【ヘンアイ国産自動車の会】#03 いすゞ ビークロス(邂逅編)


最近は路上で見かける機会も少なくなった、でも鮮烈に記憶に残る、少し変わった魅力的な日本発のクルマたち。


そんなクルマとの毎日を楽しんでいるオーナーさんに愛車の魅力を語ってもらう「ヘンアイ国産自動車の会」。


今回は「いすゞ ビークロス」について、東京都目黒区在住のMさんに取材してきました。




初めてのクルマとして1975年に初代シビックを選んでから、これまでにたくさんのクルマを乗り継いできたMさん。奥さまもクルマが好きということもあり、近年は複数のクルマを同時に所有し、目的や気分に合わせて使い分けています。「妻もクルマ好きだからなのか、クルマを買ってもそれほど文句は言われなくて」と、なんともうらやましいお話。いまももちろん、複数の愛車が出番を待っています。

 

新車で購入し、気になるクルマが出ると乗り換えることが多いそうですが、初代「トミーカイラZZ」を新車以来ずっと大事に持ち続けていたり、「普段は最終スチールボディ世代のジャガーXJ(X308系)によく乗ってますよ」など、お気に入りであれば新旧は関係ありません。



個性的名デザインが目を惹くビークロス

個性的名デザインが目を惹くビークロス

 出典  Funmee!!編集部


そんなMさん、「少し旧いクルマに乗ってみたいなと思って、いろいろ探してたんです」という候補の中の一台が、超個性的なデザインで目を惹くRVの「ビークロス」でした。




1997年にデビューしたビークロスですが、「発表されたときも興味を覚えて、ディーラーまで見に行きました。デザインはいいなと思ったんですが、2ドアだし、リアシートやカーゴスペースは決して広くないんですよね。そのときのライフスタイルには合わないかなと、なんとなく乗りそびれてしまって」と語ります。



納車時にPIAAのフォグライトを装着した。

納車時にPIAAのフォグライトを装着した。

 出典  Funmee!!編集部


とはいえ、ビークロスは国内では2年間で2,000台未満しか販売されていない希少車。20年が経ったいま、探してまったく見つからないというわけではないものの「2台ほど中古車屋へ見に行きましたが、程度が悪くて……」と、あまりその気になれなかったそう。

 

ステアリングはMOMO製

ステアリングはMOMO製

 出典  Funmee!!編集部


そこで見つけた候補が、いすゞ車に強いショップとして知られるイスズスポーツが在庫していたビークロス。「もともと、いまは乗用車から撤退したいすゞのクルマに乗ってみたい、という気持ちがあり、ベレットや117クーペもいいなと悩んで」と、現車を見に行くことに。


いすゞスポーツの店頭でビークロスと対面したMさんですが、走行距離こそそれなりに重ねているものの、そのことを感じさせない内外装の程度のよさに驚きました。聞くと元のオーナー氏もかなりのクルマ好きで、もともとイスズスポーツで買ったこのビークロスに、ちゃんと整備の手を入れて大事に乗っていたとのこと。



ワインディングではロールが少なく、高速道路では直進安定性が抜群

ワインディングではロールが少なく、高速道路では直進安定性が抜群

 出典  Funmee!!編集部


高速道路での遠出が多かったため距離は伸びていますが、中古車としての素性はよさそうです。「なにより、内装がキレイだったんですね。室内の程度が悪い中古車は、あまり乗る気になれませんから。このクルマは元オーナーさんの委託販売車両で、その前に見に行った程度が悪いビークロスに比べるとちょっと強気の価格設定だったんですが、実車を見るとそれも納得させられるものでした」と、見に行ったその日、その場で購入を決めました。


今では休日の相棒的な存在で、ビークロスといっしょにゴルフに行く日もあるそうです。


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■プロフィール

Mさん

 

1954年(昭和29年)生まれ、東京都目黒区在住

最初の愛車、初代シビック以来、乗り継いだクルマは数え切れず。仕事はもちろん、休日の楽しみであるゴルフやスキーも自らハンドルを握って向かう運転好きの内科医。



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文:大坪知樹(Tomoki Otsubo)

写真:澤田聖司(Seiji Sawada)



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Funmee!!編集部

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