いつまでも”少年の好奇心”を忘れないために。オトナの天体「観察」のススメ

こんにちは。


アウトドアライターで星のソムリエ® のSAMです。


今回は日々忙しいオトナたちへ向けて、ユニークなソトアソビをおすすめしたいと思います!



私たちは知らない間に「オトナ」になってしまいました。オトナの社会、オトナの礼儀、オトナの事情……。

オトナになって得たものはたくさんあるかもしれませんが、同時にいつしか失われていったものもたくさんあります。しかしそれは失ったのではなく、ただ⼼の⽚隅にしまわれてしまっているだけなのかもしれません。

その最たるものが「好奇⼼」なのではないでしょうか。

少年時代、毎⽇⾒るものが新鮮で、毎⽇が不思議の連続で、それがみなワクワクするものばかりでした。答えなんてよくわからないけど、ただただ「ワクワク」していましたよね。

引き出しの奥にしまった好奇心を、オトナの天体「観察」で取り戻してみませんか?


天体観測ではなく、天体「観察」のススメ

 出典  Funmee!!編集部

「鑑賞」「観測」「観察」みな意味が違います。私はこの中からあえて「観察」をオススメします。鑑賞はサラッと⾒て楽しむとき。これも悪くはない。観測は⻑期にわたって観察を繰り返すので、これはちょっと難しい。「観察」は⽬にとまったものをじっくり⾒ること。


世の中スピードの時代。サラッと次、サラッと次、この繰り返しの毎⽇。好奇⼼が沸いてこないのはこのスピード感に阻害されているからかもしれません。


落ち着いてゆっくり⾒る。じっと⾒る。そして答えを求めない。好奇⼼の満⾜だけでいい。むしろオトナとして覚えた分別で、慌てずにじっくり構え、⽇々の追われる忙しさを⼀時的でもいいから忘却してください。


オトナの好奇心をくすぐる、天体「観察」のためのアイテムたち


⾃分だけに届く宇宙のメッセージ。それを天体望遠鏡で受け取ってみませんか。他⼈と答え合わせをする必要なんてありません。

私は年間数千⼈以上の⼈に天体望遠鏡で星を⾒てもらっているのですが、その時のリアクションはオトナも⼦供も全く⼀緒の「ウワッ!」とか「エー!」ばかりです。

それが「答え」です。誰に告げることも必要ない「⾃分の答え」を得た瞬間、好奇⼼がくすぐられた瞬間です。

そんな瞬間を与えてくれるアイテムをご紹介しますね。

星を独り占めできる天体望遠鏡

左:写真撮影用の「ポータブル赤道儀」星空雲台ポラリエ(WT)184三脚セット、中央:AP-A62SM、右:ポルタⅡ A80Mf。

 出典  Funmee!!編集部


天体望遠鏡には「経緯台」「赤道儀」という二つの架台があり、そこに「鏡筒」という望遠鏡部分が載ります。支える「三脚」「架台」「鏡筒」この三つで天体望遠鏡が完成です。


もしこれからやってみようとするならこれが一つのセットになっているものがありますので、スタートはそれがいいでしょう。ただしあまり安すぎないように。見た目もしっかりしたものを選べば、所有の満足感も手伝って結局は付き合いが長くなります。


天体望遠鏡は基本⼀⼈でしか覗けない仕組みになっています。翻ってみると星と一対一。つまり完全に独り占めできます。


「共有」、「シェア」、「ソーシャル」などいつのまにやら「独り」が置き去りになってしまいました。たまには誰にも邪魔されない「独り占めの優越感」を味わうのもいいですよ。



星空をじっくりながめるための双眼鏡

左:アルテスJ HR8×42WP 右:星座観察用双眼鏡 SG 2.1×42

 出典  Funmee!!編集部


天体観察に忘れてはならないのが「双眼鏡」。実は天体観察の切り札です。


一点をじっくり観察するのは天体望遠鏡、星をたくさん観るには双眼鏡、それぞれ魅⼒が異なります。双眼鏡はいわば両⽬で⾒る天体望遠鏡。そして倍率が⾼すぎないので広⾓で星空を観察することができます。持ち運びも便利。肉眼では見にくい星々もはっきり見られますよ。


たくさんの星をしっかりと、くっきりと⾒るためには、多少値が張っても⼝径の⼤きなタイプがオススメです。



 出典  Funmee!!編集部


チェアにゆったりと座って双眼鏡で星空を眺めてみる。それはまるで宇宙空間の⼩旅⾏。好奇⼼の塊をもって、宇宙へ⾶び出してみましょう。



オトナなら、エネルギーの無駄遣いをしない。「世界一暗い」ライト

天体観測用ライト SG-L01

 出典  Funmee!!編集部


天体観察には暗さも必要。周りも⼿元も灯りを排除したほうがじっくり⾒ることができます。とはいえ、あまりに真っ暗では操作もできません。


そんな時に、天体観察用の「世界⼀暗い」ライトはいかがですか? 普通アウトドアのヘッドライトなどはとても明るいですよね。でも、これはまるでその逆。最⼩の光からスタートします。


なんと 0.4ルーメン!


⽬の幻惑をしにくい⾚⾊なので、星も見やすいです。


慣れてみると、もしかしたらアウトドアではこのくらいの「暗さ」でいいのかもしれません。無駄に明るさ求めるのは、⽇常の⽣活から抜け出ない証拠。オトナならエネルギーを無駄遣いしない思慮も必要かもしれません。



まとめ


オトナの毎⽇には「答え」が求められます。その積み重ねが仕事であり、成果というものなのでしょう。しかし正直疲れます。答えを要求されるプレッシャー、答えを追い求めるあのしんどさ。


だからこそ天体望遠鏡で星をじっくり⾒てほしいのです。なぜかって? 星は決まった答えを持っていないからです。答えはないけど、あなたの好奇心に必ず「応えて」くれます。


好奇⼼は冒険⼼といつも隣り合わせ。まずソトに出てみましょう。そしてソラを⾒上げましょう。


今年は「星を⾒る少年」に戻ってみませんか。



撮影協力:Vixen THE FARM


ライター:SAM

撮影:澤田聖司

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Funmee!!編集部

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