April 1, 2024

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人生の夢だったワーゲンバスを買ったら自分のアイデンティティを超えて「人生そのもの」になっちゃった!

はじめまして。

Funmee!!を運営しているトライバルメディアハウスという会社の代表を務める「のん太」です。

サーフィンとワーゲンバスとキャンプが大好き!

これからDIYと登山と釣りとカレーにドハマリしたい43歳です。

これから、「趣味がある生活って最高!好きがもっと好きになるって最高!!」という暑苦しい記事をたくさん書いていきたいと思っています。

今回はその第一弾。

僕の人生の夢だったワーゲンバス(正式名称:VOLKSWAGEN Type2)を購入したら、アイデンティティを超えて「人生そのもの」になっちゃった! というお話です。

夢だったワーゲンバスを購入するキッカケは、夢だったサーフィンを始めたことだった

「いつかやってみたい」って思ったまま、何年も経っちゃってた――! なんてこと、よくありますよね。ご多分にもれず、僕もそうでした。サーフィンも20代の頃からずーっと「やりたいなー。始めたいなー」と思い続けて、気付いたら40代も半ばになっていました。「このままだと、いつかいつかって言ったまま死んでしまう!」と奮い立ち、会社の仲間に連れて行ってもらったのがきっかけです。

波に押される感覚がたまらなく幸せで、できなかったことができるようになっていくことが快感で、波待ちしているときに水平線を眺めながら自然と一体になっているような気分にひたれるサーフィンに、一気に心が奪われました。

それからは毎週のように東京の自宅から千葉北へ通う日々。サーフィンにハマるうちにボードが車内に積める海用の車が欲しくなってきて、そのときに思い出したのが、ワーゲンバスです! ドイツ車にしてアメリカ西海岸カルチャーの象徴です。

夢だったワーゲンバスに一目惚れ。内金5,000円を払って即買いしちゃった!

最初は正式名称も知りませんでした。しかもいま所有しているアーリーバス(前期型)とレイトバス(後期型)の違いもよくわかっていませんでした。

ワーゲンバスを中古検索サイトで調べてみたら、欲しいと思っていたエメラルドグリーンと白のツートンの出物が! お店を見ると、埼玉の吉川。Google Mapで調べると東京の自宅から車で40分。

実物を見てみたい! 見るだけ! なんてったって人生の夢だから。文字通り、現実離れしすぎの夢。50年以上も前の旧車で、よく故障しそうだし、メインテナンスに手間がかかるだろうし、修理にお金かかりそうだし、燃費悪そうだし、扱いづらそうだし……と言い訳ばかり考えていました。

いつか叶えたいと思っていた夢だけど、心のどこかで「ああ、自分にとってのワーゲンバスは、憧れとしての夢であって、いつか買おうと思っている目標ではないんだな」と思っていた気がします。

ネットで検索した翌日。ちょうど週末だったので、埼玉・吉川にある空冷ワーゲン専門店『サンウィンイースト』を訪れました。そして、写真のバスに出会った瞬間、ビビビッ! 一目惚れでした。

店長さんに「これ、めちゃくちゃかわいいですね。前向きに買う方向で考えさせてください!」と伝えたら、「うん、いいよ。でも程度の良いバスはすぐ売れちゃうから、売れちゃったらごめんね」と。

「それは困る……一週間くらい考えたい……。でもこいつ、なんか俺の人生のパートナーになる予感がする!」というわけのわからない直感により店長にお願い。「いまお財布の中に5,000円しかないんですけど…」。「ぜんぜんいいよ、5,000円で」。「!!!」

ということで、人生の夢だったワーゲンバスを即断即決してしまったのでした。

それから納車までの一ヶ月はもうワクワクドキドキの毎日。

そして納車の瞬間。2014年10月。ついにこいつが我が家にやってきたのです!

ワーゲンバスがキャンプにハマるキッカケをつくってくれた!

ワーゲンバスを購入したサンウィンイーストの店長が、「のんちゃんはキャンプしないの?今度店の仲間とキャンプ行くから一緒に行こうよ」と言ってくれたのがきっかけで、キャンプも始めました。

納車の瞬間から今度はGoogleで「おしゃれキャンプ」の画像検索をしまくる毎日が始まりました。

そのとき、出会ったのがワーゲンバスの世界でも有名なおしゃれキャンパー・牧 幸男さんの写真で、彼のキャンプサイトを真似したいと思いました。ワーゲン乗りはキャンパーが多いんですね。

ということで、Googleを100万回検索して一気にキャンプギアを買い揃え、納車から三週間後にキャンプデビューを果たします。

ハマりやすいのか、初回のキャンプですっかりオートキャンプの素晴らしさに心を奪われてしまった僕。

それ以来、キャンプにドハマりし、今ではテントも増えました。静岡にあるキャンプ場「ふもとっぱら」へは何度も通いました。

最近は、ヴィンテージ系のキャンプスタイルにハマり始め、今年の秋、ついにラクレのチボリを購入。ついにコットンのロッジテントの世界に足を踏み入れてしまいました……(コットンテントは雨にめっぽう弱いので、万が一雨が振り始めたら「過保護テント」という名のタープをテントの上に張るという面倒なことになります)

まだまだ僕のキャンプライフは続きそうです。これについてはまた追って書きますね。

ワーゲンバスの購入をキッカケに、いままでは足を踏み入れなかったイベントや仲間たちと出会うことができました。40歳を過ぎると、仕事以外の知り合いや友人ができる機会が減りますよね。ワーゲンは、利害関係のない、愉快な仲間たちを連れてきてくれました。

ワーゲンバスの周りには人と笑顔が集まる!

スピードは出ない。出しすぎるとオーバーヒートで止まる。故障も少なくない。サスペンションが固くてカーブは曲がりにくい。重ステ。マニュアル。ハザード無し。冷暖房なしで夏は暑くて冬は寒い。

でも、それらを差っ引いてもびっくりするくらいお釣りがくる走る幸せマシンがワーゲンバスです。

街ですれ違う小さな子どもから(たぶんトトロの猫バスと間違えて)指をさされる。洗車をしているとお年寄りの外国人から「クールだね!何年式?」と声をかけられる。道ですれ違うワーゲンバスから全力で手を振られる(後ろにいるときはクラクションを鳴らされ、全力で追い抜かれ、前から手を振られる)。こんな風に、ワーゲンバスにはとにかく人が集まり、笑顔が集まります。そして、そんな毎日に、心が癒やされていきます。

「いつかワーゲンバスが欲しい」と思っている人に伝えたい。

諦めず、ぜひその夢を叶えて欲しい。

ワーゲンバスは、きっと、あなたの人生を豊かで味わい深いものにしてくれます。

フォルクスワーゲン・ライフスタイル・ブック Vol.2

ワーゲンのライフスタイルにもっと触れたい方はこちらもどうぞ

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