コーヒーミルで、自宅コーヒーが100倍美味くなる!
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コーヒーミルで、自宅コーヒーが100倍美味くなる!


コーヒー豆を購入するのはマニアの楽しみというのは、もはや昔話。


コーヒー豆専門店のみならず、その場で焙煎し販売する”ロースタリー&カフェ”が増えたり、常時数10種類以上の豆を揃える食材店が駅ナカのような場所に登場したり、いい豆を購入する機会も圧倒的に増えました。


豆を販売する店の多くでは、自宅ですぐに淹れられるように挽いて挽いて粉にしてもくれますが、折角こだわって手にした豆を美味しく飲むならば、やはり自宅で挽いて、”挽き立て”を味わいたいものです。


ならば手にすべきはコーヒーミルです。


コーヒーミルは美味しいコーヒーの必需品


「コーヒー豆本来の味を引き出すための大原則は、必要な分量の豆を飲む直前にコーヒーミルで挽いて淹れることです」。こう語るのはコーヒーメーカー選び(「いま、買うべきコーヒーメーカーはこの3台だった!」)でガイドをいただいた二子玉川 蔦屋家電コンシェルジュ・磯野泰功さん。


家電全般に精通する磯野さん。元デザイナーということもあり、家電のデザイン性にも一家言を持っています
 出典  Funmee!!編集部
家電全般に精通する磯野さん。元デザイナーということもあり、家電のデザイン性にも一家言を持っています


「コーヒーミルは豆を粉状にするギアです。大きくは手動と電動に分けることができ、それぞれに臼(うす)式とカッター式が存在します。どれが良いかという質問には簡単に答えることができないのは、それぞれにメリットとデメリットがあるからなんです。コーヒーミルに関しては、使用頻度やご自身の嗜好を鑑みて、最適な製品を手にしていただきたいですね。では、早速おすすめのモデルを見ていきましょう」(磯野さん)


【手動/臼式】カリタ(Kalita)「コーヒーミル KH-9B」

 出典  Funmee!!編集部


「豆を挽く音、そしてハンドルから伝わる心地良い振動。これぞミルの原点とも言えるべき存在がこの手動の臼式ミルでしょう。ハンドミルのなかには、蓋がついていないタイプのものもありますが、やはり蓋がないと粉が飛び散ってしまいます。見過ごしがちな点ですが、都度都度掃除することはストレスとなりますので、蓋付きのタイプがお勧めですね」(磯野さん)


スライド式の蓋を開けると臼式の刃が確認できます
 出典  Funmee!!編集部
スライド式の蓋を開けると臼式の刃が確認できます
挽いた粉は本体下部の容器に溜まるシンプルな構造
 出典  Funmee!!編集部
挽いた粉は本体下部の容器に溜まるシンプルな構造


「挽くために時間と労力が掛かるのは手動の性です。ゆっくりとしたコーヒータイムを挽くところから楽しむのであれば適していますが、忙しい朝に手動で挽くことを続けられる人は少ないかもしれませんね。コーヒーを飲むシチュエーションを踏まえて検討されることをおすすめします」(磯野さん)



カリタ「コーヒーミル KH-9」 価格:4,860円


【電動/臼式】カリタ(Kalita)「Kalita Black 復刻版ナイスカットG」

 出典  Funmee!!編集部


「同じくカリタのコーヒーミルです。この電動モデルは、多くのバリスタに支持される傑作と名高い逸品です。理由はやはり、”挽き目”の安定性にあります。挽き目とは粉の細かさ、粗さのことを指すのですが、安定性があるということは、つまり粉の粒揃いが良いのです。これはコーヒーを美味しく淹れるために重要なことで、粉のサイズが安定せず、微粉と呼ばれる意図しないカスが出るとコーヒーに雑味が出てしまいます。挽き目が安定しているということは、すなわち美味しいコーヒー粉が挽けているということなのです」(磯野さん)


ダイヤル部を外すと臼式の細かな刃が見てとれます
 出典  Funmee!!編集部
ダイヤル部を外すと臼式の細かな刃が見てとれます


「このカリタの電動コーヒーミルは、特殊なモーターと歯車の構造で、摩擦による熱の発生を最低限に抑えています。挽く段階で豆に熱が加わることは、風味の劣化に直結するため、熱を抑えた構造はプロに高く評価されています。欠点をあげるとすれば、刃の部分が精巧に作られているため、掃除がしづらいことでしょうか。ハケやクロスを使っても完全に粉を取り除くことができないことは理解したうえで検討してみてください。とはいえ、粉が残っていても使用上は問題ありません」(磯野さん)



カリタ(Kalita)「Kalita Black 復刻版ナイスカットG」 価格:3万4020円

※オールブラック仕様は二子玉川 蔦屋家電オリジナルモデル


【電動/臼式】オクソ(OXO)「バリスタブレイン スケール付グラインダー 」

 出典  Funmee!!編集部


「至れり尽くせりのコーヒーミルをお探しならば、このモデルをおすすめします。なにしろハイテクなんです。このモデルは軽量した豆を挽くのではなく、挽いた粉の量を受け皿で計量します。そう、”出来上がりの量”を正確測量して挽くことができるのです。そして、量はプッシュ式のダイヤルで設定するだけ。デフォルトで1杯8gと設定されているのでダイヤルで杯数を選択することもできますし、ダイヤルを押し続けることで好みの量に達するまで挽くことも可能です」(磯野さん)


ブラックボディにブルーのサインが映えます
 出典  Funmee!!編集部
ブラックボディにブルーのサインが映えます
挽き目設定のダイヤルにはわかりやすいイラストアイコンが添えられています
 出典  Funmee!!編集部
挽き目設定のダイヤルにはわかりやすいイラストアイコンが添えられています


「そして、挽き目設定の段階の多さも特筆ものです。記されている数値の半段ずつ設定できますので、トータル38段階の挽き目設定が可能ということです。極細な粉が求められるエスプレッソから、粗めのフレンチプレスまで、この1台でまかなうことができるのです」(磯野さん)


「バリスタブレイン」での挽き目の比較。左)エスプレッソ向けの極細、中央)ペーパードリップ用、右)フレンチプレス用の粗挽き
 出典  Funmee!!編集部
「バリスタブレイン」での挽き目の比較。左)エスプレッソ向けの極細、中央)ペーパードリップ用、右)フレンチプレス用の粗挽き


オクソ(OXO)「バリスタブレイン スケール付グラインダー 」 価格:3万2400円


【電動/カッター式】ラッセルホブス(Russell Hobbs)「コーヒーグラインダー」

 出典  Funmee!!編集部


「手軽で、比較的安価なコーヒーミルをお探しの方にはこちらをおすすめします。このモデルは、正面の黒いバーの上にあるボタンを押すことで、カッターが回転し、豆を挽きます。挽き目を整えるためには2、3秒挽いたら、本体を傾けるように振る必要があります。少々手間ですが、挽くための時間は臼式よりやや早いことが体感できるはずです」(磯野さん)


臼式と異なり、ホルダー内部でカッターが豆を粉状にします
 出典  Funmee!!編集部
臼式と異なり、ホルダー内部でカッターが豆を粉状にします


「カッター式の最たるメリットは、掃除のしやすさでしょう。このモデルのようにステンレスであればなおさらですが、乾拭きだけで十分にきれいになります。さらにハケなどを使えば、粉をほとんど除去することが可能です。頻繁に粉を変えてコーヒーを楽しむ人、少しでも粉が混じることを避けたい方はカッター式を検討されると良いでしょう」(磯野さん)



ラッセルホブス(Russell Hobbs)「コーヒーグラインダー」 価格;5,400円


エスプレッソからフレンチプレスまで、お好みの抽出方法にあわせて38段階から粗さを選べ、内蔵スケールで毎回正確な量のコーヒー粉を挽くことができます。

 提供  二子玉川 蔦屋家電


■撮影協力

二子玉川 蔦屋家電

東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

TEL:03-5491-8550

営業:家電9:30〜21:00(音楽、文具は9:30〜22:30)、BOOK9:30〜22:30

休み:元日

https://store.tsite.jp/futakotamagawa/


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文&写真:諸橋 宏(Hiroshi Morohashi)

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2018年8月10日
Funmee!!ライター
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