ミニ四駆は大人だからこそ純粋に楽しめる。大人が子どもに戻って、はしゃげる理由


30代や40代の男性ならば、子供の頃にミニ四駆で遊んでいた人も多いですよね。2012年のミニ四駆の大会『ジャパンカップ』から大人も参加できるようになり、ハマる大人が続出中!


今回は、東京・池袋にあるミニ四駆バー『DRIBAR』にて店長の保土田さんに、大人の趣味としてのミニ四駆を教えてもらいました。



ミニ四駆は大人の部活動。仲間もできるし、遠征だってしちゃう!

 出典  Funmee!!編集部


—— 都内にミニ四駆バーが増えてきましたが、『DRIBAR』ではどんなお客さんが多いのでしょうか?


このお店は“部室みたいな場所”で、仕事終わりに「あそこに行けば誰かいるだろう」というノリで来てもらう感じですね。レース目的の人もいれば、手ぶらで来てお酒飲みながら仲間たちのレースを見てゲラゲラ笑って帰るような人たちもいます。仲間が新しいマシンを作ったら、それをみんなで見て楽しむこともあって、まさに子どもがそのまま大人になっちゃった感じです

     

             

—— 昔やっていた人だけでなくて、初めてミニ四駆を触る人もいますか?


初めてミニ四駆を触る人もいますね。昔やっていた人たちからは「何十年ぶり」「子供のときは買えなかったけど今なら買える」なんてフレーズもよく聞く。僕、大人になってからミニ四駆をやる人ってピュアだと思いますよ。



 出典  Funmee!!編集部


—— ピュア?


子供のころは、「友達がやっているから」「漫画が流行っているから」とかでミニ四駆をやりますよね。でも、大人になってミニ四駆をやる人は、“あえて”ミニ四駆を選んでいるんです。



—— そっか。本当にミニ四駆が好きな人しかやらないんですね。


ミニ四駆は“モテる趣味”でもないですし(笑)純粋にミニ四駆が楽しいから続けている人たちなので、みんな目がイキイキしていますよ。



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—— 大人が目をキラキラさせているのはいいですね!


キラキラなのかギラギラなのかは、わからないけど(笑)うちのお客さんたちも、うちのコースを走るのだけが目標ではないんですよ。ここで出会った仲間と一緒に、他のお店に行くとか、地方の大会にみんなで参加するとかしていて。



—— 本当に部活みたいです!


大会って全国であるので、「みんなで北海道大会行こう!」って盛り上がったりしてね。もう遠征とかは『大人の遠足』ですよね。大会もすごく盛り上がるし熱いんですよ! みんなの想像を超えるくらい本気でみんな戦っているので、ぜひ一度見てほしいですね



ミニ四駆は“強気なのに腰が低い人”が上達する

 出典  Funmee!!編集部


—— ズバリ、ミニ四駆の魅力は?


勝敗の結果に体力が関係してこないことですね。経験をどんどん積んで、それを形にしていくことで成長できて勝てるようになるので、男だから女だからというのが関係ないんです。



—— 経験を積むというのはコースを走った回数ですか?


それもありますし、他人のマシンを観察するとか、コースアウトすることに対して仮説を考えてマシンを改良できることとか。ミニ四駆って『強気で腰が低い人』がうまくなるんですよ(笑)



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—— 強気なのに腰が低い?!


ジャイアンみたいなタイプなんだけど、のび太の話もちゃんと聞くみたいな。ミニ四駆って情報収集も大事な要素なので、いろんな人のアドバイスを聞いて、自分が間違っていると思ったら方向転換できる人が強くなりますね。



コンマ何秒の世界で戦う楽しさ


この日たまたまお店に来ていた、shigeさんにもちょっとだけお話をお伺いしました! shigeさんは大人になってから初めてミニ四駆に触ったそうですが……



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—— 1番おもしろいのは走らせているときなんですか?


shigeさん:全部ですね。つながっていますから。「こうやれば速くなるだろう」と想像しながらコースに合わせて調整してみて、いざレースなると「あれ?」ってなったり「やっぱり」ってなったり。コースが変われば状況も変わるし、細かいことをいうと電池の充電の仕方だけで速度が変わるんです。



—— そんなに繊細なんですね!驚きます。


shigeさん:数字でいったらコンマ何秒の世界だけど、それを見定めながらやるんです。もう子供の遊びではないですよね。それにやっぱり勝敗がつくのはおもしろい。



仲間をいい意味で裏切っていく楽しさ

 出典  Funmee!!編集部


—— マシンを改良したり、調整したりする時間も楽しそうですよね。


改良すること自体もそうだし、「みんなを出し抜いてやろう」「あっと言わせてやろう」という気持ちは、普段の生活では得られない感覚ですよね。


マシンを改良したり調整している時間って孤独なんですけど、1人の時間のために仲間の時間があるし、仲間の時間のために1人の時間があるんですよね。「あいつらビックリするぞ」ってニヤニヤしながら作って、そういう仲間で集まって「これは考えつかなかったよ」とか、お互いを褒めあいながら酒を飲むわけです。



—— 楽しそう!


純粋にミニ四駆が好きな人たちですからね。ミニ四駆のおかげで新しい出逢いもありますし、やっぱりみんなピュアですからね。




■プロフィール

保土田 直人さん

ミニ四駆アドバイザー。池袋のミニ四駆バー『DRIBAR』の店長。ニックネームは「アスト」。『DRIBAR』ではコースがあるだけでなく、パーツやマシンの販売もしており、手ぶらで行ってミニ四駆を楽しむこともできる。


DRIBAR

東京都豊島区南池袋3-13-17 MASHITA5ビル6階



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文:荒木翔子(Shoko Araki)

写真:小高雅也(Masaya Odaka)



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Funmee!!編集部

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