗装路のこと。ロードレース用モデルを未舗装路でもある程度走れるようにしたのがグラベルロード用モデルです。太めのタイヤを装着しています。「オンロードをメインに使うけど、たまにはオフロードも走りたい」、そんな人に向けた新ジャンルのモデルです。クルマにたとえるならSUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)です。



TREK  Checkpoint SL 5
 提供  TREK
TREK  Checkpoint SL 5

ロードレース用モデルよりフレームの重心位置を下げて操作時の安定感を向上。サドルを支えるシートポスト部がしなるように設計されていて、荒れた路面の振動を吸収してくれます。


トレック チェックポイントSL5


メーカー希望小売価格:297,000円(税抜)

フレーム:500シリーズ OCLV カーボン

フォーク:チェックポイント カーボン ディスク

メインコンポーネント:シマノ 105

変速段数:22スピードリム:ボントレガー チューブレス レディ

重量:9.60 kg(フレームサイズ560mm)


TT(タイムトライアル)バイク


TT(タイムトライアル)は決められた距離をいかに早いタイムで走るかを競う競技。高い平均速度を維持するためTT(タイムトライアル)バイクには空気抵抗を小さくするエアロ形状のフレームが採用されています。乗車する人が受ける走行風も減らすためにハンドルにヒジを置いて前傾姿勢を深くできるDHバーが付いています。



BRIDGESTONE ANCHOR RT9
 提供  ブリヂストンサイクル
BRIDGESTONE ANCHOR RT9

ライダーの大きな踏力を受け止めつつ、ハイスピードで安定して走れるようフレーム各部を高剛性化。フレームはエアロ形状を採用しています。カラーは38色から選べます。



ブリヂストンアンカー  RT9


メーカー希望小売価格:410,000円(フレームセット、税抜)

フレーム:エアロHMカーボン

フォーク:HMカーボン

重量:1,830g(フレームサイズM)※フレームセット重量




トライアスロンバイク


トライアスロンは長いレースだとスイム3.84km、バイク180km、ラン42kmを1日で行います。バイクのフレームはTT用と同じくエアロ形状ですが、スピード一辺倒ではなく快適性も考えられています。レースが約8~12時間と長時間に及ぶので走りながら水分や補給食を摂れるよう収納(ストレージ)がついています。


Cervélo 5X
 提供  株式会社 東商会
Cervélo 5X

P5Xは開発陣が数々のトライアスロン大会に赴き14,500人の選手を参考にした生まれたモデル。フレームにつく黒いボックスが補給食やパンク修理キットなどの収納スペースになっています。


サーヴェロ  P5X


メーカー希望小売価格:2,200,000円(デュラエースDi2 R9180完成車、税抜)

フレーム:ー

フォーク:サーヴェロ オール カーボン P5Xフォーク

メインコンポーネント:シマノ デュラエースDi2

変速段数:22スピード

ホイール:エンヴィ SESディスクENVE SES Disc

重量:― 


シクロクロスバイク


シクロクロスとは未舗装路を走るレースです。ロードレーサーのフレームを改良して、土や芝生の上で取り回しが良いように設計されています。タイヤは泥が詰まりにくいブロックパターンで、レースの速度域がロードレーサーより低いためギヤも低中速域のものが装着されています。



GIANT TCX ADVANCED PRO 1
 提供  GIANT
GIANT TCX ADVANCED PRO 1

過酷なシクロクロス競技で勝つための最先技術を搭載したTCXシリーズのトップモデル。悪路に強い最高レベルの泥はけ性能、ペダリング効率や走行中の安定性を高めるフレーム設計になっています。


ジャイアント TCXアドバンスド プロ1


メーカー希望小売価格:400,000円(税抜)

フレーム:アドバンスド グレード コンポジット

フォーク:プロスペック アドバンスド グレード コンポジット

メインコンポーネント:スラム フォース1

変速段数:11スピード

ホイール: ジャイアント CXR1カーボン

重量:8.0kg(フレームサイズ525mm)



トラックバイク

BRIDGESTONE ANCHOR TR9
 提供  ブリヂストンサイクル
BRIDGESTONE ANCHOR TR9


競技場に設置された楕円型のコースを周回するトラックレース用モデルです。レースのルールによりギヤは1速のみのシングルギヤになっています。ブレーキレバーがないため制動するときはペダルの回転を緩めて減速を行います。街乗り公道走行は禁止されています。



ブリヂストンアンカー TR9


メーカー希望小売価格:370,000円(フレームセット、税抜)

フレーム:3ピース HMカーボン

フォーク:HMカーボン

重量:2,800g(フレームサイズ M)※フレームセット重量




ロードバイクを失敗せずに選ぶ!4つのコツとは?


ロードバイクを手に入れたい人にとって悩みのタネは選び方です。

最初の一台はロードバイク(ロードレーサー)がいいでしょう。将来的にTT(タイムトライアル)やトライアスロン、シクロクロス、トラックレースなどをやるかもしれませんが、それらの競技でもトレーニングにはロードバイク(ロードレーサー)を使います。

では、実際の購入の際に役立つコツを見てみましょう。




ポイント#1 どんな用途で主に使う?

 提供  ブリヂストンサイクル


ロードバイク(ロードレーサー)は、「レース向きのモデルだからといって、ロングライドをしちゃダメ」、「グラベルロード用モデルだからレースしちゃダメ」ということはありません。通勤や通学にもバンバン使ってください。


クルマの世界と同様に、スポーツカーに乗ってゆっくり走ってもいいわけですし、SUVでかっ飛ばしたっていいわけです。楽しみ方は自由です。とはいえ、レースっぽく走って楽しみたいのか、長い距離を走って楽しみたいのか、自分はどういうシチュエーションで使うことが多いのかイメージしておくと良いです。


レース寄りか、ロングライド寄りか、中間かもしれないがややレース寄りなど、そういう決めごとをしてモデル選びを始めるとスムーズです。




ポイント#2 予算はどのぐらい?

峠に挑むヒルクライムはロードバイクの目的のなかでも人気。ロードバイクの価格が高ければスピーディーに登れる、というわけではなく、パフォーマンスこそ大きな要素。
 提供  Cervélo
峠に挑むヒルクライムはロードバイクの目的のなかでも人気。ロードバイクの価格が高ければスピーディーに登れる、というわけではなく、パフォーマンスこそ大きな要素。


ロードバイク(ロードレーサー)の価格は10万円~100万円オーバーとピンキリです。価格が高いと全体的な性能は上がりますが、出せるスピードが大きく変わるかといえば、そうでもありません。自転車のエンジンは人間の人力ですから、自分のパフォーマンス次第です。脚力があればスピードは出ますし、身体の使い方が上手ければコーナーを素早くクリアできるようになります。


初めて買う方の予算の目安は、だいたい10万円~20万円台です。これにプラスしてヘルメットやライト、パンク修理キット、ウエアなどの購入用に3~5万円程度見ておきましょう。




ポイント#3 候補を絞りショップへ!

ジャイアントストア大和(2018年3月オープン)
 提供  GIANT
ジャイアントストア大和(2018年3月オープン)


ロードバイクは星の数ほどあります。お店でもすべてのモデルを取り扱っているわけではありませんので、カタログやネットを見て候補を4~5台に絞り販売店を探しましょう。

 

お店は大きくわけて、大型ショップ、ブランドショップ、個人型ショップがあります。

大型ショップは取り扱いブランドが多く、展示車が多いのが強み。ショッピングモールのような楽しさがあります。

 

ブランドショップは大手メーカー(ジャイアント、トレック、スペシャライズド、キャノンデール、コルナゴ、ルイガノなど)が自社製品を中心に販売するお店です。ルイヴィトンやプラダといったところでしょうか。


個人ショップは経営者の好みによって品ぞろえが変わってきます。規模は小さくとも個性的なこだわりが魅力です。また、ロードバイクは1モデルにつき体型に合わせて3~5サイズあり、カラーも数種類ラインナップしています。それらに関しては在庫していなくてもメーカーから取り寄せてもらえます。




ポイント#4 見た目や直感も重視する

サーヴェロR2。左は2018年モデル、右は生産終了モデル。ロードバイクのモデルは基本的に毎年変わるので、お気に入りを見つけたら逃さずゲット!
 提供  Cervélo
サーヴェロR2。左は2018年モデル、右は生産終了モデル。ロードバイクのモデルは基本的に毎年変わるので、お気に入りを見つけたら逃さずゲット!


「どうしても選べないよー」という方は見た目で勝負です!


これから1年、2年、3年……と長く付き合っていくものですので、気に入っているスタイリング&カラーを選びましょう。所有欲が高いモデルのほうがのちのち後悔しません。もし予算がオーバーしたとしても、飲み会を減らせばいいだけです(笑)。


毎年同じモデルでもカラーリングが変わりますし、モデルチェンジすると見た目が変わることもあります。思い切りは必要です。





国内で取り扱われているロードバイクを網羅した2018年最新のカタログ本。ロードバイクがほしい人にとってのバイブル

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文:田中弾(Dan Tanaka)

タイトル写真提供Cervélo

写真:小澤 義人



ロードバイク
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2018年5月16日
Funmee!!編集部
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