#23日産 プリメーラ(邂逅編)
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【ヘンアイ国産自動車の会】︎

#23日産 プリメーラ(邂逅編)


最近は路上で見かける機会も少なくなった、でも鮮烈に記憶に残る、少し変わった日本発のクルマたち。そんなクルマとの毎日を楽しんでいるオーナーさんに愛車の魅力を語ってもらう「ヘンアイ国産自動車の会」。

 

今回は、自分より年上という日産・プリメーラに乗る川島優さんを紹介します。



日産党が選ぶ隠れた名車、プリメーラ


「免許を取る前からクルマは大好きでした。免許を取って最初に買ったのが、B15サニーで、その次にFFのプリメーラに乗ってました。その時のプリメーラを廃車にしてしまい、どうしてももう一回乗りたくて、今年の4月にこのクルマを再び入手したばかりなんです」

 

現在23歳の川島さんにとって、現在所有している1991年式プリメーラは、自分より4歳も年上となります。つまり彼にとっては自分が生まれる前のクラシックカーです。なぜ25年以上前のクルマに魅力を感じたのでしょうか?



弱冠23歳でプリメーラに惚れ込み、これで2台目という川島さん
 出典  Funmee!!編集部
弱冠23歳でプリメーラに惚れ込み、これで2台目という川島さん


「元々日産好きで、FF横置きエンジンのコンパクトカーが好きなんです。プリメーラは形こそ平凡ですが、運転していて楽しんですよ。今のクルマは安全でエコですが、このクルマのような『運転してる感』を味わうことはできないですね」

 

しかも再び入手したのは、『アテーサ』と呼ばれる四輪駆動システムを搭載したT4と呼ばれるグレードで、T4のみのオプションであるレザーシートを装着した珍しい一台です。



T4はサイドモールに『4×4』の文字が入るのが大きな特徴です
 出典  Funmee!!編集部
T4はサイドモールに『4×4』の文字が入るのが大きな特徴です


プリメーラの良さは見えない部分にも及ぶと、川島さんが見せてくれたのは、トランクのヒンジです。ボディサイズの割に広いスペースを確保したトランクは、トランク側にヒンジのアームが飛び出さないよう、パンタグラフ式を採用し、トランクも90度以上大きく開く構造になっているそう。

 

「こういった細かな部分を見ても、『プリメーラは本当にしっかりと作られてるな』って感じます」




パンタグラフ式トランクヒンジは突起が少なく大きく開くのが特徴です
 出典  Funmee!!編集部
パンタグラフ式トランクヒンジは突起が少なく大きく開くのが特徴です

実は英国ツーリングカー選手権でも活躍


日本では平凡な4ドアのファミリーセダンとして広く認識されているプリメーラですが、欧州では高い運動性能によって、レースでも活躍します。特にイギリスではBTCC(英国ツーリングカー選手権)では好成績を収めます。その後JTCC(全日本ツーリングカー選手権)でもプリメーラは大活躍。こうしたレース活動によってプリメーラのポテンシャルは証明されたのです。



イギリスのBTCCでは当初プライベータートしての参戦でしたが、のちにワークス体制となります
 提供  NISSAN
イギリスのBTCCでは当初プライベータートしての参戦でしたが、のちにワークス体制となります

オリジナルに戻すことが当面の目標


「まだ購入したばかりなので、いろいろとやりたいことはたくさんあります。レザーシートもボロボロなので、現在はレカロですが、いつかは張り替えて元に戻したいですね。それからホイールも純正をようやく入手しました。近いうちにこれももとにに戻したいですね」




ボロボロのレザーシートに変わって、現在はレカロを装着。近い将来張り替えて元に戻したいと川島さん
 出典  Funmee!!編集部
ボロボロのレザーシートに変わって、現在はレカロを装着。近い将来張り替えて元に戻したいと川島さん

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■プロフィール

川島 優(まさる)さん


23歳にしてプリメーラは2台目という筋金入りのプリメーラファン。免許を取得してからこれまで乗り継いできた4台のクルマ全てがマニュアル車という23歳。

 


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文&写真:勝村大輔(Daisuke Katsumura)

 

 

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2018年8月16日
Funmee!!編集部
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