長野は山遊びの宝庫だった!!
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【アウトドアを遊びつくせ!】︎

長野は山遊びの宝庫だった!!


長野県は日本の百名山のうち29座があり、周辺を含め約50座にアクセスしやすいという、まさに“プレミアム”な山岳フィールド。


そこで長野のアウトドアの魅力を発信すべく、アウトドアレジャーのポータルサイト「Goat」を運営するチャレンジ君こと山岸 惇さんに長野の山での遊び方を伺ってきました。



山のアクティビティ最大の楽しみこそ、登山!

圧倒的な大自然を写真に収める山岸さん
 提供  山岸 惇さん
圧倒的な大自然を写真に収める山岸さん


―― 山のアクティビティといっても様々あると思うのですが、山岸さんオススメを教えていただけますか?


やはりまずは登山じゃないですかね。長野県はどこに行こうか迷うくらい多くの山があるので。


僕はそこにカメラを持っていくことをオススメします。なぜなら登頂したときに見れる景色は苦労すればする分、感動が大きくなりただでさえ美しい山々がさらに美しく見えるからです。それをぜひ思い出に持ち帰っていただきたい。


「登山ってただ疲れて大変な思いをするだけでしょ……」と思われる方もいるかもしれませんが、その景色を写真に収めることでかけがえのないおみやげやご褒美をもらった感覚になりますし、普段の生活ではなかなか感じることができない大きな達成感に包まれると思いますよ。


自分はそういった山の素晴らしさを伝えたくてカメラを始めました。生涯行ける限り山に登り、美しい情景を撮りたいです。



登山をさらに充実させる写真撮影

志賀高原から見た北アルプスを背景にした雲海の夕焼け
 提供  山岸 惇さん
志賀高原から見た北アルプスを背景にした雲海の夕焼け


―― では実際に山岸さんが撮影された写真を見せていただけますか?


もちろんです。まず1枚目なんですが、これは-15℃くらいの志賀高原で撮影したものなのですが、志賀高原側から撮影すると北アルプスは近くから撮るよりも夕陽が粘ってくれるのでとても美しいんです。そこに雲海が現れるタイミングを狙って写真に収めました。



御嶽山の中腹から中央アルプス方面を見た一枚
 提供  山岸 惇さん
御嶽山の中腹から中央アルプス方面を見た一枚


次の黄色に染まった写真ですが、これは朝日が雲の隙間からこぼれて光の筋が広がり、それが空気中の水蒸気にあたって乱反射が起きてきれいにオレンジに染まった現象ですね。とても幻想的な一枚になりました。


最後は朝日の出る前に山が美しく赤く染まるモルゲンロートを切りとった一枚です。晴れた日に太陽が顔を出す直前にピークが5分くらいだけすごく赤く染まるんですが、そのピーク時を収めることができました。



白馬三山が赤く染まるモルゲンロート
 提供  山岸 惇さん
白馬三山が赤く染まるモルゲンロート

山遊びの代名詞・マウンテンバイク

山岸さんは仲間とマウンテンバイクを担いで山に登る挑戦も何度か経験。冒険を楽しむ
 提供  山岸 惇さん
山岸さんは仲間とマウンテンバイクを担いで山に登る挑戦も何度か経験。冒険を楽しむ


―― では他にどんなアクティビティがありますか?


マウンテンバイクは誰でも気軽に始められるし、山の移動手段としても素晴らしく、乗ること自体が面白いのでオススメです。


いま各地のスキー場が、夏の間にマウンテンバイク専用コースとして走れるようになっていて、リフトで登り、ダウンヒルを楽しめるようになってきています。



マウンテンバイクで仲間と山を駆け抜ける。ブレーキングではなく体重移動で加速や減速するのがポイントなのだとか
 提供  山岸 惇さん
マウンテンバイクで仲間と山を駆け抜ける。ブレーキングではなく体重移動で加速や減速するのがポイントなのだとか


さらに最近は「フロートレイル」と呼ばれる急な斜面をジグザグに蛇行しながら降りて行くコースも作られています。つづら折りのコース内には縦方向のうねりもあって、縦方向、横方向それぞれの加重やふわりとした感覚を楽しめます。


フロートレイルは初めてMTBに触れる人でもチャレンジしやすいことが特徴ですが、上級者でも十分楽しめます。



MTBを担いで山を登る山岸さん
 提供  山岸 惇さん
MTBを担いで山を登る山岸さん


「山を旅する」という視点でマウンテンバイクを走らせるのもオススメのひとつ。マウンテンバイクが一台あれば、キャンプしながらサイクリングコースを走ったり、スキー場のダウンヒルやフロートレイルから、山を登って標高の高いエリアを走らせることまで幅広く旅できるんです。


長野にはマウンテンバイクで気持ちよく走れるルートや山岳景観の素晴らしい場所がたくさんあります。走り抜けるおもしろさは代えがたい体験になりますよ。



 提供  山岸 惇さん
山岸さんが行った雪山のMTBの大冒険。チャレンジ君というあだ名も納得の壮大さ

登る技術が試されるクライミング

スキルによって様々な楽しみ方があるクライミング
 提供  山岸 惇さん
スキルによって様々な楽しみ方があるクライミング


―― では最後にもうひとつだけ山で楽しめるアクティビティを紹介していただけますか?


クライミングですかね。これは初心者の方にとってはすごく大変なイメージがあって、「アクティビティとして成り立つんだろうか」と思っている人もいるかもしれませんが、実は初心者には初心者の、上級者には上級者の楽しみ方があるんです。


最近は都心でなくてもボルダリングジムが増えてきていると思います。そのジムには、それぞれ難易度に応じた課題(ルート)があり、それを一つひとつクリアして日々のライフワークとして楽しむ方もいますが、やはり外の岩を登ることも目標にスキルアップしている方が多いです。それがクライミングのロマンなのかもしれません。



細かにコース分けされているクライミングコース
 提供  山岸 惇さん
細かにコース分けされているクライミングコース


この写真で登っている岩も35ルートくらいルートの設定があるクライマーの遊び場。確かにジムに比べたらリスクは高いですが、見える景色、達成感はまた素晴らしいですよ。まずはボルダリングや難易度が低いルートから始め、ゆくゆくは自然の岩のクライミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?



 提供  山岸 惇さん


これらすべての山のアクティビティに共通していることは、スキルが上がれば上がるほど、すごい景色が見れて、楽しみ方の幅が広がることですね。


これこそアウトドアアクティビティの一番の魅力といえます。だから僕自身もずっと探求してしまいます。人工のトラックを走るのではなく、大自然のなかの、ボーダーラインのないスケールの大きな遊びです。ぜひ体感してみてください。



北アルプスの山々を登るのがもっと楽しくなる! 登山者の誰もが憧れる北アルプスエリアの登山ルートガイドです。写真とルート解説で登山コースのイメージを描けるだけでなく、見頃の花や紅葉時期などもわかります。


■山岸さんおすすめの体感スポット/スクール


白馬岩岳MTB PARK

長野県北安曇郡白馬村北城12056




■プロフィール

山岸 惇さん


長野のアウトドアの魅力を発信するアウトドアレジャーポータルサイトGoat」のプロデューサー兼カメラマン。チャレンジ君というあだ名が示すように、どんな環境にも自らが必ず現場に行き体感する姿勢で、日々美しい自然やアクティビティを写真や映像に収めています。



■注記

国立公園など貴重な自然が残っているエリアでは、植生や登山道など設備に影響を及ぼす行為は避け、他の登山者などへの安全に配慮しながら楽しみましょう。



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企画・編集協力:枻(エイ)出版社

文:吉田佳央(Yoshio Yoshida)

トップ写真提供:山岸 惇(Jun Yamagishi)



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2018年8月14日
Funmee!!編集部
Funmee!!編集部

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